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- Re: [いちいち/〆] 終告を叫ばせて[廻/救] ( No.23 )
- 日時: 2022/04/03 01:07
- 名前: 氷水飴 ◆.KpflF0C4w (ID: jklXnNcU)
>>22
階段の踊り場、彼女は歩きながら少し呟いてはクスリと笑うのを繰り返す。
大抵の人はそんな彼女を不気味に思い、話しかけようとはしない。
最も今日は打ち上げもあり、人は少ないのだが。
「今回も絶対優等生よ 絶対・・・ フフッ 箱を落としたら大変だもんな」
小さな声で呟きながら階段を下りる。
前から来る日向に話しかけられ彼女は足を止める。
「あ、ありがとうございます」
笑顔で彼女は答える。
そう答えた後、階段を降り、日向と向き合える場所で足を止める。
「大丈夫ですよ 私も勉強があるので丁度いいです」
満面の笑みで彼女は答える。
彼女の本来の目的だった、自身が優等生の枠から外れていないかの確認はもうしなくても良い。
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