オリジナルなりきり掲示板
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.34 )
- 日時: 2020/10/10 14:16
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
それに気付いた宗太は
宗太「ちっ、麗花、ルナ逃げろ!」
そして刃と弾丸を避けて
怒りのオーラを表した
宗太「…母上と父上を侮辱するなッ!!」
ランスで攻撃を開始する。
しかしすぐに攻撃を受けてしまう
しかし麗花とルナは逃げていなかった。
麗花「…ったく、おバカ。」
直ぐに受け止めてデコピンをする。
麗花「ルナ、よろしく。」
宗太をルナに預ける麗花。
ルナ「へっ……?麗花!?」
麗花は悲しそうに呟いた
麗花「戦いたくは無いけど。」
刀を構えた。
麗花「…宗太の親を侮辱したな。許せない。」
2対1なのに全く怯みもせず立ち向かう麗花。
それを心配そうに見つめるルナ。
ルナ「…争いは止めて、止めてよ…。」
声を出さず泣いていた。
腕の中の宗太は傷だらけになっていた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.35 )
- 日時: 2020/10/10 15:40
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/空中〕
「……面倒臭いですねぇ、雑魚が集まったって何もなりませんよ」
フッと妖艶な笑みを浮かべる悪魔。
悪魔と悪魔が闘っている。
「面白い……あはははっ、同族同士で……っ!なりそこないの男の為に……っ」
腹を抱えてボクは高らかに笑う。
何これ、楽しい。
「笑っている場合ですか」
渋面をした悪魔にボクは「余裕だし」と言う。
「争いは止めろ?種族は違うんだから、争うんだよ」
泣いてぼそぼそと呟く後輩を睨み付ける。
下っ端。そんな事も知らずに死神やってんのか。
「アンタ、死神なのに天使やなりそこないと友達ごっこ?この事は、上に伝えておくから」
ふざけたことしてんじゃない、と怒りを露わにする。
ボクらは死神。
神と人の中立の存在であり死神は、自殺した人間が罰としてなるもの。いつか「許される」日まで人の死を観察・記録し上に報告しなければならない。
自殺した記憶はないけどそうなのだろう。
「許される日まで、死神をしなきゃいけない。なのに、アンタ……普通に遊んで……ふざけるのもい加減にしろ!!」
ぶぉおおおおっとチェーンソーが高らかに返事をする。
「確かに、友達ごっこをする死神……反吐が出ますね」
ナイフが彼女らに向かう。
赦せない。
死神なのに、こんなことをしているなんて、同じ死神として恥ずかしい……!
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.36 )
- 日時: 2020/10/10 16:56
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
麗花「…………!」
急いでナイフを叩き落とす。
麗花「…ルナ、平気?」
ルナ「……っ。」
ルナの頬から血が出ていた。
ルナとは昔からの親友。
両方の正体を知ったときは驚いた。
だけど、受け入れられた。
宗太もそうだ。
天使と悪魔のハーフだと聞いて最初はおかしいと思った。
でも、何か自然に感じたのだ。
ナイフはルナの肩、頬を掠めていた。
ルナ「私は…遊んでないっ…。麗花と宗太は大切な友達だからっ!!」
ルナは宗太が起きたことに気付き立たせておく。
ルナ「あなたたちだけは絶対に許せない。ごっごなんかじゃない!!」
麗花「ルナ…………。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.37 )
- 日時: 2020/10/10 17:33
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「んっ。悪魔の気配。それに死神と天使も。」
彩葉はそう言った。
自分の武器である鎌を持って空に飛んでいこうとした。
そんな彩葉を未来は止めようとした。
「待ちなさい。彩葉、私も連れていくのよ。」
「分かった。着いて来て。」
二人は空に飛んでいき例の現場へ行った。
「あはは!悪魔··殺す!」
物凄い勢いで悪魔目掛けて一直線に鎌を降り下ろした。
冷気を纏っているからか周囲が一瞬冷たくなった。
「あー。あぁ、えーとあんた達、私は何も出来ないから。よろしく。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.38 )
- 日時: 2020/10/10 18:23
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
麗花「………!新手か。」
ガキィィィィンッ
麗花は刀で鎌を受け止めた。
しかし、少し遅く肩に当たり血が出てきた。
麗花「………っ。」
ルナ「大丈夫!?」
ルナは彩葉を睨む。
そう、怒りを顕にした目で。
ルナ「よくも麗花を……!もうしらな…」
その時、何者かがルナの口を塞いだ。
宗太だ。
宗太は麗花の肩に布を当てて、ルナの頬と肩の血を拭いた。
宗太「…もういい。黙れ。」
宗太はルナを制止させた。
そして目を細めてこう言った。
まるで困っているかの様に。
宗太「………さっきは怒ったが本当は親が嫌いだ。あいつらのせいで僕はこんな思いを。」
そしてランスを握り絞め
宗太「おら、逃げろ。」
いつもと口調が変わった。
冷たい瞳でその場にいるものを見つめる。
宗太「不覚をとった。始めようじゃなか。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
宗太の設定追加するので見てください。
>>20
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.39 )
- 日時: 2020/10/10 19:10
- 名前: yuo (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/空中〕
「こんにちは~」
呑気な、と思うかもしれないが僕は至って正常だ。
「回収に遅れが見えたのでね、暇だったから来ましたよ。
殺める相手は…そうですね、ざっと3名。特にハーフさんは、ですね。」
同期のザーシャも居た。
思わずため息が出る。同期としてこんなに劣っているのが目に見えるからだ。
「お友達ですか、そしてハーフ君は仲間を守る、良いですね、そう言うの嫌いです。」
人を守って自分が死ぬ。そんな綺麗事、悪魔は思っては行けない。
改めて言う。
「ふざけないで下さいね。」
小さい鞄から護符を出す。そこには〝琉竜〟と書かれている。
「出てきて下さい。」
現れたのは水で出来た竜。
指示をする。
「二人、です。頑張りましょう。」
グオォと言う何ともファンタジーな鳴き声が聞える。
そしてこっちも本命。
〝水月〟まあ、そこそこの威力の水、だ。
「そうですね、始めましょう。」
_________________________
_雪林檎さん
ありがとうございます!
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.40 )
- 日時: 2020/10/10 20:09
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
宗太「……。(水の龍…か。)」
冷静に考えて行動する。
まずは龍をなんとかしないと。
そしてこう言う
宗太「……?ふざける?ふざけてないけど。」
屈託なく笑い、ランスを構える。
ランスは雷を帯びていた。
そして頭を掻いた。
宗太「友達を守るのは当然。じゃないかな?」
すると宗太の姿が消える。
一瞬の出来事だった。
刹那、龍の背後に現れた。
宗太「雷鳴・輪廻ノ輪!!」
空中で一回転をして龍にランスをつきたてる。
攻撃をうけた龍は苦しげに声を上げた。
宗太「水って電気をよく通すんだよね。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.41 )
- 日時: 2020/10/10 20:18
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔理人/空中〕
「あ、やほ。鈴じゃん、元気にしてた?」
戦いの真っ最中だというのに久しぶりに会った同期の鈴へと可愛らしい笑みを浮かべた。
その様子と半面、物騒なものを手にしている。
……会ったことはないから、管理課か。管理課は生真面目で業務に支障をきたすことは起こしたくはない者が多く細かいところも気にする。
そして、悪魔への執着が強い。
「あ~あ、な~んか疲れちゃったぁ」
う~んと腕を上にあげてストレッチをするザーシャの行動は自由奔放だ。
好き勝手しすぎている、けれども、上級死神だという事実は変わらない。
こんな性格でも上へと下克上を果たした者なのだ。
「……まあ、疲れたから早く終わらせよぉっと」
ぶぉおおおおっとチェーンソーが返事をする。
普通の武器と違ってザーシャの武器は何かが違う。
まるで、意思があるかのようにザーシャに返事をする。
「悪魔、ハーフ……ふざけた後輩に折檻しよう!」
あはははっとワントーン高い声をザーシャは張り上げた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.42 )
- 日時: 2020/10/10 20:23
- 名前: yuo (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/空中〕
「あぁ、通します。でもね、僕本体に攻撃を当てない限り、その竜は消えません。
あ、後ですね、『俺速い』みたいな事、思ってます?そう言うのを油断って言うんですよ。」
竜に掴まって空中浮遊。
一回ハーフ君の真ん前に立つ。
「でもね、電化製品は水で壊れますよね。」
〝水月〟
「はい、どうでしょうか、避けられますよね、蒼乃君なら。」
水飛沫、一見その様に見えるが当たればまぁ、痛い。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.43 )
- 日時: 2020/10/10 20:24
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「あれれ?今のは完全に殺った筈なのに··それに天使が悪魔に味方してるって。それにハーフもいるなんて!悪魔が三匹、とーっても美味しそうです!では、頂きます。」
そう言い悪魔に向けて再び鎌を降り下ろした。
近くで見ている天使の未来はこう言った。
「管理課。死神と天使の報告書作れるかしら?得意でしょ?あと、そこの天使と死神。私は友達ごっこをしても別に怒らない。でも、一つ言っておくけど、他人に自分の考えを押し付ける奴は嫌いよ。神でも天使でも死神でも悪魔でも人間でも。何が正しいのか何が悪なのかは自分自身が決めるの。いい?」
ーーーーーーー
長くてごめんなさい。読みづらいと思います。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.44 )
- 日時: 2020/10/10 21:29
- 名前: yuo (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/空中〕
「ん、あぁ、久し振りです。この宴が終わったら旅行でも行きたいですね。」
覚えていてくれたんだ、と言う喜びが胸の中に溢れる。
「管理課。死神と天使の報告書作れるかしら?得意でしょ?あと、そこの天使と死神。私は友達ごっこをしても別に怒らない。でも、一つ言っておくけど、他人に自分の考えを押し付ける奴は嫌いよ。神でも天使でも死神でも悪魔でも人間でも。何が正しいのか何が悪なのかは自分自身が決めるの。いい?」
「あ、はい。作っておきますね。後、話が矛盾している気がするのですが。」
〝何が正しいのか何が悪なのかは自分自身で決める〟って決めつけてしまっている、と思ったのはまた別の話。
「…じゃぁ、蒼乃君に質問です。貴方は何人の魂を食べましたか?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.45 )
- 日時: 2020/10/10 21:33
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
一斉に攻撃が向かってくる。
まずは鎌の攻撃を弾き返す。
そして水流を避けていく。
あれは当たったらマズい、かなりヤバいはずた。
そして宗太は麗花とルナを見た。
宗太「早く逃げろって言ってるだろ!?」
ルナはそれにびっくりする。
そして途切れ途切れに言葉を漏らす。
ルナ「そんな…そんなの…。」
宗太「バカ野郎!お前頭が良いから分かるだろ!?殺される!」
いつもとは比べ物にならない声で叫んだ。
すると透き通った声が聞こえた。
その声の持ち主は………麗花だ。
麗花「宗太だけに良い思いはさせないよ。」フフッ
肩を押さえながら言った。
そして刀を取りだした。
ルナ「麗花がやるなら私も。」
ルナはうなずいて前に出ていく。
宗太はびっくりしていたが
宗太「バカ野郎。死んでも恨むんじゃねーぞ。」
そう言って笑った。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.46 )
- 日時: 2020/10/10 23:08
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「ん?何か言ったかしら?まぁ良いわ。私は彩葉と死亡予定者リストに載っている人の魂を刈り取らなければならないの。このままだと仕事増やされて彩葉にお小遣い貰えなくなるの!じゃ、あんた達よろしくーー!」
未来は彩葉に近付き彩葉を連れ戻した。
もっと食べたいと駄々をこねている。
「ほら、行くわよ。」
「えーーー?もっと食べたかったなー。まぁ、久しぶりに悪魔の血肉を見れたしいっかー。」
彩葉は鎌を仕舞った。
すると、いつもの冷たい表情に戻った。
彩葉はサイコパスになる時気持ちが高ぶって声も高くなる。
ちなみに死神に悪魔の血肉を食べる習慣は無い。
ただの趣味でとても美味らしい。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.47 )
- 日時: 2020/10/10 23:24
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
宗太「魂を喰った数…。」
宗太は指で数え始めた。
ゆっくりと。
ゆっくり…ゆっくり。
宗太「…4人?麗花に分けてもらった時にさ。ほら、これ。」
そういうと宗太はスマホを見せた。
そこには……
自殺希望者 募集
作成者 レイア
と、書かれていた。
レイアは麗花の事だ。
麗花は自殺希望者を集めて苦しまない様に魂を食べていた。
宗太はハーフなのでたまに食べなければいけない。
なので分けてもらっている。
ちなみに麗花に魂を抜かれる時は暖かい光に包まれる様な快い気持ちになれるという。
宗太「…天使でもあるし悲しいよ?人の命を奪うのは。」
宗太は目を閉じて話し始める。
宗太「……僕は天使と悪魔の間に生まれた。いじめにもあったけど、なんとなく生きた。疑問にも思ったよ?自分はどっちか……って。」
殺したくない。傷付けたくない。
でも食べないといけない。
なんかハーフって嫌だな。
宗太「………もうやめよっか。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.48 )
- 日時: 2020/10/11 09:26
- 名前: yuo (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/空中〕
「そうですか、可哀想に。」
死神と言うのは前世、自殺をした人らしい。
だから僕も死神であるから、何か哀しい事で命を落としたのだと思う。
「……」
考えた。悪魔が魂を食べないで生きていく方法。
「じゃあ、僕が魂のレプリカを作りましょう。上手く行ったら上に大量制作を頼んでみましょう。」
多分、魂と同じ成分を足して、そうすれば、この人達は魂を食べなくて済むのではないだろうか。
「時間はかかりますけど、大丈夫ですよね、齢18…位で4つしか食べてないんですもんね。」
そして、ザーシャのほうを見て
「これなら良いですか?」
と言う。
はっ、と気づいた。
蒼乃君と麗花さんはこれで解決と考える。
…もう一人、居た事に気付いた。
「ええっと、そこの…背が高い方…どうします?」
鈴は理人の方を向いて、聞いた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.49 )
- 日時: 2020/10/11 10:07
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
麗花「…ありがとう…ございます。」
麗花は自分が悪魔でいることが嫌だった。
罪なき人を襲い、魂を食べるのが。
吐き気が伴い食べることができなかった。
自殺希望者を集めて食べるのも最近は嫌だった。
麗花「……っ。」
麗花は泣いた。
初めて泣いた。
ルナはそれを宥めた。
今までこの三人は全員苦しい思いをしていたのだ。
ルナ「…私からもありがとうございます。二人とも、辛そうだったので。」
しかし、本人も辛いだろう。
ルナは人間の頃成績優秀でテストも毎回満点をとっていた。
それが原因で親に期待され、満点以外を取ると怒られていた。
満点を取っていたせいでいじめもうけた。
教師も見ないふり。親は満点だけ考えてる。
だから自殺した。
ルナ「……。」
宗太「……ありがとうございます。死神さんの仕事も増えないですし…。」
宗太は頭を下げた。
…宗太は天使の方が強いため人間観察していたが
悪魔である父に無理矢理魂を喰わせられた時があった。
吐き気がした。これが悪魔か?
