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Re: 【指名制恋愛】獣が食らうは恋の味【募集中】 ( No.95 )
日時: 2020/08/27 00:32
名前: 火某 (ID: 1SpkEq/F)

>>93
気にしてない風を装ってもやはり少しばかり気になるものは気になるので埃を立てないよう注意しながら片付けをしつつ、帽子の縁を少しだけ上げてチラと横目を向ける。

マロン「食べ終わったら、そのままにしていただければ片付けるので」

不満はなさそうで、席について手を合わせると何を言うでもなく食事をしていた。礼儀正しく、ちゃんと美味しそうに食べてくれるのだから作り甲斐があるというものだろう。
自身もその光景に満足して古い雑誌をまとめ……頁が開いて放り出されていた記事に目を留め無意識に眉を顰める。
イワンがそれを読んでいたのか、たまたまその頁が開いたまま放置されてたのかは知らない。だが、見開きを飾っていたの『反獣人主義』による『レジスタンス』批判記事だった。
夢見心地なところに背中から冷水を垂らされたような心地になるが、やはり手は止めず雑誌を閉じると他と同じようにまとめて出入口付近に積み、そのまま放置された空き缶へ手を伸ばす。
そうして流れるようにアルミとスチールを分別しながら袋へと詰めていった。