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笹夜「ちょっ兄さん！なんか付けてきてる！」
笹陽「え！？」
笹夜「……ん？ま、まさか。光達じゃ…」
笹陽「は！？」
笹夜「ちょっ行こ！？」
笹陽「う、うん。」

バッタリ出会って。
笹夜「あ」
笹陽「うーん……ー

>>160
「この距離なら私の探知にも十分入る。私からみても二人っぽいし、そっちに向かおう」
花恋に続けて光もそう言う。
「そうだな、じゃ・・・えっと、あっちか？」
魔力感知で何と無くあたりをつけてオレたちが歩き出すと、なんだか向こうからの足音が聞こえてくる。
曲がり角をオレたちが曲がった時、
「あ」
「うーん……」
「のわっ」
まさかのドンピシャで二人とぶつかりそうになった。
「何してるんだ？探したぞ！花恋のおかげちょっとらくできたようなものの・・・」