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『悪い子は叩き潰しちゃいましょうね』
深雪みゆき
長い黒髪と白く大きなキャペリンハットが特徴的な『八尺様』のバクシス
穏やかで常ににこやかだが『悪い子』(自分の意思にそぐわない人物)を殺そうとしたり､とその優しさは明らかに人の道から大きく逸れている
生前は我が子を育てるシングルマザーだったが､娘の通う幼稚園に立てこもり犯が篭城し娘が見せしめとして殺害されてしまう
その後無神経にも押しかけてくるマスコミ達や周囲の目が苦痛になり自ら命を絶った
娘の通う幼稚園にセルセラとよく似た少女が居たらしい
『八尺様』
自分の体を巨大化させる｡腕などの『一部分のみ』も可能
普段は2m辺りに巨大化するのみだが､最大時だとまるで人間をアリのように踏み潰せるほどになるらしい


『あはははは！お兄さんは悪い人だからチョッキンなの！』
漣さざなみ
茶色い髪に青いエプロンドレスを着た『メリーさん』のバクシス
バクシスと化した際に人形の体へと変化させられており痛覚が無く､四肢を無くしてもパーツさえあれば元通り
しかし､食事をとる事が出来ないことが大きな不満なのだとか
自分の容姿と正義に絶対的な自信を持ち､自分に対して異を唱えたり自分が『悪』だと思った者は異人かバクシスかすら問わずに武器を振るい殺害するというあまりにも気が狂った少女
生前は『娘をアイドルにする』という妄執に取り憑かれた両親から過度のダイエットや厳し過ぎる稽古､遂には枕営業を強いられる
最終的にはストーカーと化した悪質なファンに殺されてしまうが､ストーカーと二人きりだった筈の部屋に何故かセルセラが居たらしい
『メリーさん』
巨大なハサミを振り回すという単純明快な物だが破壊力とその切れ味は群を抜いている

『なんで私がこんな目に…』
サカモト
突如狭間の街に迷い込んでしまった不運な異人
表の世界では気ままに暮らし､気に食わない同級生と『遊んで』青春を謳歌してきた普通の女子高生
反面親との仲は悪く表の世界で昏睡状態に陥り病院で眠る中､見舞いに来る人物は誰も居ない