オリジナルなりきり掲示板

Re: 獣ト偶像ノ狂騒曲【募集してます】 ( No.23 )
日時: 2020/07/11 15:32
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no


 少しばかり暑い、晴天の日の神聖国ローラ。
風に触れられた頬を撫でる。
息を呑んでいると聞きなれた声が聞こえた。
私の肩ぐらいの背に華奢な体躯の少年のいる後方を振り返る。
ロジェ「仕事だ、森の方で無数のオーガやゴブリンが人間を襲っているという声が上がってる。すでに偶像が闘っているが人手不足だそうだ」
簡略的に話をする契りの盃を交した仲であるロジェ・ブルーの深紅の瞳を見つめ、私は頷く。
9年前のあの時からこの道を歩むと決めた―――――アシュリーという姓になった私。
森の奥深くに急いだ。




 そこには、無数のオーガやゴブリンと二人で闘う男女の姿があった。私は一声掛けて、剣を振るう。
サポートをしてくれるロジェの氷の魔法が私の剣を伝い、ゴブリンへと切り刻まれる。
何も感じない。
ただの仕事。
リタ「はぁあああ!」
そう言って、敵を倒していく。戦闘スタイルの相性がいいのか、この男女と協力して倒す。
ロジェ「リタ、そこのオーガを狙え!」
叫んだロジェはサポート役でもあり、私の司令塔だ。その命令に従って大きく宙を切る。


Re: 獣ト偶像ノ狂騒曲【募集してます】 ( No.24 )
日時: 2020/07/11 20:33
名前: 佐貫 (ID: CROAJ4XF)

>>ALL

(本編開始おめでとうございます!皆様よろしくおねがいします~!)

少しばかり暑いくらいの快晴に恵まれた今日。神聖国ローラの街中にて、べレニーチェとそのパートナーのユギーは喉の渇きを癒そうとカフェのテラス席でお茶を楽しんでいた。
べレニーチェは機嫌よさそうにカフェラテを飲み、向い合って座るユギーは少し落ち着かなさそうに翼を縮こめてレモンスカッシュをずず、と啜る。
ユギー「…暑いから休憩は賛成、けど…人の多いとこはやっぱり慣れない」
べレニーチェ「そう?最初に比べれば随分と慣れたじゃない!店員さんに自分で注文できていたし。はぁ~、それにしてもさっきの店員さんかわいかったー!ここ、通おうかな」
ユギー「そういうの、…そう、見境ないというんだよ、ベ……ル、今の、聞こえた?」
べレニーチェ「聞こえてしまったねえ。はぁ……私達のデートを邪魔する無粋な輩もいたものだ」

 少し離れたところから多くの悲鳴と物の壊れる音を確認した二人は、飲みかけのドリンクを名残惜しそうに一瞥したべレニーチェをユギーが問答無用で引っ掴み自慢の翼で物音の方へと翔けた。

 
 駆け付けた先では街中であるにも関わらず、無数のオーガやゴブリンが人間を襲っていた。どうやら先に異変を察知したアイドル二組が少数ながら交戦していたようだが、それでも抑えきれていない量のモンスターにべレニーチェはため息をつく。
べレニーチェ「これはこれは…デートの続きは暫く出来なそうだね。ユギー、人通りの多い広場へ続く道を陣取ろう。被害をこれ以上出してはいけない」
ユギー「了解」

 べレニーチェは背に携帯していた槍をひょいと掴み、刃先に雷が走った事を確認すると比較的体格差の少ないゴブリンを重点的に薙いでいく。ユギーは風でオーガを翻弄、体勢を崩した個体から雷を纏った爪で切り裂いた。街中である事を考慮し広範囲の魔法は控えているらしかった、が。
ユギー「ッベル、あぶない!!」
べレニーチェ「うおあッ!?!」

 取り逃した一体のオーガがべレニーチェを背後から狙っていた。物理攻撃が届く間合いではなく、何より一瞬の事で選択肢が多くなかったユギ―は咄嗟に青白い雷を一閃、オーガに向けて落とした。オーガは黒く焦げて真っ二つだ、だが石畳は壊れ、地面まで大きく抉れていた。

Re: 獣ト偶像ノ狂騒曲【募集してます】 ( No.25 )
日時: 2020/07/11 16:19
名前: タンスニカビゴン ◆xGYbWl71YI (ID: fMHQuj5n)

>>ALL

雫が水面へと落ちる様な、そういう静かで細い声がした。

???「……シェクスァ(許しを)」

世界から消えかけの古い祈りの言葉を唱える白磁色のローブを纏った人影が、建物の間に立っている。
指先から伸びたか細い白糸が空気を縫い、数体のゴブリン達の首元に巻き付いた。
白磁色の青年が虚空を見上げると建物の屋上から黒い小さな影が跳び下りて来て、伸びた糸の上に四本足で器用に着地する。

???「ネアリ、お願いします」

「ナァ」と一声、着地したのは一匹の黒猫だった。
小さな爪先で糸を弾くと、突如発生した青い炎が糸伝いにゴブリン達へと絡みついていく。
炎だけを掃おうとしても意味は無い、糸だけを除けようとしてももう遅い。

ネアリ「なんだロシカ、もっと沢山巻き付ければ良かったのに、これでは全部は殺せていないだろう、討ち漏らしが山ほどいるぞ」
ロシカ「……人がいたので、あまり広い範囲に糸を伸ばせば、巻き込む可能性があると思いました」
ネアリ「一般人ならまだしも彼女らも恐らく偶像アイドルだ、巻き込まれる様なミスはしないと思うけど?」

ネアリと呼ばれた女の声で喋る黒猫と、ロシカと呼ばれた白磁色の青年。
この二人も偶像アイドルであると、他の皆が判断するには十分に材料がある。