天使であるのに魂を喰うのか?
疑問に思った。
ある日両親はなんも前ぶれなく殺された。
しょうがない。
理人の言うとおり、おかしいのだ。
そして口を開く。
宗太「何か……できること、ありますか?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.50 )
- 日時: 2020/10/11 10:17
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
二人は空を飛んでターゲットのところへ行った。
結構サクッと終わった。
「よしっ。終わった。じゃ、戻ろっか。」
「ねぇ。彩葉。戻っても手を出すのは禁止よ。」
「どうして?」
頭の上に氷で丁寧にハテナマークを浮かべた。
「私達、結構あとの方から乱入したでしょう?手柄を横取りされたって言われそうじゃない。それで給料減っても困るでしょ?」
「確かに。でも、悪魔見たら食べたくなっちゃうしー」
「大丈夫よ。いくらでも暴れていい状況はあるもの。」
そう言うとなるほどーと言いもとの場所に帰った。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.51 )
- 日時: 2020/10/11 11:15
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
麗花「…………。」
涙が止まらない。
何故だろうか。とても、とても。
ルナ「……麗花。」
それを見ていた宗太。
宗太は友情は良いもんだなぁ、と思っていた。
彼は二人が居なければずっと一人だった。
二人がいたから今の宗太がいるのだろう。
そして宗太はまた来た二人に気付いた。
宗太「………!(今度は何しにきたんだ?やっと収まったのに…。)」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.52 )
- 日時: 2020/10/11 13:02
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「そんなに警戒しなくても大丈夫。僕はもう手出ししないから。」
「そうよ。もし仮にそうじゃなかったとしても私が居る限りあんたは死ぬ事は無いわ。」
そう宗太に言った。
周囲を見渡すとあまりピリピリしていないので解決後だと思われる。
「そう。管理課やるじゃない。まぁ私は悪魔が魂を喰い尽くさなければ手を出す事は無いから。」
と天使の未来は言った。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.53 )
- 日時: 2020/10/11 13:46
- 名前: yuo (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/空中〕
「…良かった良かった。」
ほっと肩を降ろす。
「出来る事…ですか。あ、そうだ、これを。」
そっと手から水でハムスターの様な物体を作る。
それを宗太の手に乗せる。
「これで貴方本来が欲する成分を採取します。で、造ります。あ、後!先程採った魂も在るので!」
先程採った魂、と言うのはあれ、窒息死させたやつ。
琉竜に腰を掛けて言う。
「家、来ます?拷問もしたいですし、早いうちに作りたいですし。」
『そう、管理課やるじゃない。』
と言う言葉に反応しなかったのは照れ臭かったから、と言う事は口が裂けても言えない。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.54 )
- 日時: 2020/10/11 14:12
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/空中〕
「なぁんか、一件落着って感じぃ?」
つまんなぁいとボクは呟く。
魂のレプリカとか、意味わかんないし。
「……変わったなぁ、鈴」
昔とは違う。
そう言われているような気がしてボクは思わず目を逸らす。
居づらい、死神協会。
上級死神……許される日はいつ来るんだろう。
離脱、してみようかな……。
雲に手を伸ばす。
「……どうするって聞かれても……私は、……ふむ……この時間は……がお呼びになる頃ですね」
スマホの画面に映された時間を見て、ブツブツと呟く。
「さて、皆様。私はそろそろお暇しますね、あ、ザーシャさん。また、やりましょうね」
にっこり、優しい嘘の笑みを浮かべ背を向けた悪魔にボクは最後の攻撃をするが、避けられてしまう。
「ザーシャさん、往生際が悪いですよ」
そう言われ、ふんっと声を漏らしボクは顔を背けた。
ていうか、アイツ……まさか、契約主をもう、見つけている?
お呼びになる頃ってまさか……!
気が付いた時にはアイツはもう、居なかった。
人間の姿に戻ったらボク以外の死神や天使は解らない。その姿を見たことはないから。
「………一度、訊ねてみるか……」
リストを見て息を吐いた。
次から次へと一体何なんだ、休む暇もない。
「残業はしない主義なんですけど、……」
これからあと二人の回収がある。マッハで終わらせないと……。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.55 )
- 日時: 2020/10/11 15:27
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「……」
「終わったな、ドンマイ。」
布袋尊が飛び出したのはいい、仲裁する機会を逃し、いつのまにか戦いは終わっていた。
福禄寿は耐えきれず吹いた。
「くく……」
「何笑ってんの」
その時福禄寿は、布袋尊の声がいつもと違うことを悟った。
彼は真剣な目で、喧嘩をしていた死神を見つめていた。
「……契此…………?」
「あいつ……あいつまさか……!!」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.56 )
- 日時: 2020/10/11 15:57
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/空中〕
「……一人、この近くねぇ……」
話の輪から抜けて、回収対象者のもとへと急ぐ。
誰かに尾行されているような気がして振り返れば、男が二人、ボクの事を刺すような眼で見つめていた。
「あれぇ~?誰かと思えば、お気楽な神集団の二人じゃないかぁ」
あはは、とボクは笑みを浮かべながら辛辣な態度をとる。
忘れもしない。
屈辱の男、あの悪魔ともコイツの魂回収の時に出会った。
「……なぁに、仲良く散歩?お暇なことだねぇ」
バカンス気分の神と違ってボクら死神はこうやって公務員として刈っている。
「良かったね、あっちに送られなくて。ボクのおかげかなぁ、あの時、逃してあげたから……でも、君にとってボクは赦せない奴なのに……ついてきたって事は殺されたいって事?」
神には斬りかかったことがあるが殺したことはない。
一度、殺してみたいなぁって思っていた頃だ。
「ふふっ」
小さく笑い声を漏らした。
〔理人/自宅〕
「お帰りなさいませ、翡翠様」
私はマッハで自宅に帰った後、エプロン姿で主を出迎える。
光に当たると青っぽく見える黒髪を三つ編みに結った小柄で華奢な体躯の少女。目がとても大きく唇は薄い可愛らしい顔立ちをしている契約主。
この容姿で考えることは凄い。頭が良く切れ、私の予想をはるかに上回る天才だ。
「……ご飯は」
ちらっと綺麗な金色の瞳を動かす。
「……ただいま、作っております」
「そう」
平時はほぼ常に仏頂面で、非常に我侭な性格をした頭に来る女子中学生____九條翡翠の魂の匂いはそれはもう、極上で。
こんな最高級の魂を今まで見つけられなかった自分が馬鹿だって思うほど、召喚されたとき、とても感動した。
「……お腹空いたから十分で作り終わらせて」
無茶振りをするこの態度が気に入らないのだが、この少女の魂を喰らう為なら我慢しよう。
そう決め、手を素早く動かしていた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.57 )
- 日時: 2020/10/11 16:54
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
宗太は手に乗ったハムスターを見詰めていた。
宗太「……。(か、可愛い……!!)」
そして家をつくりたい。
そんな言葉を聞いて宗太は
宗太「お手伝いします。」
と、良いながら。
可愛い、可愛い。と呟いて
手に乗っているハムスターを撫でていた。
一方、麗花はようやく泣き止んだ。
目の縁が僅かに赤くなっている。
麗花「私も手伝います。ルナは?」
ルナ「ん………これから回収。」
と、残念そうに呟いた。
手伝いたかったなぁ………と。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.58 )
- 日時: 2020/10/11 17:38
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「さて、私達はどうすればいいかしら?」
「暇ー。向こうの神の方で仲裁してればいいの?それともそっちの鈴の方を手伝えばいいの?」
二人はとても暇だ。
家に帰ってする事と言えばゲームくらいだろうか。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.59 )
- 日時: 2020/10/11 17:48
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「やっぱりお前……あの時の……」
震えが止まらなかった。怖くて怖くて、あの時のことを思い出してしまった。
ただただ必死に死神から逃げてた。自分の魂が狙われてること、生まれつき持っていた神通能力でわかっていた。
死神から逃げるなんて、絶対無理。でも走り続け、しまいには崖っぷちにたどり着いてた。
オレは死にたくなかった。魂を奪われたくなかった。
「……オレは、無実な人間の魂を無慈悲に喰らうお前達を許さない。絶対。」
あの時、幸に助けられていなかったら、オレは抵抗できずに、この目の前にいる死神に魂を喰われていた。
魂を喰われた人間は、転生もできない。そう考えると、オレは幸せ者だ。
そう思えば、オレはこの身を捨ててでもいいから、人間達を守りたい。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.60 )
- 日時: 2020/10/11 17:57
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナは背伸びをしてんー!!と声を出し
ルナ「行ってくるー。」
とだけいって薙刀を持ち、行ってしまった。
すると何かの気配が感じたので慎重に進む。
ルナ「あれは……関わらない方がいいかな?」
そーっと行こうとしたが見つかって声を掛けられた。
ルナ「はっ…ははははいぃぃっ!!」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.61 )
- 日時: 2020/10/11 18:15
- 名前: yuo (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/空中〕
『……変わったなぁ、鈴』
「そうですかねぇ。」
そう呟いたその声は誰にも聞こえなかった。
「気に入ってもらえて良かったです。ルナさん、終わったら来て下さいね。」
そう言うが、今、人を家に入れられる程の気力は無い。
単純に、護符に登録していない物を創るのは体力の約80%を使う。
「……あ、すいません。じゃあ、コイツにお乗り下さい。」
琉竜と移動用の雫を出す。
「行きましょうか、乗ってるだけで結構ですから。」
疲れた、って言う事を察する奴はいるのだろうか。居ない方が助かるのだが。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.62 )
- 日時: 2020/10/11 18:27
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
麗花「あ、ありがとうございます。」
正直、麗花は疲労困憊だった。
移動中もこくり、こくりと寝そうになりついに
宗太の肩に顔を乗せて寝てしまった。
それを見た宗太は。
宗太「あーあ。ごめんなさいね。寝ちゃった。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.63 )
- 日時: 2020/10/11 18:40
- 名前: yuo (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/琉竜の上で移動中→自宅〕
「大丈夫ですよ、疲れているでしょうし。」
15分後位だろうか。
「着きましたよ、地味で御免なさいね。」
「それでは、早速…と言いたい所ですが、ちょっと休息を。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.64 )
- 日時: 2020/10/11 18:54
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
宗太「いや、全然。…そうですね。」
頷き、同意する。
宗太は延びをし、あくびをした。
宗太「すいません…試験で寝不足で…。」
あの三人は学生でもある。
大学に行くため今、頑張って勉強している。
麗花「…まだ…眠い。すぅ….」
宗太「………。(えぇ…。)」
ハムスターが肩に移動し、再び撫でる。
麗花「……んー。」ペシペシ
宗太「痛ッ。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.65 )
- 日時: 2020/10/12 16:47
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/空中〕
「そんな、人間を無慈悲に喰らう何て……そんなこと、ボクら死神はしないさ。死ぬ運命の者が書かれたリストに沿って回収をする。要は死神の上層部と天照大御神のような神のような位の高い髪が選んでいるってわけ」
にこっと笑う。
「……ただの従順な公務員のボクに怒るなんておかと違いじゃない?こっちだって好きでこんな労働しているわけじゃないし、君たちにどんなに邪険にされたって魂を回収しなくちゃいけない」
「おわかり?」と小ばかにしたような声を出し、微笑む。
公務員の死神と言えど結局は囚われの身。自殺したと言う鎖でつながれた健気な人間だった者。
神と人の中立の立場に立っている。
「ねぇ、神様?許さないかぁ、それはちょっと間違ってんじゃない?ボクらは死神だけど人間だよ」
成り上がりの神はそこまでまだ把握はしてはないだろう。
「甘やかしすぎもよくないんじゃない?」
隣に居る神に微笑む。
「そんなこと、他の神の前で言ったら増々、嫌われ、虐められ、隣にずぅーッと傍にいるその神だってのけ者にされるよ?」
ばーんっと人差し指で隣に居る神を撃つマネをする。
「……まぁ、ボクにはそんなお気楽な神集団のいざこざなんて関係ないんだけど」
興味ないし。
ふんっと、顔を背けた。
「ていうかさぁ、ボク、まだ業務が残ってるわけ。残業はしたくはないし、もういい?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.66 )
- 日時: 2020/10/12 18:49
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔契此、幸 空中〕
「……勝手にしろ。」
ずきん、と刺された気分だった。もう一生、この世界で笑えるかも分からなかった。
「布袋尊…………」
「いいんだ。オレはまだ成り立てだから、こう言われて当然。大体、七福神を選ぶ際、他の神じゃなくて、なんで成り立てのオレを選んだの?」
「それは……」
幸、いや、福禄寿が言い淀む。オレは少しだけ笑い、死神に向き直った。
「ごめんね、君に問うオレが悪かったよ。オレはまだ成り立てだし、死神とか悪魔の方はよくわかんないんだよね。後で他の七福神に細かい所は聞いておくよ。
……あとさ、アンタがまさか、オレの魂奪おうとしたの?」
最後が少しだけ声が震えた。もしそうだとしたら、ここで奪われるかもしれない。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.67 )
- 日時: 2020/10/12 21:22
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナは少し考えていた。
ルナ「………?(魂を奪う…なんか頭に残ってんなぁ…。)」
あれー?
