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にっこりと笑った彼女の眼には光はなかった。
この紫色の女を睨み付けているような…そんな感じがした。
「よろしくね…えっと、、」
「…シャソヴァージュ。」
「よろしく、シャソヴァージュさん。」
（……フェル。）
僕はフェルの対応に違和感があった。

「…エテルネルは私が守るから、安心して。」

こっそりと耳打ちしてきたフェルに僕は「あ、うん…。」軽く相槌をしとく。
（もし、何かしたら僕が妨害者にならなきゃ…僕が止めなきゃ。フェルであるゆのは普通でいいんだ。）

＊

（エテルネルである凪は守る、だから、、凪を傷つけたり責めたりしたらこいつらは私が…。）
　殺す、、いやぶっ倒す。
あっちも同じことを考えているだろう、きっと私にイラつきを覚えたはず。
（凪を傷つけたら…あのね、シャソヴァージュさん。貴女が強くなった分だけ私もそのはるか上に行くの。だから、、追いつけるとは思わないで。）
私はくすり、と微笑んだ。