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笹陽「まっま。僕、司祭だから。回復魔法は任せてね。って君も回復魔法使えるのか。じゃ、攻撃！」
笹夜「兄さん……ありがと！！」
笹陽「いやいや。『風魔法 風弾』」
笹夜「『剣技魔法 蝶化 風舞弾』っ！」
魔華「『剣技魔法 初夏ノ陽射し』」
笹夜「『剣技魔法 恐怖の眼差し』」
魔華「『剣技魔法 j…」
ロール「魔華！なんで手こずってんのよ！！」
魔華「だってこいつら強いんだよ！！」
ロール「早くしろ！！！」
魔華「！？ガハッ……」（吐血。）
笹夜「え。」
ロール「大人しく私に従えよ奴隷の癖に生意気な奴ばかりさぁ！！私がお前を他の権力者から助けてやったんだよ！！私に従え！」
魔華「は、はい……」
ロール「分かったろ。さっさと殺せよ。」
魔華（涙をボロボロこぼす。）
そうだったの……ひっどい……ん？待てよ。魔華は権力者じゃ無い。って事は。魔華を殺せば……
笹夜「私達…ただの人殺しになる？」