と、どうにか思い出そうとするが思い出せない。
ルナ「割り込み失礼します!その事について詳しくお願いします!!」
ぴしっ、と挙手をして聞いてみることにした。
死神が神様の魂を奪う。
そんな事あっていいのか?
そんな事を思ったからだ。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.68 )
- 日時: 2020/10/13 18:01
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/空中〕
「チッ………また、邪魔が入った……」
そう呟いたが、すぐさま、いつもの可愛らしい猫の笑みを浮かべた。
「奪う?……まぁ、そうかもね。そんなことしちゃいけないけど、したくなるでしょ?神が命を
奪われたらどうなるかって言う事が物凄く気になるんだ」
チェーンソーを愛おしそうに撫でる。
嗚呼、この子でこいつらを斬ったらどうなるんだろう……?
禁忌を犯したら、ボクは自由になれるのだろうか。
嗚呼、気になる。
「ふふ、あはははははっ!!怖がらなくてイイよ、今はしないから。気分が乗らない時に殺しても楽しくないし」
にたぁっとボクは笑った。
「まあ、君が、されたいなら、してあげるけど?」
すると、ボクは神の首にチェーンソーを向けた。
「………なぁんちゃってぇ」
嘘だよ、と笑う。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.69 )
- 日時: 2020/10/13 19:35
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「……布袋尊には手を出すな。」
チェーンソーを向けられたと同時に、福禄寿が前に立った。こんなに小さな体で、オレを守ろうとしてくれてることが、なんとなく嬉しかった。
「神の魂など、人間の魂とは特に変わりは無かろう?悪魔にしか分からないだろうが……。」
福禄寿は真剣な顔だった。
〔福禄寿side〕
布袋尊を見て思った。
元々この子は、人間だった。本当なら、死神に魂を奪われていたが、ギリギリで僕が止めた。命からがらで、一人の人間の少年を守った。生まれつき持っていた神通能力の影響か、布袋尊は神になった。
普通、人間上がりの神などめったに見ない。僕は長い間神として生きてきたが、人間上がりの神を見たのは彼が初めてだった。天界も彼の成り上がりに驚いていたらしい。
人間上がりの神は珍しい、つまり、悪魔や死神にも狙われやすい。実際今、冗談だったとしても、彼にチェーンソーを向けている。魂の価値が違うのだろう。
「布袋尊帰ろう、面倒なことに巻き込まれたくないし……」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.70 )
- 日時: 2020/10/13 22:09
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナはしばらく黙っていた。
そして口を開いた。
ルナ「…邪魔してごめんなさい。さよなら。」
そう言って狩る魂の所へ行った。
ルナ「はぁ…、魂ねぇ。何が違うんだろ?麗花に聞こ。」
そう呟きつつ、業務を終えたルナは疲れたぁと言って麗花達の所へ向かった。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.71 )
- 日時: 2020/10/14 18:32
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/空中〕
「ん、そう言う事なら、もう、行くから……じゃあね、神様」
また会お、と手を振って背を向ける。
あと一人の魂の回収。あの悪魔の事も調べなければいけない。
「……出世しても仕事は多いなぁ……」
いっそのこと、離脱してしまおうか。
………無理、か。
まだ、まだ無理。
ひっそりと息をひそめて時期が来るのを待とう。
離脱したら自由になれるんだろう。
「……ふふ……」
嗚呼、楽しみだなぁ。
*
「……手を煩わせないでよ、糞人間が」
あはははと、魂回収者対象の頭をチェーンソーでカチ割る。
そして、チェーンソーに魂が吸われていき、回収に来た協会からの使者鴉の持っている箱へと入っていく。
「カァ」
そう鳴くと手紙を落として、帰っていく。
宛て主を見れば死神協会の者からだ。
「チッ面倒臭………」
死神協会上層部直々に本部に来いという内容だった。面倒臭い、あっちは良い。好きな時に部下を呼べてこき使える。
やっと業務が終わって帰ろうとしたのに………。
はぁっと溜息を吐くと雲の上の上まで上がっていった。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.72 )
- 日時: 2020/10/14 18:53
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「…………。」
あいつがいなくなってから、オレ達は何も話さなかった。
福禄寿も何か考えているようだった。
人間上がり、って嫌だ。
特別扱いみたいな感じ。オレが成り立ての頃、福禄寿にはいろいろ逆らってて、天界の方からも危ない存在を見るかのようにオレを扱った。
まずオレが荒れてたから、悪魔や死神にオレの気配を隠さないといけなかったらしい。そう考えるとオレ、どれだけ天界に迷惑掛けてたんだろうか。
すると福禄寿が、ある時こんなことを言ってた。この時は覚えてる。
『この子がいれば、七福神が遂に結成されるんです!お願いします!』
その時はまだ七福神が揃っていなかった。たまにオレの代わりに御多福が七福神に含まれるらしいが、福禄寿はオレを七福神の一人、布袋尊にしようとした。
だから、名字が『布袋』。契此は人間の時の名前。
そんなことを思い出していると、突然麒麟が空から飛んできた。
麒麟は、天照様のお使いだ。
「天界から伝達でございます。七福神の皆様に一つずつ。」
「ありがとうございます。天照様によろしくお伝え下さい。」
麒麟は丁寧に頭を下げ、また空へと飛んでいった。
福禄寿は真っ先に麒麟から貰った手紙を開き、顔色を変えて言った。
「……天界に帰ろう。僕らは人間界に干渉しすぎだ。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.73 )
- 日時: 2020/10/14 22:47
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナ「……あれ。」
麗花達を探してるうちに迷子になった。
ルナ「………ここどこ?(涙)」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.74 )
- 日時: 2020/10/15 15:55
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「あー。戦い終わっちゃった。うーん。迷子がいるし僕は連れて来るよ。」
「つまり私にあいつらの場所を教えろって?」
「うん。出来るでしょ?」
未来の属性は太陽。武器を持っている間回復するだけ。
味方と認定したものに回復する割合を決める時、方向で決めるらしいからその方向に行けば居る。という事だ。
彩葉はルナの元へ行った。
「場所わかるけど、行く?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.75 )
- 日時: 2020/10/15 17:18
- 名前: yuo (ID: 2fSLq59j)
〔按/自宅〕
「ありがとうございましたー」
この世界では、アタシは花屋。
まだ13歳…と言う見た目だから、親の手伝いをしている利口な中学生、と言う偽。
「…アハッ、どうする?悪魔サン。死神様に来てもらおうか~?」
断固拒否したいのだろうか、渋い顔をした悪魔の顔がアタシは好き。
悪い趣味してるって?
そんな事無い。こう見えても死神と会話できるんだから。
「そ~んな期待に応えて、アンタ達には死神の報酬になってもらうわね~」
「あっ、鈴サン?3人、悪魔居るよー、どうする?」
『またですか?死神って言うのは邪魔をする悪魔を狩るんですよ?』
「え~、でも鈴さんサイコパ…じゃなくって殺めるの好きそうじゃない~」
『ふざけないで下さ…何て言っても無駄ですかねぇ。按さんがやれば良いじゃないですか。』
「確かに。」
ひょいっと倒す。
こんくらいなら能力も要らない。
『あ、後、今からこちらに来てもらえます?魂作るんで』
「は?まぁ、良いわ。行くわね~」
〔鈴/自宅〕
「失礼しました。どうぞ、ごゆっくり。後、もう一人来客がきますので。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.76 )
- 日時: 2020/10/15 18:56
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「はぁ……人間界での活動停止、か……」
「ま、死神とか悪魔と揉めると大変だしねぇ……」
福禄寿がオレの別荘に来た。人間界にある家(神社)は行ってはいけないから、天界にある家だ。
ひさしぶりにオレの家に来たな~、と呟いている。
「揉めると何かあるの?」
「そりゃあ勿論。だーいぶ前にどっかの神と死神が喧嘩して、天界と死神協会が荒れてた時もある。」
「ひぇ…………」
「だから気を付けなよ。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.77 )
- 日時: 2020/10/15 19:41
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナは涙を流しながら喜んだ。
ぱぁぁぁぁ、みたいな効果音が出そうなくらい笑顔になった。
ルナ「ありがとうございますぅぅ……!」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.78 )
- 日時: 2020/10/16 16:20
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/死神協会本部〕
「はぁあああぁあああ?!!!一週間、謹慎!!?」
バンッとボクは上司の机を叩く。
上司はしかめっ面でボクを殴ってくる。
「謹慎で済んでよかったものだ。相手の天照大御神様や天使などが口添えをしてくれた御掛けでお前は処分が軽くなったんだからな。神と揉めるな、あの日みたいになるぞ」
僕はその言葉を聞き黙り込む。
ぐうの音も出ない。
自分がまだ青臭かった頃、本当に大昔、神と大喧嘩をした。その時は殺されるって思ったけど先輩が助けてくれた。
「………はぁい………………黙ってまぁす」
背を向けて、人間界の家へと帰る支度をする。
ザーシャがいなくなって。
「ったく、アイツ、のし上がって上級死神になった癖にまだ………仕事はできるんだかなぁ………」
一人呟いていた。
〔翡翠/家路〕
「……………夜空が、綺麗ね。………あの日もこんな夜だったかしら」
ふぅっと一人の小さな少女は溜息を吐く。
「こーんな所に居ましたか、翡翠様」
振り返れば、自分が契約した悪魔がそこに居た。
「理人………………」
「また、思い出しましたか」
ええ、と薄い微笑みを浮かべて言ったわたしは先を歩く。
「帰るよ、わたし達の家へ」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.79 )
- 日時: 2020/10/16 17:08
- 名前: yuo (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/自宅〕
あぁ、上から通達。
「はぁ。」
溜息を思いっ切り出しながら封筒を開ける。
内容を要約すると、同期が謹慎になった事、後もう一つ、
〝悪魔と戯れるな〟
死神業界の一人である限り悪魔とは関わってはいけないらしい。
「面倒臭いなァ」
なーんて、言ってみたりして。
僕は僕で、魂を作らなきゃだもん。
別に謹慎を食らったって痛くも痒くもない。だぁって、そこそこの給料で命を懸けて、魂を刈り取れ?
