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- Re: 【日常・参加制】百鬼夜行は眠らない【募集中】 ( No.61 )
- 日時: 2020/09/08 06:22
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
【鳳凰/みたま荘1F 居間】
「……っあれ、鳳凰くん?」
「!!?」
転んできょとんとした顔の夢魔の少女に声を掛けられてしまった。
確か名前は……………………そうだ、ラストさん……のはず。
名前を覚えること、僕には無理だな……
というか、ここからどうする!?ラストさん達と話すなんて無理無理絶対無理っ!!!
だいたい、僕がこの居間で声を発したことってあるの!?
思わず口をつぐんでしまう。
- Re: 【日常・参加制】百鬼夜行は眠らない【募集中】 ( No.62 )
- 日時: 2020/09/08 22:13
- 名前: 心 ◆sjk4CWI3ws (ID: cl9811yw)
【怜/みたま荘1F 居間】
怜が時計を直そうとしている。とはいっても、怜は機械など直せない。時計は機械なのかという疑問は別にして、時計関連で彼が出来るのはネジを回すくらいである。
怜が時計をばんばん叩いてみたり、軽くホコリを拭き取ったりしてみていると、ラストがなにやら話しかけようと息を吸った。
「ねーねー、どう──ッ!?」
その刹那、人が倒れたような、そんな大きな音が響き渡る。
「え!?」
びく、と少年の肩がはね上がり、反射的に時計を取り落としかけた。あわあわという音のお手本のような動きをしてから深呼吸。ガラスのものを触るような手つきで時計を机の上に置くと、彼は振り向いた。
ほぼ同時にラストが隣で振り向いて、声を上げる。
「……ってあれ、鳳凰君?」
そう言われてむこうを覗き込んでみれば、確かに赤い髪の少年が転げていた。すわ怪異か幽霊かと身構えていただけに、安心して息を吐く。彼が人見知りであまり喋らないのを承知の上で、怜は手を伸ばしてみる。
彼自身人と関わることにいい思い出がある訳では無いが、ここで何もしないのは心証が───と。つまりは打算ありきということだが、それをおくびにも出さず少年は微笑う。
「えと……? 鳳凰さん、大丈夫ですか?」
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