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Re: in the フロンティア【募集中】 ( No.142 )
日時: 2020/05/12 09:46
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: FCVTIPcN)


「ここで何を?」
そう言われて、心に苦い気持ちが込み上げてきた。
(親友にうそをついて抜け出し、、特訓中なんて酷いわよね…っ。)

「大切な人を守る為にイベント開始時までスキルアップしようと思って…。」

すると、ヒオニ君は「へ~!」と微笑む。
私はつばを飲み込む。
――――これは凪の為。
「……もしよかったら、、私達とパーティを組んでくれないかしら。この通りよ。」
私は深々と頭を下げる。
二人は顔を見合わせて口を開いた。



≪凪side≫

(まだまだイベント開始時間じゃないけどゆのの様子が気になるなあ…今、何しているんだろう?)
そう思い、僕はゆのに電話をかける。
「?」
ゆのに電話がつながらなかった。
(何かおかしい、、、ッ!!―――もしかして!?)
僕は急いでゆのの家に行く。
ゆのは一人暮らしで家には誰もいない。
「ゆの?」
インターホンを押しても返事はない。
僕は一応持ってきていた合いかぎをドアに差し込む。
(ゆのが寝坊するからって言って合いかぎ渡されておいてよかった…!)
僕は恐る恐る家の中に入る。
「ゆの、、入るよ――…。」
そのまま、階段を上がってゆのの自室まで行く。
 ガチャ。
部屋に入ると寝ているゆのがいた。
「……やっぱり。」
フルダイブマシンをつけてる。
すーすーっと意識を失っているゆのに私は聞こえないとわかっていても話しかけてしまった。

「……何で、、僕にまでどうして嘘をついて一人で狩りに行くの?」

もしかしたらと思って持ってきていたフルダイブマシンを僕もつけてゆのの後を追いかけた。