ふざけんな、ってお話でしてぇ~
好きでやってる事でもねぇし。謹慎って、案外良いものだよ、家でダラダラしてるだけで良いもん。
「んーじゃあ、拷問から始めましょう。」
通達をビリビリに破りながら言う。
「まず、母親と父親の性格、能力、ですね。お教え下さい。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.80 )
- 日時: 2020/10/16 17:27
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「……何かする?」
「じゃあ花札で。」
お、いいじゃん、と言い、福禄寿に取りに行かせた。
「なーんで僕が取りに行かなきゃなんないのさー」
「その代わり福禄寿が勝ったらなんかやってあげるから」
タンスから花札を取り出し、山を作る。
「この遊び何十年ぶりだろ……お、桜。」
「いつやったの?」
「そーだなぁ……寿老人に挑んだがいつも負けてた。」
「あっちゃ~……」
オレが手に持ってる札といえば『牡丹に蝶』。花札の札って、すっげぇ綺麗。
「はい、やろ。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.81 )
- 日時: 2020/10/16 21:43
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
宗太は嫌な所を突かれたのか、顔をしかめる。
宗太「………そうですね。」
そして話し始める。
父は偉大で尊敬できる人物。
能力は雷を操っていた。
母は優しくていつでも相談にのってくれた。
能力は回復だった………と。
そしてこう言う、その声には悲しみと怒りが混じっていた。
どこか………優しさもあった。
宗太「大嫌いだ、どっちも…。」
麗花「………宗太、でも…。」
宗太「黙れ!!何も分からないくせに!」
麗花は体をビクッと震わせる。
宗太はごめん、と謝る。
そして静かに泣いた。
宗太「どうして死んだんだよ…どうして置いてったんだ…。」
部屋に宗太の泣き声が響く。
彼は今でも辛かった。
ルナside
案内してもらい、感謝をいって家に入る。
ルナ「…ありがとうございました。」
そしてノックをする。
ルナ「こ、こんにちは、ルナです!」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.82 )
- 日時: 2020/10/17 09:24
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「管理課!あんた達の連れ、迷子になってたわよ。全く、道くらい教えてやんなさいよ。」
「悪魔···ジュル···あ、ダメダメ。ちょっと禁断症状が···」
彩葉は悪魔を一瞬見て目を逸らした。
星乃家には冷凍保存された悪魔がいる。
そして、お腹が空いたら食べるのだ。
冷凍保存は勿論能力で。悪魔の血肉を食べて、回復で元通り。永久だ。
それでもやはり鮮度というものがあり、冷凍しても不味いやつは素材として刈り取る。
「あーあ。家から悪魔の血肉持ってくれば良かったー。」
「あれ?家にある奴は全部素材にしたんじゃ無かったの?」
「そうだった。テヘペロ」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.83 )
- 日時: 2020/10/17 10:12
- 名前: yuo (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/自宅〕
「ふむ…雷と回復で悪魔と天使で…。」
馬鹿じゃないですか、そう言おうとした時良いタイミングでコンコンとドアが叩かれる。
「どーぞー」
「管理課!あんた達の連れ、迷子になってたわよ。全く、道くらい教えてやんなさいよ。」
「死神は大体感覚で来れると思ったんですけどね、と言うか何で未来さん達来れるんですかね。」
ストーカ…?と冗談めかして言って見たりして。
「あ、すいませんね、どうぞお入り下さい。」
そう言って死神の子を家に入れる。
「…そう言えば、ですけどまだ名前言ってませんでしたね。僕の名前は如月鈴です。
後、宗太君、こっちばかりじゃアレ何でね、僕に質問しても良いですよ。」
流石に前世とかは答えられないけど、こっちだけ長々と聞くのは僕の良心が痛む。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.84 )
- 日時: 2020/10/17 14:08
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/自宅〕
「…………物凄く、暇ぁ………っ」
ごろんっと寝返りを打つ。
謹慎処分になってから早三日目。家ですることもなくなってきて、つまらない毎日を過ごしている。
家でやれることは寝る事、ヨガとかその辺の健康活動、それと食べる事!
それしかないけど早三日を過ごしてきた。
「……あとよっかぁ………つら……」
鈴をいっそのこと呼んでしまおうか。
それとも、監視の目を欺いて人間として仕事に行こうか。
溜息を吐くもやる気が出ないのだ。
「………どーしよっかなぁ………」
携帯を見て、電話をする。
「鈴、つまんなぁいんだけどぉ…………そっち行ってもいい?というかそっちに監視の目があるならこっちに来て欲しいんだけどいい?」
返事を待つ。
窓から見える回収鴉。眼が赤い時は監視中。黄色い時は回収中。…………今は、ボクの事を見張ってるのかぁ…………まあ、イイよね。
同期と会ってバカ騒ぎするくらい。
カーテンを閉めた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.85 )
- 日時: 2020/10/17 14:10
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「何で来れるか?決まってるじゃない!私の太陽の力よ!先にあんた達を味方認定しておいたの。回復の割合配合する時は方向で決めるからね!」
未来がそう答えた。
自分の手の内をすんなり明かして良いのだろうか。
「という訳です。僕も少し聞いて宜しいでしょうか?あ、僕の名前は星乃彩葉と言います。こっちは天使の未来です。」
「言っとくけど、私。これでも369歳なのよ。性別に関しては無性としか言い様が無いわ。設定されて無いもの。」
と、少しだけ付け加えた。
とりあえず暇なんだ。遊ばせろ。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.86 )
- 日時: 2020/10/17 21:12
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
宗太「あ……いえ、大丈夫です…。」
目の縁を赤くしてそういう。
麗花はルナが来たことに気付いた。
そして急いで駆け寄る
麗花「ルナ!お疲れ。」
ルナ「この方々が私をここまで案内してくれたの♪」
と、笑顔で答えた。
麗花「そうなの?…ありがとうございます。」ペコッ
麗花は未来と彩葉にお礼を言って感謝した。
無意識か分からないが、麗花はルナを撫でた。
宗太はまだ泣いていた。
それに気付いた麗花は宗太も撫でた。
宗太「……は?っ。おい!やめろって!」
麗花「へぇー?照れてるの?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.87 )
- 日時: 2020/10/17 22:50
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「……あれ?人間界の神社に願い事が来てたみたいだね。」
「あ、マジ?」
オレの連敗記録が更新された時、縁側に福禄寿の使いの鹿がいることに気付いた。
背中に賽銭箱と絵馬が結びついた板みたいなものが乗っかっていた。
「くー」
「よしよし、ありがとう。」
にこりと笑った福禄寿が戻って来て、絵馬に書かれた願い事を見る。
因みにその賽銭箱と絵馬は福禄寿のだけじゃなくって、オレの分まであった。
「くーちゃんってお利口さんだよな、今度お礼しないと」
「彼奴は確か煎餅が好きだったよ。天界の商店街で買ってこよう。」
たくさんの絵馬を見つめた。
『出産が上手くいきますように』
『家族皆幸せに暮らせますように』
同じような事を書かれた絵馬は、もう見飽きたのかもしれない。オレは最近願いを叶える仕事を雑に済ませてるのかもしれない。
でもこんな願いが多いのは、オレが家庭円満を司る神だからだろう。
その時、1つの絵馬に目を奪われた。
『突然植物状態になった父が助かりますように』
___家庭円満、って、どういう意味だった?
「…………なぁ福禄寿、『植物状態』って、どういう意味……?」
「急だね。植物状態ってのは……
頭は生きてるけど、意識が無い状態のことだよ。」
その言葉を聞き、オレはじっとその涙が少しばかり滲んだ絵馬を見つめた。
もしも、その人の『生きたい』という気持ちが強かったら?人間は自身の思いが強ければ強いほど、人間のできないことを可能にできる。
もしも死神達に魂を奪われた人がいて、その人の意志が強かったら?
___完全には死なず、植物状態に陥る。
「福禄寿、死神協会に行ってくる!!」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.88 )
- 日時: 2020/10/17 23:27
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「折角だから僕の事は名前で呼んでくれない?あと、もし良かったら血液採取させてよ。あと、死神協会の上層部に怒られたよ。厳重注意及び仕事の減少だってさ。」
「私も天界の神様達に言われたのよ。神を殺害する者に近付くな。ってね。」
二人はそう呑気に話し、家の中に侵··(いや、入った。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.89 )
- 日時: 2020/10/18 07:06
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナ「分かりました。」
そして例の話を聞いてルナは
なんか仮面をつけたキャラクターの
ユーチューバーのエンディングの音楽がどこからともなく流れた。
そして、音楽が流れたと思えば
ルナ「はぁぁぁぁぁぁ!?」
次はルナの絶叫が響いた。
そしてすかさず宗太の頬をつねっていた麗花がルナを叱った。
麗花「黙らっしゃい。」ボコッ
ルナ「痛……。」
そして血液採取にも同意した。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.90 )
- 日時: 2020/10/18 10:33
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/自宅〕
「‥‥‥‥。」
ここが人の家だって事分かってんのか?と疑いたくなる位騒がしい。
その五月蠅さから逃れるために二階にある自室に行こうとした時、まぁた通達が来た。
「来いですかぁ…」
〔死神会本部にて〕
「なぁんでぇすかぁ」
「俺から話したいのは二つ!
まず、お前も謹慎。」
「え!?本当?嬉しい~」
やっとブラック企業から抜けられる~と言うのは言わないであげた。
「嬉しいとはなんだ!これは罰何だぞ!」
僕は笑った。
「へいへーい。」
「…まぁ、良い。次!何でお前ザーシャと関わる?」
「え…駄目なの?」
同期と関わっちゃ駄目なの?え、凄い馬鹿。
「じゃね~さようなぁら~」
「お、お前っ!」
『鈴、つまんなぁいんだけどぉ…………そっち行ってもいい?というかそっちに監視の目があるならこっちに来て欲しいんだけどいい?』
「ん?あぁ、僕も謹慎食らいました!今僕の家はアメリカのホームパーティーみたいになってますから、来ても良いですし行っても良いですよ~。」
バカ騒ぎ位…多分大丈夫だな。
____________________
えっと、yuoです!名前変えたんでよろしくです!
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.91 )
- 日時: 2020/10/18 11:19
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
把握しました!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
三人は血液採取に同意したが相談してた。
「「「………。」」」
(((痛いかな?)))
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.92 )
- 日時: 2020/10/18 13:10
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「大丈夫だよ。僕は今そんなにお腹空いてないから。直接食べるなんて事しないってー!」
気付いた時には鈴が死神協会に行き、帰って来てた。
そして、安全に血液採取をした。
「じゃあ、ちょっと気晴らしに悪魔狩り行かない?」
「気晴らしに悪魔を狩るとか、悪魔目線相当怖そうだわ。」
彩葉は悪魔狩りを提案した。
何せ遊び道具なんて持って来て無いんだ。
天然の玩具で遊ぶしか無い。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.93 )
- 日時: 2020/10/18 13:55
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
麗花「…平気ですよ。ね、宗太?」
宗太「うん。」
二人は平気のようだ。
怖いものは無いらしい(?)
ルナは少し不思議そうにしていた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.94 )
- 日時: 2020/10/18 14:37
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/鈴の家の近く〕
んー!と家を出て身体を動かした。
三日間、家に居て身体が凝ったようで凄まじい音を鳴らしてしまう。
「………ふわぁ」
欠伸をしながら同期(鈴)の家へと向かう。
その途中、小さな少女とぶつかってしまう。
「ごめんなさい」
スッと一歩引きさがって一礼した少女は光に当たると青っぽく見える黒髪を三つ編みに結った小柄で金目の綺麗な、子だった。
左手だけに手袋をしていた。
「………いえ!ボクの方こそ、ごめんね~!」
作り笑いを浮かべた。
「はい」と言い通り過ぎていく少女からは嗅ぎ覚えのある匂いがした。
………嫌な気持ちになる、匂い。
何だろうと思いながらも踵を返し、足取りを速める。
〔翡翠/街〕
――――――急がなくちゃ、急がなくちゃ!!
理人が、何処かに行ってしまう。
「………何処に居るのよ、あの黒づくめの阿呆!!」
学校から戻ってきたところ、死神と思われる者と対峙する理人が家の空中に居た。
私に気が付いたようで何処かに行ってしまった。
相手は五、六人だった。
下手すればあの理人でもやられてしまうだろう。
悪魔は契約者が傍にいて命令をすることで強くなると言っていた。
なら、私が理人の近くに居ないとダメであろう。
「あ~もう!!」
どうして、あの馬鹿は目立つなと言うのに………黙って死神などと揉めるのよ……!!
黙っていたなんて。
どこら辺に居るのだろう。
空って言っても果てしないわよ、………手袋を着けている左手を触る。
………迎えに来いと、命令するか。
「……面倒臭いわね……!!」
〔理人/死神協会近く・空中〕
――――――――理人は、死神協会の近くで対峙していた。
「あー、もう………いい加減にして下さい」
………不味い。
お前らに構っているほど、私は暇ではない。
翡翠様に、目撃された。どっちにしろ、翡翠様は追いかけてくるだろう。
そうなれば……面倒臭い種族の奴らに姿を晒すことになる。
一刻も彼女の元へ帰って、隠さねばならない。
なのに。
通してくれないこいつらが、憎い。
不味い、とにかく、不味い!!
説教をさせられる。それはいつもの事だ、けれど、あのクソガキはそれだけじゃすまない。
命令と言って、私に無茶振りをし笑顔で楽しむのがお決まりだ。
勘弁してくれ………「……もう、いいですか?」
――――――――前方に、神を確認。
あぁああああああああああああ!!!!!!面倒臭い。不味い、翡翠が、あのクソガキが………見つかる。
どうする、どうする……寿々木理人。
ミステリ小説家。
「……あははは……では、これで」
曖昧に笑い、注意を逸らすが、そんな抵抗もむなしく終わる。
神が何でこんなところに居るんだ。
死神協会何てお前ら相性、悪いだろ。
………、………翡翠!!!?
