オリジナルなりきり掲示板
- Re: とある家族の日常?[新役追加♪] ( No.121 )
- 日時: 2020/09/05 19:39
- 名前: yuo (ID: 2fSLq59j)
【茉黄*台所】
茉黄「おねーちゃんたちぃ!アタシも料理したいなぁ」
「・・・・・茉白お姉ちゃん!なんか!変わったね!嬉しい」
嬉しい。その様な事しか思わない、思えない。
- Re: とある家族の日常?[新役追加♪] ( No.122 )
- 日時: 2020/09/05 22:26
- 名前: 日馬 (ID: SG60l.ki)
>>綾音ニコラ@MRKさん
(/もしよければ台所組入ってきますか?そういえば、オリキャラの結璃さん?はどうします?晩ご飯食べていきますか?)
>>120-121
【都亜/台所】
「ぅう~ん」
再度茉莉が注意するも、都亜の意識は完全に人参に言っていたため、またしても腑抜けた返事になる。
しかし、なんとかかんとか全体の半分が切り終わった頃、茉黄がやってきた。
「あ、茉黄ねえ! 帰ってきてたの?」
台所にやってきた茉黄を見た瞬間、一度包丁を置いて茉黄に駆け寄り、「お土産はー?」と冗談めかして言う。
一緒に料理がしたいという茉黄に、嬉しそうに顔をほころばせる都亜。
「茉黄ねえも一緒にお野菜切る?」
と言って、元の定位置から少し横に移動して茉黄が入れる程度のスペースを作る。
大家族なうえ、食べ盛りの子供達もたくさんいる扛上家。都亜と茉莉とで準備を進めてはいるものの、人ではいくらあっても良い。暫くして、都亜はまた野菜、今度はジャガイモを切る作業に戻った。
それから少し経ち、ジャガイモの山が出来始めた頃だった。玄関辺りが一瞬騒がしくなる。
何事だ? と見てみれば、台所の一歩手前に、次女の茉白がいた。
「ただいま」と、そう言う次女に都亜は「おかえり」と言おうとしたが、次女の視線が長女だけにまっすぐ向けられている事に気が付き、口を閉じた。
姉二人が抱き合うのをぼんやりと見つめる。
生まれてまだ一桁の都亜ですら、二人が他の兄弟達と関係が違う事に気付いている。それが何故かなんて都亜には見当もつかないが、きっと都亜が生まれる前に何かがあったのだろう。
茉黄が「変わったね」と言う。都亜には茉白のどこが変わったのか、分からなかった。
しかたがない。都亜にとって茉白は姉ではあるが、そこまで関りがあるわけではないのだ。わからなくても仕方がない。
仕方がない、ことなのだが……胸がチクリとした。
「(変だなぁ……。みんな笑顔なのに、私だけ苦しい)」
都亜は自分がなぜ苦しいのか、その苦しさが何なのか分からなかった。だけどこれはいけないものだと、いつも通り自分の中に押し込め、今度こそ笑って帰ってきた茉白に向かって
「おかえりなさい、茉白ねえ!」
と言った。
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