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>>51,>>53

オレはその誘いを受けて少し迷って居た。
ずっと独りで。そんなオレはあの人の言葉を思い出す。
ー〝「If,we put our trust in you and me.もし、弱者わたしたちと強者あのひとたちが信じ合うことが出来たなら、どんなに良いだろうね。」〟
信じ合う。よし。
「良いぜ。オレも一緒に行く。この際だから言うが、オレは人を探してる。昔無理やり権力者に連れて行かれた、先輩だ。
ま、当分は大丈夫だからな。それにこの感じだとなんだか後方支援バックアップが少ない気がするし、よろしくな。」

【>>48、ミツバサイド】

「君達が、この権力者を狩ったのかい？」

闘いの一部始終を見ていた私だが、結構手酷くやったんだなと微笑む。

「『権力者の討伐』、感謝する。実に見事だったよ。私はミツバ、『権力者』と呼ばれる者らしいのだが、私は君の味方だ。『聖騎士団』……その名を知っているね？」

そう言って『聖騎士団』の印を見せる。到着まで遅れてしまったが、十分な実力があったようだ。

笹夜「聖騎士…へぇ。



何それ」
笹陽「カクッ…」

聖騎士・・・？
「オレも知らん。」

笹夜「だよねー」
笹陽「……」