真下を見て見れば、翡翠がいた。
間違いなく、翡翠だ。
青色に見える黒髪を三つ編みに結って黒いセーラ服を身に着けた少女。
辺りを見回している。
あー最悪だ。何でこう悪い想像が起きるんだ。
もーやだ。
「……あはは……」
笑みも乾いてくる。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.95 )
- 日時: 2020/10/18 15:41
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
麗花「何か作りますか?」
と、やわらかい笑みを浮かべる麗花。
彼女はお菓子とかが作れるのだ。
ルナ「麗花のお菓子!?」
宗太「………まだ分からないじゃん。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.96 )
- 日時: 2020/10/18 15:46
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
少し経ち______
「悪魔狩ってきたよーん!これから調理でもするけど、ルナちゃん、食べる?(キラキラ)」
死神のルナに詰め寄る。
その前に勝手にキッチンを使って良いのかと、未来は考えていた。
「ステーキ作るから!サイッコローステーキ!」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.97 )
- 日時: 2020/10/18 16:02
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
麗花「使っていいか分かりませんけど…。(同胞を食べるのか…)」
そして苦笑いする麗花。
その横で
ルナ「…食べません。」
完全に焦りきっているルナがいた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.98 )
- 日時: 2020/10/18 17:17
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/自宅〕
「誰がキッチン使って良いって言いまいしたかねェ。」
にっこりと笑う。
「安心して下さい、殺しはしません。後ですねぇ、五月蠅いんですよォ。此処僕の家でして。彩葉さん、と未来さんは特に。静粛に、お願いしますね。」
これだから敬語は嫌。普通、敬語は年上の人に言う言葉遣い。だか、僕は年下にも雑魚にも敬語なわけで。死神協会でも下っ端扱い。やがて後輩にも仕事を押し付けられた。
「要約すると、五月蠅いから黙れ。」
あ、言い過ぎた。
「すいませんねー。」
とだけ言う。
「後、僕謹慎になったんで。そこんとこよろしくです。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.99 )
- 日時: 2020/10/18 18:22
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「はーい。へー。謹慎かぁ。じゃあ僕も謹慎なのかな?」
「鈴。うるさくして悪かったわね。」
と言った。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.100 )
- 日時: 2020/10/18 19:21
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
麗花は完全に黙りきってしまった。
ルナは少し怯えていた。
麗花は悪魔。でも親友。
友達の同胞を食べる自分の同胞が目の前にいたから。
そして泣き止んだ宗太が口を開く。
宗太「……ルナ、お前もだからな。」
ルナ「………あっ、うん。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.101 )
- 日時: 2020/10/19 16:45
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/鈴の家〕
「鈴~~~っきったよ~ん!」
酔っ払いの如く、ボクは鈴の家の扉を叩く。
謹慎にされてストレスが溜まっているのだ。
人間が死ぬと言う恐怖に駆られる顔が見れないと言う。それを見るだけがボクの生きがいでたまにする後輩への折檻や人間、そして悪魔を殺すこと。
これでもボクは模範的な優等生である。
労力は無駄に消耗せず、悪魔が寄ってきたら追い払うが、基本的に争いは避ける事。
それが、出世できる回収課に所属する死神の手本だ。
「……」
回収課の中で断トツにトップという成績を誇っている為、後輩、そして先輩にも名が知れていることが多い。
上司にも、モラハラをされたこともある。
「優秀過ぎると大変だねェ………」
他人事のように思えてしまう。
何の為に此処まで頑張ってきたのかもわからなくなっているし。
離脱したいとも思っている。
言えないが、離脱した先輩の事は知っているがその後の行方は知れない。
「………」
だからこそ、すぐさま行動が出来ないのだ。
保身を大事にしたいし。
拳を握り締める。
回収課としての業務をしながら離脱した先輩を探す、そしてあの悪魔の契約主を調べるそれがボクの仕事。
誰にも言えない、ボクだけの秘密だ。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.102 )
- 日時: 2020/10/19 16:58
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
死神協会は不思議な場所にあった。
天界とはまるで逆の世界。暗黒な世界、って感じがする。
オレはその中、バレないようにでっかいローブを纏ってる訳だが。
何しに来たんだっけ。
絵馬見てキレたのは覚えてる。そこから……どうしたかな。
頭がボーッとして、考えることもできない。それに、凄く眠い……。
意識が飛びそう……だけど、ここで留まってしまうと、確実に見つかって大変なことになる。
福禄寿の言葉が不意に頭に響いた。
『人間だった神があそこに行くと、確実に意識をとられるから行くな!』
その言葉を理解したときには既に、オレはその場に倒れていた。
意識を手放す前に聞こえたのは、此方に近付く数人の足音だった。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.103 )
- 日時: 2020/10/19 17:33
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
宗太「…………。」
少し驚く。直ぐに気を取り戻す宗太。
ルナはびくっと体を跳ねて、麗花に抱き付いた。
麗花「……どっ…どうしたのよ?」
ルナ「びっくりしただけ……。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.104 )
- 日時: 2020/10/19 21:37
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「ふわあ。眠っ。ちょっと家に帰るね。」
「お邪魔しましたー」
道中眠りながら家にたどり着いた。
少し寝ようと思った時、死神協会の方から呼び出しがあった。
「はぁ。眠いのに。どうしよう。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.105 )
- 日時: 2020/10/19 22:46
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
(>>102-103乗っかりますね。)
ルナ「また今度。」
と、ニコリと笑い手を降った。
すると何かを感じたルナは顔を引き締めて、
ルナ「協会の方に行ってくる。」
と、言って消えた。
麗花「あ!ルナ!!」
怒っているような、心配そうな声をあげる麗花。
横では宗太がヤレヤレ。と呟いていた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.106 )
- 日時: 2020/10/20 17:30
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔理人/空中→人間界〕
「………ったく、これはどうしたものか」
周りの五月蠅い死神がいなくなり、私は一息つく。
目の前で意識を失っているのは成り上がりの神。
真下には主人。
……悪魔にだって良心はある。ほんの少しだか、………少し。
「生きてますか、死んでますか?…………まあ、私には関係ないんですけど……」
そんなことを言いながら、げしっと蹴る。
「……仕方がありませんねぇ、こんなところに来る馬鹿な神様を運んであげましょうか」
グイッと彼の手を引っ張り、人間界へと降りていく。
*
街へと到着すると予想通り、翡翠がいた。
我が、御主人様。
「理人ッ………って、誰それ」
嬉しそうな声を出したが、翡翠は担いできた神を見るなり、また面倒事を犯したなと顔が鬼のように怖くなり歪んでいく。
「……成り上がりの神です。馬鹿なのでしょう、人間だったくせに死神協会に行きたかったようで」
翡翠には何も隠し事をしない契約だ。
死神の事など全部自分に関わるものは説明済みだ。
「……そう、取りあえず人目に付くから家に運ぶわよ」
ふんっと不機嫌な声を漏らし、スタスタと歩いていく。
「うちのクソガキはご機嫌斜めなようだな………」
一言呟いてから歩く。
家へと。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.107 )
- 日時: 2020/10/20 17:57
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
協会の方へ行くと、何やら騒がしい
何があったか聞くが皆首を横に降る。
ルナ「えぇ…つまんない。」
そして業務をしっかりやるように、と
注意され戻ってきた。元の世界に。
するとあのなりあがりの神様が倒れていた。
ルナはこのままだとヤバイと思い、
大丈夫ですか?と声を掛けた。
ルナ「(あ、でもこの子死神嫌いだったっけ?)」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.108 )
- 日時: 2020/10/20 18:53
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔福禄寿side〕
嫌な予感しかしない。
布袋尊がいなくなってから、花札で布袋尊の行方を占ったのはいいが、それが一点札ばかりなのである。
どう考えても布袋尊が危険に晒されるというのは確かだ。
「無事に戻ってきて……布袋尊……」
〔布袋尊side〕
なんだか……声が聞こえる。
…………怒鳴り声?そう思って注意深く聞いてみる。
『お前って、生きてる価値あるの?』
『生贄になればいいのに。』
人間の頃にさんざん言われてきた言葉が、オレの頭の中に駆け巡る。
『頼む……これ以上言わないでくれ……!』
そう言うと、不思議な声が聞こえた。
『お前は、この声を一生聞きたくないか?』
『勿論だよ……もう絶対に聞きたくない!』
『……そうか。』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「……!」
見覚えのない部屋で目が覚めた。
オレ、今まで何をしてた……?オレは一体誰?
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.109 )
- 日時: 2020/10/20 18:59
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔翡翠/自宅〕
―――――「あら、起きたみたいね」
ベッドに寝ている男を観察していた私は立ち上がる。
「……自分に起こった事、覚えてるかしら?……成り上がりの神さん」
にこっと微笑む。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.110 )
- 日時: 2020/10/20 19:02
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「……?」
成り上がりの神?オレに起こったこと?
「…………ごめんなさい、覚えてないです。まず、オレが成り上がりの神、というのは何ですか?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.111 )
- 日時: 2020/10/20 21:07
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
はぁ、普通に怒られちゃった。
注意しろって言ってたのに関わっちゃったからかなぁ。
とりあえず家に帰ろう。
「ただいまー」
ーーーーーーー
最近更新が少なくなるかもです。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.112 )
- 日時: 2020/10/20 21:37
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナはいいや、と言ってまたあそこに戻ろうとしたが…
ルナ「…………!」
また仕事が入った。
……………まだ小学生か。
かわいそう、とは思わない。
魂を狩るのが死神の仕事だし。
槍を構えて突き刺す。
…………小学生は倒れた。
ルナ「……おやすみ。」
ーーーーーーーーーーーーーーー
>>111
把握しました。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.113 )
- 日時: 2020/10/21 17:31
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
>>111 鈴音さん
了解しました!
_______________________________________
〔翡翠/自宅〕
「……そう、……無理をしたから記憶に………なるほど」
データをつくる。
記憶喪失、神にも起こるのね。
まあ、もとが人間だからって言う事もあると思うけど………。
悪魔と契約している私にとっては好都合になるのかしら?
面倒が大変そうだけど仕方がないわね。
自分の中で整理をした私は向き直る。
「……私は翡翠。まあ天界の事には詳しいわ」
にこっと微笑む。
「貴方は人間から成った神様よ。危ない場所に行って無理をしたから倒れて、私の同居人に運ばれてきたのよ」
其処が死神協会の近くだなんて言わない。
この神の相棒は死神や悪魔に異様なほど執着をしているそうだから理人が見つかった時、危険にさらされるかもしれない。
何としても避けたかった。理人を、人間の姿の彼を隠したい。
「……でも大丈夫よ、これから失った天界で生きていく上で必要な事は想い出せるよう私がサポートするから」
コンコンっとノック音がする。
理人が御粥を作り終わって運んできたのだろう。
「丁度、ご飯も出来たみたいだしゆっくり食べてね」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.114 )
- 日時: 2020/10/21 18:45
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: YAHQda9A)
- 参照: http:www.kakiko.info/profiles/index.cgi
「そんな、オレ、そんなによくして貰っていいんで……っ!!」
慌てて体を起こそうとすると体中に激痛が走り、またベッドに体重をかけた。
それをみた翡翠さんは特に何もなかったかのようにドアの方を向いた。
「………。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.115 )
- 日時: 2020/10/21 19:00
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔翡翠/自宅〕
「……理人。アンタは今、人間になってるから。私は天界の事をよく知っている人、そのつもりでヘマをしないでよ」
すれ違いざまに言う。
理人がもし悪魔だとバレればそれこそ終わりだ。あの神の信頼を失い逃げ出すかもしれない。
そして相棒に告げ口をし、この家が破壊されるかもしれない。
「……それだけは嫌だから」
この家のローンや電気代はこっちが払っている。
勘弁してほしい、経済的にも。
「解りました、翡翠様」
いつもの言葉を言うと料理を乗せたワゴンから手を離すと、私の手を取る。
そして、手袋のされている手の甲に口付ける。
「………ご命令通りに」
そう言い放つと部屋へと入っていく。
ジッと左手を見つめ、息を吐いた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.116 )
- 日時: 2020/10/21 21:34
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「あ、おかえりーー。やっぱ謹慎?」
「ううん。怒られただけ。それより、今日も仕事だよー」
鎌を持って回収予定者の元に行く。
相手は彩葉の存在を感知し逃げ回った。
めんどくさい奴だ。
「とっとと死んで。死人に用は無いから。」
スッと腹の辺りを斬った。
今回は予定していた回収予測と大幅にズレてしまった。
急がないと。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.117 )
- 日時: 2020/10/21 22:49
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナは公園に回収予定者を見つけた。
…………また幼い子供だ。
なんで今日は子供ばかりなんだろう。
しかしその子供には見覚えがあった。
そう、同級生の妹だった。
ルナ「……………。」
…かわいそうじゃない。
ただの死人なんだ…。
そして今日も仕事を終える。
自販機で買ったコーヒーがいつもよりも苦く感じた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.118 )
- 日時: 2020/10/22 16:07
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
成り上がりの神……?
神、ってあの神?願い叶えてくれるような全知全能の?
しかもオレが?
すると突然頭に激痛が走った。
「いだだだだだっ!!!!!」
思い出そうとすると、何かがオレを邪魔するように激痛がくる。
これじゃ、記憶戻しはかなり先だろう……。
ぎいっ
誰かが部屋に入ってきた音がした。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.119 )
- 日時: 2020/10/22 17:44
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔理人/自宅〕
「失礼します、御身体は大丈夫ですか?」
にこっと微笑み、ワゴンを引く。
野菜を添えた御粥と水。
「熱いですから冷ましながらゆっくり食べて下さいね」
ああ、それと、と私は付け加える。
「此処は安全な場所です。だからリラックスして下さいね……と言われましてもこちらの事を知らないとリラックスできてもあれですよね………」
ふむっと考え込む。
「私の名は寿々木です。宜しくお願い致します」
一礼をする。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.120 )
- 日時: 2020/10/22 17:55
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/自宅〕
「鈴~~~っきったよ~ん!」
「ん…」
僕の睡眠は彼女の大きな一言で覚めた。
「どぞ…」
そう言いながらザーシャを家に入れる。
他の輩は、帰ったっぽい。
「さぁて、何しましょうか。」
謹慎一日目。楽しくなりそうなのかな?
