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オリジナルなりきり掲示板
- Re: とある家族の日常[年中無休で募集中!!] ( No.9 )
- 日時: 2020/08/01 14:51
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
茉白「あっそって、………顔は整ってんのにファッションセンスに欠ける……はぁ」
起きてきた世羅は女装趣味があるのかスカートを着てる。
ぼさっともせずパッともせず、客観的に見れば女の子って感じだがこいつは男だ。
茉白「何で弟達はこんななのかなぁ」
はぁっと溜め息を吐く。
エプロンをつけて料理をする。
たったの1,2分で茉白特製の美味しい朝食の出来上がりだ。
茉白「ちょっと世羅、それで足りるの?男なんだからもっと食べて」
陰尚「いちいち煩いって」
世羅「え、いや……」
しどろもどろの我が弟達に皺を寄せてながら、私は朝食を食べる。
茉白「本当にパッとしないわね、あんた達」
LINEに着信が来る。
『朝一で行こ!』
返事を打って、ボーっとスマホを見つめる。
本当に無意味。
でも仕方ない、この地位を守る。
偽善者、裏がある、ぶりっ子。
そんなこと言われてもいい。
言ってる方が悪い、私に嫉妬をしているんだ。
そう思ってきた。
茉白(やり直そうと思って名門校に入ったのに面倒臭くなってどうするの、また、戻ったら駄目でしょ……)
世羅「………」
はぁっと息を吐いてから二ッと笑う。
茉白「んじゃ、私もう出るから。洗濯物に洗い物、時間に余裕のあるあんたらがやりなさいよ、お姉さまがいつも炊事して夜ご飯のメニューも考えてあげるんだからそれくらいできるよね???」
圧を掛けて断れないようにする。
世羅「え、でも出るの早くない?まだ6:30だよ?」
茉白「喋りながら行くしバスだしさ」
世羅「え、あ……うん、解った」
反撃をしようとした弟を言葉で押しつぶす。言葉は私の武器よ、弟が勝てるわけないじゃない。
ずっと言葉で闘ってきた。
頭も頑張って上にした。勝てるわけないじゃない。
そう思いながら笑顔で家を出る。
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