「あ、泊まるとか言いませんよね?」
____________________________________________
更新遅くなりました!これからもペース落ちるかもです。すいません。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.121 )
- 日時: 2020/10/23 18:01
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
>>120 黒狐
了解しました!ご自愛してくださいね~(´∀`*)
_______________________________________
〔ザーシャ/鈴の自宅〕
出迎えた同期の顔は疲れ切って見えた。
「あ、泊まるとか言いませんよね?」
ボクはえ?と首を傾げる。
「駄目なの?」
そのつもりで鼻歌交じりに来たのに?
おニューの歯ブラシとか持ってきちゃったぞ、おい。
あはっといつもの笑顔を浮かべる。
なんか久しぶりのやり取りも楽しい。
お泊り、したかったんだよね、同期の家でお泊り会とか良いじゃん。
THE・青春って感じがする。
したことないからしてみたぁい!
「漫画とかであるじゃん、して見たくない?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.122 )
- 日時: 2020/10/22 18:26
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「あっ、お粥ありがとうございます。オレは……」
あ、名前忘れてるんだった。しかも体起こすこともできない。
「……すみません、オレ、何も覚えていないので……。あと、すっごく恥ずかしいのですが、か、体、痛くて、起こせないんです……」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.123 )
- 日時: 2020/10/22 18:51
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔理人/自宅〕
「………お名前の事は……そうですね、翡翠様に後で考えてもらいましょうか」
身体が起こせないと言う彼の腕を優しく掴み、起こしてあげる。
にこっと微笑む。
今のところ、私の事を思い出していないようだ。
まだ、大丈夫か。
寿々木、という名を出しても私の事に気が付かないのは成り上がりの神だからだろう。
普通の神ならその仮名を聞いただけで警戒する。
「……良かった」
ぼそり、と呟く。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.124 )
- 日時: 2020/10/22 19:08
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「……良かった」
オレの腕を持って起こしてくれた寿ヶ木さんが呟いた。
何が良かったんだろう……?
「…………あ、お粥、頂きます。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.125 )
- 日時: 2020/10/22 21:12
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナ「………苦い。」
ふてくされたように顔をしかめた。
一方、二人は…。
麗花「疲れてるようでしたらマッサージしましょうか?」
笑顔で手をうねうね動かす麗花。
横で宗太が僕にやって~、と。
揺さぶる。
麗花「はい。」グリッ
宗太「い"だだだだっ"」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.126 )
- 日時: 2020/10/23 16:28
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
>>121 雪林檎さん
ありがとうございます!
__________________________________
〔鈴/自宅〕
「え?漫画の話でしょ?青春何て僕は無興味、無関心です。」
でも、と付け加えをする
「ま、良いでしょう。」
実際楽しみだなと思った本心を潰す。
「い"だだだだっ"」
痛そう。の一言に過ぎる。
「遠慮します。」
謹慎なんて初めてな物で、嬉しい。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.127 )
- 日時: 2020/10/23 18:20
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/鈴の自宅〕
「………、だがことわーる!!おっじゃましまぁす!!」
遠慮します、と言ってきた鈴のガードを押し切って中に入る。
「本当は楽しみだって思ってるくせにさぁ」
んも~とボクは微笑む。
「色々持ってきたから遊ぼっか、おつまみもあるよ!!」
〔理人/自宅〕
「………勿論です、召し上がって下さい」
にこっと微笑む。
感想を聞いてから出ていこう。
一応、此処で預かるわけだし、好みは知っておきたい。
私は、上手く人間の振りが出来ているだろうか。
細かい事は我が主・翡翠様に任せよう。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.128 )
- 日時: 2020/10/23 19:10
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔布袋尊 翡翠宅〕
「頂きますっ。」
あまり力の入らない右手でスプーンを持ち、照明に明るく照らされたお粥をすくった。
そのお粥は、純粋無垢に光輝いていた。
「……おいしい。」
自然と笑みが零れた。
〔福禄寿 布袋尊宅〕
「…………遅い。」
布袋尊が家から出ていって、軽く三時間は経ったのにも関わらず、帰ってこない。
僕はただ一人で花札を眺めていたのだが、流石に飽きた。
ぷるるるるるっ
布袋尊のスマホが鳴った。びっくりしたが、すぐに電話に出た。
「誰?」
『……あれぇ?布袋尊に掛けたのに、なんで福禄寿が出たの~?』
…………間違いない。このゆったりとしたマイペースな声、しかも女。
弁財天だ。
(一人追加致します!大丈夫でしょうか?)
【名前】弁財天(本名は誰にも明かしていない)
【歳】1069歳(見た目は幼女)
【性別】女
【種族】神
【武器】琵琶、エレキギター
【属性】雷
【職業】七福神
【性格】おっとりとしており、精神年齢がかなり低い。語尾が独特なミステリアス。だがかなり力は強い。
【容姿】少し毛先が跳ねた肩辺りまでの茶髪をおろしている。目の色は黄色。ワンピースのような黄色の和服を着ており、サンダルを履いている。
左肩に琵琶を提げており、その琵琶をエレキギターに変えることができる。右肩には白蛇がいる。
【過去】福禄寿の元で修行を受けていたが、福禄寿を大喧嘩をして逃げ出す。現在関係は回復しているが、そのことが心残り。
【備考】大体の死神、悪魔達は出会っても特に何も思わない。
移動手段は宝船に加え、白蛇に乗ることがしばしば。愛称は『べんべん』。
琵琶もエレキギターも上手。
【乗っかり】唯一の死神、悪魔の友達を募集
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.129 )
- 日時: 2020/10/23 21:38
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
麗花は怖いくらいに笑った。
そしてなにか狂気のオーラで出て
麗花「それが人に頼む態度ですか?」
宗太「…………ゴメンナサイ。」
ちなみにさっきはイラッとしたから痛くしただけで
本家は天国らしい………って言わないと殺される!
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.130 )
- 日時: 2020/10/24 14:19
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
>>リンちゃん
弁財天ちゃんの方、確認しました。
特に不備はありません!
_______________
〔理人/自宅〕
彼の素直な誉め言葉が貰え、悪魔の私でもうれしくなる。
「そうですか、……お口に合ってよかったです」
ニコッと微笑む。
彼はうす味が好きなのだろう。対して味付けもしていない、優しい風味、というやつだ。
「では、お食事が終わったらお呼び下さい。翡翠様が話したがっておりましたので、連れてきますね」
そう背を向けた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.131 )
- 日時: 2020/10/24 14:29
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
そして麗花は謝りが浅いためかまたマッサージ(狂気)を始めた。
麗花「…………。」ニコッ
宗太「ひぃぃ!!悪魔だっ!ひえっ!!」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.132 )
- 日時: 2020/10/24 19:26
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔布袋尊 翡翠宅〕
食べ進めていくうちに、あることを考えた。
オレは今ここに居候みたいな感じになってるが、元々はどこで誰と一緒にいたかということ。
普通に考えて、一人暮らしはありえるがオレのことを知っている奴は必ずいるだろう。
…………やめとこ。また頭痛くなるし。
そう思って残りのお粥を食べ尽くした。
〔福禄寿 布袋尊宅〕
「やっぱり来ちゃった。電話は面倒だしぃ」
「……早いな。」
つい先程まで電話してた弁財天が目の前にいる。彼女はいつも通りの表情でいる。
「……で、なんで布袋尊が電話に出ないの~?」
「…………実は」
「ふぅん、そゆことねぇ。それで布袋尊は何処に?」
「…………死神協会に。」
その言葉を告げると、弁財天の表情が少し変わった。
「……………………………………そ。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.133 )
- 日時: 2020/10/24 21:14
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
するとルナが疲れた様子で帰ってきた。
しかしその表情は精気が無かった。
麗花「ちょっ……ルナ!?」
バタッ
そしてルナは倒れた。
仕事のしすぎの過労だろう。
宗太はこれでも死神かよ。と呟いた。
しかし麗花は目玉が溢れそうなくらい目を見開きこう言った。
麗花「……バカ!!」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.134 )
- 日時: 2020/10/24 23:05
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔福禄寿 布袋尊宅〕
「……あたしが探してこよーか?」
「うん?」
弁財天は少し険しい表情で言った。
「布袋尊、心配なんでしょ?あたし、行くよ。」
「ダメダメダメダメダメダメっ!僕を一人にしないで!それに、弁財天まで捕まったらどうするのさ!」
「……まだ布袋尊が死神協会に捕まったとか決まってないじゃん。捕まったなら捕まったでどうにかする。でもそれ以外の確率もある。あの子は元々人間だよ。死神協会に着くまでの間に気絶してるかもしれない。もう死神に見付かって魂奪われてコトキレてるかもしれない。勿論あたし達が考えてないことが起きているかもしれない。」
こんなにも淡々と話す弁財天を見たことがなかった。あの緩い言葉遣いの面影もない。
「……探しに行くだけ。あたし強いし大丈夫だよ。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.135 )
- 日時: 2020/10/24 23:54
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
しばらくするとルナは起きた。
麗花は心配そうに見つめる。
宗太はお粥を持って来ていたが
ルナ「…ごめん、呼ばれた。」
そう言って消えた。
麗花「……ルナ。」
宗太「おいおい嘘だろ…。」
ルナは協会に呼び出された。
そして「何者かが来たから様子を見ろ」と。
ため息をつきながら辺りを見渡す。
ルナ「……誰もいないじゃん…。」
しかしなにか強者の気配がこちらに近づいて来る。
…………殺気は分からない。
ルナ「戦闘になりませんように……。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.136 )
- 日時: 2020/10/25 16:17
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/自宅〕
「はァ?おつまみ?え、僕酒は飲みませんよ?」
一応19は飲める。飲みたくない。
最近思った事として、死神協会の命令が強すぎる事。
ブラックにも程がある。そこで、僕は一つ思った。
「謹慎って破ったらどうなるの…」
______________________________________________
短くてすいません
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.137 )
- 日時: 2020/10/25 16:29
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
あぁ、どんどん闘気が来る。
これはダメだ。戦闘になりかねないなぁ。
ルナ「………怖い。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.138 )
- 日時: 2020/10/25 16:39
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔弁財天 死神協会周辺〕
「……お、見えてきた。」
白蛇くんの背中に乗って、飛び続けること10分辺り。だんだん空が暗くなってきて、遂に死神協会が見えてきた。
すると、一人の少女が近くにいることに気付いた。彼女は何かに怯えているようだった。
あたしはその少女に話を聞くため、白蛇くんに合図を出して地面に降り立った。
「ねぇ君、この辺りで神を見なかった~?あたしの探し神なんだけどさぁ。」
そう声を掛けて、あることを忘れていた。
「……あ、あたしは弁財天。雷の七福神だよ~」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.139 )
- 日時: 2020/10/25 16:50
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
「………。(闘気の主では無いか。)」
気をとりなおして挨拶をした。
「…わ、私はルナです。」
人探しかぁ……。
とりあえず………。
「……一緒に探しましょう。ちょうど探せって指示が…。」
万が一襲われていた時に…と。
槍を出した。
「…………さて、探しに行きましょう。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.140 )
- 日時: 2020/10/25 21:31
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
ルナ、かぁ。
私の右側で槍を持って歩いてる少女。この子が死神、ってことは、気配ですぐに分かった。
少なくともあたしよりは年下だと……思う。
ん?“探せ”っていう指示?
死神協会からの命令……?それ以外あり得ないけれど、ってことは布袋尊は死神協会に囚われていない?
大体布袋尊のような成り上がりの神が死神協会周辺に現れたなら、絶対に騒ぎになる。なのにルナはそのことを知らない感じ。
「……ねぇねぇ、ルナはここ辺りに現れた神を知らない?死神協会から何も言われてない?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.141 )
- 日時: 2020/10/25 22:59
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナ「あぁ…それです。その神様を探してるんです。」
と、頷く。そして、
ルナ「…闘気があるので、なにかあったんでしょう。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.142 )
- 日時: 2020/10/26 19:32
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「りょーかーい、じゃあこの辺り……」
突然後ろから鎖が飛んできて、見事にあたしの左腕に巻き付いた。
鎖を投げたのは死神だった。しかも囲まれている。
「……ふぅん、死神はこーんなひどいことするんだねぇ。」
私はわざと大きい声で呟き、ルナに耳打ちした。
「あいつらと一緒にあたしに攻撃して。あたしはこの死神達をぶっとばす。ルナに攻撃は当てちゃうけれど、力は込めないから。…………神と死神は、やっぱり関わっちゃダメだからねぇ……」
神と死神は関わっちゃダメ。
あたしが福禄寿のとこで修行してた時からそうだった。福禄寿なんか、死神と一緒にいたら気絶するほど嫌いだし。
そう考えて、あたしは鎖に雷を流した。
「ッ……!?」
雷が流れない。この鎖、まさか聖光を放つ神にめちゃめちゃ効く奴……!!?
こんな鎖なんかに負けてたまるか!そう思っても体が動かない。
体が痺れるように痛い。琵琶で放電しようかと思ったが、右腕まで拘束された。
「……馬鹿だなあたし…………こーんな鎖に負けるなん、て…………」
体の激痛に耐えられず、あたしはそこで気を失った。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.143 )
- 日時: 2020/10/26 19:39
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「ちょっと私、死神協会の近くに神の気配を見つけたから行ってくる。」
「ん?いってらー。それとも僕も行った方が良い?」
「大丈夫。私が死ぬ事なんて無いから!」
そう言って未来は死神協会に行った。
そこには、倒れている神がいた。
周りには死神がいるし、やられたのだろう。
「ちょっとあんた達、死神と神は中立なんじゃないの?」
そして、杖を取り、神を回復した。
死神に未来も囲まれた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.144 )
- 日時: 2020/10/26 22:55
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナ「…………!!」
眉間に皺を生み、ばれないように顔を伏せて
回りの死神の動きを止めた。
私の得意技。
ルナ「……お二方、大丈夫ですか?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.145 )
- 日時: 2020/10/27 17:48
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
>>All
すみません、忙しくて来れませんでした!!m(__)m
_________________________________
〔理人/自宅〕
「………わぁ、一粒も残さず食べてくれてありがとうございます。作るこちらも嬉しいです!」
にこっと微笑み、両手を合わせる。
「次からはリクエストも受け付けますので思い付いたら呼んでくださいね」
がちゃっと粥の器をワゴンへと置いて、部屋を出る。
長い廊下にある大きな窓に映る外を見た。
「雲行きが怪しい………争いが起きているのか……」
この雲の色。
上の方で何かが起こっているに違いない。
「翡翠様に伝えるか……」
ふむっと顎に手をやりながら廊下を渉る。
*
「………確かにね………あの神を探しに来た相棒君が暴れてるのかも………息を潜めましょう」
頷き合う。
飛び火は御免だ。
「ようやく理人もあそこから退いたわけだし、私、話してくるわ。別にいいでしょ?神様なんて新鮮で研究のし甲斐があるじゃない!いっぱい話を聞きたいんだもん」
急に甘えた声を出し子供らしく笑う主人を私は見つめた。
可愛らしいシックな服を揺らしながら廊下へと向かって行く後ろ姿に微笑んだ。
〔ザーシャ/鈴宅〕
「わーってるって。持ってきたのはしゅわしゅわのサイダーちゃん。これ、パーティ用で、お子様も飲めてお酒感覚が味わえるって奴よ」
説明をし、ニヤッと笑う。
それっぽいグラスも家から持ってきた。
「今日は楽しも、どーき!」
彼の呟きがぽつり、と聞こえた。
「………謹慎を破ったらどうなるか?それは単純だよ、死神協会に裁かれ、牢に入れられる。人間界と同じだよ、刑務所だ」
先輩が、破った。
ボクの為に、だから知っているんだ。どうなるのかも。
「…………ッ……り、……何でもない」
“離脱、するの?”そうボクは訊きたかった。
でも。
聞けない。多分、する気がない。なんだかんだ言ってこの死神協会に居る死神は優遇され、命の保証がある。
離脱、した者の行方は知れない。
「………さぁ、パーっと飲も!」
にこっと作り笑いをした。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.146 )
- 日時: 2020/10/27 18:18
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナ「……。(このままだとやばい…!)」
私が恐れていたのはこのままだと裁判を受けるのだ。
当然、これは罪。罪を犯す事。
それは避けたい。
と、いうことで
ルナ「すいません、乱暴は嫌なんで。
……なんで神様を攻撃してるんですか?」
しかし、死神はなにも話さなかった。
ふぅ、とため息を吐いて。
ルナ「……話す気は無いんですかね?」
と、目を見開き言う。
そして武器をしまう。
ルナ「はい……私はこれで無防備です。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.147 )
- 日時: 2020/10/27 18:51
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔布袋尊 翡翠宅〕
リクエスト、ということはオレが食べたいもの、ということか。
でも好きな食べ物も覚えていないから、食べたいものといっても特にないのかもしれない。
「うーん……」
〔弁財天 死神協会周辺〕
「……ありがとさん。でもあたし達神は致命傷じゃない限りは再生可能だから。」
天使にそう伝える。年下に助けられるのもカッコ悪い。
あたしはゆっくりと立ち上がり、死神達を睨み付けた。
「……あたしもちょっと油断したかなぁ、だいぶ昔の死神よりもかなり強くなってるし~……神であるあたしを怒らせるなんてねぇ、天罰でも下してやろうか?」
布袋尊の馬鹿。こんな危険な場所に一人で行くなんて、馬鹿の中の馬鹿だ。たいしてあたしや福禄寿ほど力のないくせに。
死神が昔よりも強くなってるのは、たぶん“あの時”の戦い以来だろう。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.148 )
- 日時: 2020/10/27 19:17
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナ「あっ……大丈夫ですか?」
ルナが心配そうに声を掛けた。
しかしルナはそう言っているが
死神に捕まっている。
ルナ「…私は大丈夫ですよ。あの、離して下さい。例の神様を探してるんです。」
拘束は離そうとしない死神。
ルナ「……どこにいるか分かりませんよね?」
教えてくれる訳では無いようだ。
ルナは槍を首もとに近付けられた。
しかし全く慌てていない。
その時。
なにかの気配がした。
???「よ。」
宗太だ。彼は天使の血が入っているので別に怒られない。
悪魔でもあるが。
宗太「すいませんね、勝手に入って。」
そして宗太は死神を睨み付ける。
そして笑顔で怒ったように話す。
宗太「……俺の友達、返して下さい。」ニコッ
すると後ろからひよっこり。麗花も来ていた。
麗花「悪魔はお呼びではないかしら?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.149 )
- 日時: 2020/10/27 20:16
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「本当、死神って余計な事ばかりするよね。彩葉も含めて全部ね。死神は人間の魂刈っとけば良いのにさー。悪魔を倒そうとかいちいち余計だよね。」
また言ってしまった。
愚痴をすぐ言うのが悪い癖だ。
「ま、神も大丈夫そうだし、良いって事よ。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.150 )
- 日時: 2020/10/27 20:24
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナ「…あっ、二人とも…。」
助けに来たことに気付き、嬉しそうにするが、
死神に攻撃され、気絶してしまう。
宗太「………!!許さなねぇッ!!」
ランスを構えて目を紅くして怒鳴る。
それを麗花が息を荒くしながら抑える。
彼女も頭にきているようだ。
しかし宗太はそれを降りきりランスで攻撃を始める。
麗花「………あっ!宗太!!」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.151 )
- 日時: 2020/10/27 20:31
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
別垢です!
ーーーーーーーーーー
謹慎は罪の償い。で、破ったらまた罪に囚われる。こんなの矛盾だ、矛盾。こんな下っ端の死神にはこう言う意見すらも言わせてもらえない。離脱、いや、駄目だどうなるか分かんない物。リスクが高すぎる。
どうなるんだろう。
「そうですね。ゆっくり休みましょう。」
咄嗟に出たのはこの言葉だった。休み、何て無いんだ。諦めるしか無いんだ。離脱なんか_______。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.152 )
- 日時: 2020/10/27 20:50
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
把握しました!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
あーあ。宗太もやられる。
私、残っちゃった。
あーあ…。やられちゃった。
はぁ。
麗花は突然消える。
すると死神の背後に現れて死神に蹴りを入れる。
麗花「………。」
攻撃を受ける寸前でまた消え、その場から避難していた。
死神はこちらに向かってくる。
それを暗闇の術を混じらせた投げナイフで応用する。
すると死神は唸り声を上げた。
麗花「どう…?侵食するような痛みは。存分に味わってね♪」
すると中心人物が襲ってくる。
鎖を投げてくるが拳で弾く
麗花「闇法・爆裂拳」
そして回し蹴りを喰らわせる。
そして二人を抱える。
麗花「私を怒らせたらこうなるんだよ。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.153 )
- 日時: 2020/10/28 15:12
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「圧巻ね~。」
未来はそう言い、杖を握った。
仕方無い。あいつらも回復してやるか。と。
「はい。自由に暴れていいわよ。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.154 )
- 日時: 2020/10/28 17:29
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔翡翠/自宅〕
「身体はどう?」
ひょっこりとドアから顔を出した。
「お喋り、しましょ」
にこっと慣れない笑顔を作る。あー表情筋痛い。
顔が引きつる感覚もありながら子供らしく可愛らしい振る舞いをする。
「何か憶えてる事はないの?って言ってもないから困っているのよね………暫く貴方をどう呼べばいいかしら」
う~んっと顎に手をやる。
「………寿々木の料理、美味しかったって言ってくれたそうね。あの男があんなにも嬉しがっているのを見たことがないから、驚いちゃったの。こうやって鼻歌を歌っていたのよ」
理人の真似をしてみる。
これで少しは距離が縮まればよいのだと嫌なことも平気でするのだ。
〔ザーシャ/鈴宅〕
「………ねぇ、雲行きが怪しい」
窓を開けると鼻を突きだす。
クンクンと嗅ぐ。
「………神、そして悪魔と天使、それからハーフの嫌な甘ったるい匂い………これ、……まさか」
争いが起こってる。
「鈴、此処は上に立つ者としても止めに入った方が良いんじゃないかって思うんだけど、君はどう思う?」
ボクの言っていることはすなわち、謹慎を破ろうという事だ。
「………きっと大丈夫だと思う。止めに入ったって言えば上も黙る、だって出たばかりじゃないか。神とは関わらない、と。それを破っている後輩を折檻するだけだ」
それに、と付け足す。
「もしもの場合はボクが腹を括って全部被るから。ボクのせいにしてもいい」
都合が出来ると考える。
離脱、する都合。この際、もうイイと思った。
自由を奪われ、支配されるくらいなら。
微笑んだ。
「どうしたい、鈴は」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.155 )
- 日時: 2020/10/28 17:46
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
麗花「二人とも、お礼。」
ルナ、宗太「「ありがとうございます。」」
麗花「よろしい。」
そういうと麗花はまた消える。
しかし死神もやられっぱなしではない。
鎖で攻撃してきた。
麗花「お、捕まった。ふーん…ま、痛いかな?」
それだけ言うと、鎖をナイフで切った。
そしてニコリと笑い
麗花「連携いくぞ…。」
と、言った。そして二人は、
ルナ「まかせて!」
宗太「承知。」
と、頷いた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.156 )
- 日時: 2020/10/28 19:15
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔布袋尊 翡翠宅〕
「あ、オレのことはテキトーに勝手に名付けて貰って大丈夫です!」
翡翠さん、って、スッゴい表情ゆたかだなぁ、と感心してしまう。何もわからないオレに対しても優しいし、凄くいい方だなぁ。
「うーん……翡翠さんってオレが仲良かった人とかってわかりますか?」
〔弁財天 死神協会周辺〕
あたし、久々に暴れてもいいかなぁ?
いや、勿論いい。
あたしら神を痛み付けるような奴等なんだから!
そう言い聞かせ、琵琶を鳴らした。
周りが一瞬あたしの行動に動きを止めた、と思った瞬間
雷鳴が空を切り裂いた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.157 )
- 日時: 2020/10/28 20:46
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「へぇ~これは彩葉とは違って派手ね~。これが杖に当たったら終わりなのよね。私が回復してるのよねぇ。」
彩葉はどうしているのか。
そう、気になっていた。
[彩葉視点]
未来が行った方向から雷の音···か。
「心配だなぁ。行くか。」
そして、未来の後を追った。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.158 )
- 日時: 2020/10/28 22:39
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
宗太「凄いなぁ、俺も雷使うけど」
ルナ「宗太、君は…」
宗太「俺はYOWAIです☆」
と、二人でラップっぽく言った。
麗花は呆れていた。
麗花「連携の準備。」
そして三人は技をためはじめる。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.159 )
- 日時: 2020/10/29 16:30
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/自宅〕
「ま、止めに入るくらいなら大丈夫でしょう。」
多分、大丈夫‥…だよ、きっと。
いざとなれば、離脱するんだ。出来ないと思うけど。
「行きますか。別にザーシャに罪を擦り付けるこたぁ無いですから。」
ん?ハーフ?
あのハーフはまた問題起こすの?何回すれば気がすむのか。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.160 )
- 日時: 2020/10/29 17:48
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔翡翠/自宅〕
「……解ったわ、……えっと風はどうかしら」
彼の属性は風だ。
其処から取った。まあ、本名の契比って言うのもあるがそれだと記憶を取り戻しそうなので怖かった。
「貴方と仲良かった人?………そうね………死神や悪魔とも繋がりはなかったようだしそうなれば数多く居る神の中の誰かよね」
知っているが、知らない振りをする。
だけど、考え込む素振りをする。顎に手をやり目線を頭上へ。
〔ザーシャ/鈴宅〕
「んじゃ、早速行くかぁ~」
五枚重ねにしたポテチを口に頬張り、バリバリと噛む。
チェーンソーを片手に鈴の家を出る。
久し振りに手に持ち、少し違和感を感じる。
背伸びをし、全身の凝りをほぐす。
「んん~、さぁて、折檻しよっか☆」
………そーいえば、死神協会辞めたらこの武器って没収されるんだっけ。
まぁ、いっか。
そうしたら忍び込んで奪えばいいだけだし。
作り笑いを浮かべ、空へと飛ぶ。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.161 )
- 日時: 2020/10/29 17:53
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
麗花「ん、集まってる。」
ルナ「うん。」
宗太「やめようか。」
そういって技を貯めるのを止めた。
ルナ「宗太、麗花。二人は下がって。絶対面毒なる。」
と、苦々しくいう。
二人は了解して気配を消した。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.162 )
- 日時: 2020/10/29 19:25
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔布袋尊 翡翠宅〕
「風……!それでお願いします!」
素敵な響きだな、と思った。嬉しくって、ふふっ、と笑った。
「そういえば、神様、っていったら有名なのは誰なんでしょうか?日本神話、だったらイザナギイザナミとか、天照……ギリシャ神話だったらゼウスとかアポロンでしょうか……?」
〔弁財天 死神協会周辺〕
「えー、もう終わりなの~?」
いつもの調子に戻った。じゃあ一応全滅させとく?
そう行ってさっきよりも弱く琵琶を鳴らした。
「うぎゃあっ!」
死神達は雷に撃たれ、気絶。まぁあんだけいる死神の中で、一部は重症かもなぁ。
「……よーし、帰ろっかぁ」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.163 )
- 日時: 2020/10/29 21:10
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナ「……終わりですか。探しに戻りますか。」
と、服の埃を落として呟く。
そしてごめんなさい、と呟き槍を取る。
「……どこにいるんでしょうかね。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.164 )
- 日時: 2020/10/30 15:28
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「未来〜!雷の音したけど、大丈夫?」
「ええ。少し神と死神の中立を乱す死神がいたから注意しただけよ。そしたら、死神が襲って来て、神が雷を打ったのよ。」
2人は上空でそう話していた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.165 )
- 日時: 2020/10/30 17:03
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
手当たり次第に探す。
しかし、なかなか見つからない。
ルナ「二人とも、探すの手伝って。」
麗花&宗太「任せて。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.166 )
- 日時: 2020/10/30 18:08
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔翡翠/自宅〕
「………そうね、天照大御神様はやっぱり、神の中で一番位が高いようね………ゼウスやマクロン……どれも有名よね」
にこっと微笑む。
「神様って何が出来るの?ほらなんか武器とか……あるじゃない?」
興味津々の顔をする。
どんな武器なのか調べたい、理人とぶつかったときの事を考えたら知っておいた方がよいだろう。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.167 )
- 日時: 2020/10/30 19:37
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ずっと探しているが見つからない。
まさか……はめられた!?
気付くと囲まれていた。
悪魔達と仲良くしているから、かもしれない。
すると話し掛けられた。
死神「探している神はこいつか?」
ルナ「………!!返してもらいます。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.168 )
- 日時: 2020/10/30 20:52
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔布袋尊 翡翠宅〕
「そうですね……でも、オレあんまり覚えてないんですよね…………」
まず自分が神だった、ということも覚えていなかった。ただいくつか覚えていることがあった。
「神はできることは一人一人違うんです。時を操れたり、天候を司ったり……。武器は神一人一人に合ったものが支給されるそうで……一般的なのは杖や錫杖などだそうです。」
あれ?だとしたらオレの武器はどこにある?まぁいいか……。
「……そういえば位の高い神って他に何かいなかったかな…………?数字っぽくて、えーと……
“七福神”……?」
なんだろう、この七福神って響き、なんだか懐かしいような気がする。
〔弁財天 死神協会周辺〕
「……ほぇ?」
気付いたら死神に囲まれてた。あんだけ倒したのに、どんだけ死神いるの!?
……何かおかしい。布袋尊が本当に死神協会に捕まってるならここ辺りで布袋尊の気配がしてもおかしくない。
なのにまったくあいつの気配がしない。
まさか、布袋尊はここにはいない!?
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.169 )
- 日時: 2020/10/30 21:11
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナ「……くっ。」
強い、なんで死神と神様は対立しているの?
麗花と宗太はやられている。
それどころか捕らえられた。
私のせいだ…。
パリン
その時、私の中で破裂音が聞こえた。
ルナ「……。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.170 )
- 日時: 2020/10/30 21:44
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/死神協会前〕
「あ、神様待って下さいね。」
そう神に言いながら辛そうにする二人に薬を投げる。これだから、最近の後輩は。
「別に僕達は貴方を倒すつもりは無いんですよ?まぁ、そこんところは承知願います。」
手ェ出したら逮捕だから。
雷か。勝ち目。。。。と言うか、どうすれば良いのかな?死神とハーフ家に入れれば良い?んで、上の者として説教っすかねぇ。
「後、神と死神が戦うって意味分かんないですけどね!」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.171 )
- 日時: 2020/10/31 07:17
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
私の中で何かが割れた音がした。
なにも悲しくないし、嫌でもない。
なんか、何も感じない。
ルナ「………。」
声がする。
神と死神は戦う必要ない
そのとうり………って思う。
そして死神に近付き
ルナ「………して。」
死神「はぁ!?」
ルナ「三人を返せェッ!!」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.172 )
- 日時: 2020/10/31 15:07
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/死神協会周辺〕
「あっれぇ、言われたばかりだよねぇ、………神と死神は出来るだけ衝突を避ける事って………それ、伝わってないっけ。話しもせずに殺しに掛かるのはどうかと思うけど」
ギリッとチェーンソーを握り締めたボクはフッと殺意むき出しの眼で見つめる。
「………ボクの面子、潰したい訳……?」
地獄の底から這い出た悪魔のような声を出した、ボクを見て、後輩らは青い顔をする。
「ざッ、ザーシャ様だ……!」
「ほッ、本物……!!!」
ぎゃあぎゃあと騒ぐ後輩を睨み付ける。
「……不味いんじゃないか、俺達のような下っ端が……」
意見も割れてきたようだ。
「三人を返せェッ!!」
そう聴こえ、鼓膜に響く。
「ったく、アンタさ、余計に声を張り上げないで。ほんっと、迷惑」
ギロっと殺意丸出しの眼で睨むと後輩らに向き直る。
「誰を探してんのか知らないけど、後はボクらが責任もって仕事を継ぐ、だから、庶務課は戻れ!!」
〔翡翠/自宅〕
「………七福神……」
不味い、その単語が彼の口から出てしまった。
どうしようか。
私はにっこり笑って、取りあえず話を合わせることにした。
「そうね。七福神って結構有名ね、言われてみれば!!それにしても興味深いわ、風はどんな武器だったのかしら、気にならないの?」
逸らしたい。
話を逸らしたい。
「風だったら杖でもいいし、それか楽器でも似合ってる気がする。ふふ、風と話していると自然と笑顔になれるわね!」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.173 )
- 日時: 2020/10/31 17:32
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナ「………。」
怒りもすぐに静まり再びなにも感じなくなった。
ルナ「ごめんなさい。」
感情のこもらない声で謝る。
そして死神に近付いて
ルナ「……私はこの三人を助けないといけません。」
今ごろ協会本部へ連れていかれたであろう。
私の中で更に何かが割れる音がした。
それは…ここにいる全員に聞こえた。
瞬間、槍を落とすルナ。
すると地獄の底から沸き上がるようなオーラがでる。
凄く………冷たい。
伏せていた顔を上げる。
その顔は…………無表情だった。
瞳からも光が消えていた。
ルナ「………返…し…て。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.174 )
- 日時: 2020/10/31 20:30
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔布袋尊 翡翠宅〕
「オレは、どういうのがいいのかなぁ……?」
確かに楽器もいいかもしれない。たとえば三味線とか胡弓とか琵琶、とか……?
杖はなんとなく嫌だなぁ……。
「そういえば、神の武器にはその神の生命の源、つまり神の全てが宿っているそうです。だから神は武器を壊されないように、大切に武器を守る、それは覚えてます。」
〔弁財天 死神協会周辺〕
うっわぁ~、めんどくさい死神きたぁ。あいつ、いろいろあたしらに迷惑かけてるんだよねぇ。
布袋尊が産まれるず~っと前に神と死神が大喧嘩したけど、その時の原因がザーシャだった。まぁ、あんな迷惑死神が、よく後輩をまとめたものだなぁ。
「やっほ~、あたしのこと覚えてる~?今さぁ、布袋尊探してんだけど、知らない?ここ辺りで失踪したんだけど、あんただったら知ってるっしょ~?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.175 )
- 日時: 2020/10/31 20:57
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ゆっくり、ゆっくり…
死神へ近付くルナ。
「………何もしない…から…返して…。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.176 )
- 日時: 2020/10/31 22:15
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔弁財天 死神協会周辺〕
あたしは静かにルナに告げた。
「……仲間を助けたいのはわかる。でも今ここでルナが攻撃されるとあんたがあの二人を助けられないよ。……あいつらの為にも、逃げた方がいい。」
ザーシャは問題児、といわれるほど力が強い。あの戦いでも、新参の癖に力だけは押してた。まぁとりあえず、あいつがめんどくさい死神に育ったのはよ~くわかった。
あたしは誰にも聞こえない声で呟いた。
「……全く、死神はめんどくさいこと。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.177 )
- 日時: 2020/11/01 08:10
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
逃げろ.......か。
.....。
「私は二人の為に、戦う....」
そして手を付き出す。
そして氷の結晶をだす。
「....お願い、止まらない....から。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.178 )
- 日時: 2020/11/01 08:49
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔弁財天 死神協会周辺〕
「……そっかぁ、じゃ、さっさと片付けよっかぁ」
__神と死神が何故対立しているのか。
勿論、天界本部(神や天使をまとめる組織軍)直属である七福神なら判ってる。理由なんかただこれに過ぎない。
“人間の魂を奪う存在だから”
こんな風にいっても、死神は勿論納得しない。だってあいつらはそれが仕事なんだから。
ただ単に、神の気紛れ。これは人間界で俗にいう“神のまにまに”に該当すること。
神は裏がある。勿論あたしにも。でも人間はそんなこと知らずにあたし達に願いを届ける。そんな人間も馬鹿だけど、裏を持つ神もどうかしてる。
あたしは神に向いてないのかもしれない。いや、向いてない。
やっぱりあの戦いで自決した方がよかった……。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.179 )
- 日時: 2020/11/01 09:04
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/死神協会前〕
「ん?いやちょっとお待ちください?何ですか片付けちゃおって。僕は戦闘したら刑務所行き何です。って言っても脳内お花畑の神様には解りませんよねぇ。公務員の気持ちなんてねぇ。」
どーせ、このまま戦闘に入って?死神達に見られて。刑務所行って~♪離脱して~♪行方不明で~♪さようなら~♪がお決まりなんでしょう。只単に人の願いを叶えて。ちやほやされて。
この戦闘を人間に見られても
『わー、神様と化け物が戦ってるー。神様頑張れー。』
になる。嫌だなぁ。これ、泣いても良いよね。泣かないけど。
もうどうだってなれ。もういい。こんな人生くれてやる。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.180 )
- 日時: 2020/11/01 09:05
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
「.....あ。」
手から複数の氷の結晶が冷気と共に出てくる。
死神はそれを避けようとするが足が凍ってしまう。
「.....返して...傷つけちゃうから....。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.181 )
- 日時: 2020/11/01 10:16
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔弁財天 死神協会周辺〕
「……あーごめんねぇ、あたし神だから死神の気持ちなんぞわかんないんだよねぇ。」
あーんな死神にあんな口叩かれたら、クッソ腹立つ。
こう言われた死神も腹立つけれど、あんた達とあたし達は違うんだから。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.182 )
- 日時: 2020/11/01 11:18
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「うるさい。」
突如周囲が冷気で漂う。
少しずつ地面が氷が生え、トゲの様な形を成していく。
足が滑る。このまま行くと足が凍る。
「少しはそのうるさい口を閉じたらどうですかね。それともこの場にいる全員の口を凍らせて封じた方がいいですか。」
「あ。やばい。彩葉マジおこだ。」
サイコパスとはちょっと違ったただのまじおこモード。
怒れば怒る程に冷たくなって凍っていく。
「もうこの際どうでもいい。邪魔なものは全て凍らせちゃえば良いや。もう、要らない。」
「あ~私にどうしろってんのよ!」
足元が凍りつく、そして邪魔なもの全て凍らせようとした。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.183 )
- 日時: 2020/11/01 12:06
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
「....!(私の暴走止めてくれるかも)」
しかし、自分の冷気も止まらない。
嫌だ......でも、なにも感じない。
なにも.....。
どうでもいいや。
どうせ、誰か、止めてくれるよね。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.184 )
- 日時: 2020/11/01 13:46
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔弁財天 死神協会周辺〕
「……だから何?凍ったら溶かせばいい話じゃん。」
雷って、落ちたらたまーに炎が出るからあたしも少しなら炎は出せる。まぁ火属性の奴には劣るけど。
「あんたがあたしに喧嘩売ったようなもんでしょ~、話しかけておいて“うるさい”はおかしい…………ッ!?」
その場に光が集まってきた。あたしはそこに来た奴に驚いた。
「弁財天はこれだから、皆を怒らせる」
「…………福禄寿」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.185 )
- 日時: 2020/11/01 14:53
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
「.....!!(あの神様は...)」
ルナは驚きはしなかったが無事を確認できた。
しかし、先程より冷気が強まってしまう。
これはもう.....。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.186 )
- 日時: 2020/11/01 15:19
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「喧嘩を売った?僕は喧嘩を売ったつもりは無いけど。中立を保つ為にやっている事だし。」
実際そうだ。こんな面倒臭い協会にいつまでもいるのはごめんだ。
だから、どさくさに紛れて消そうと思った。
死神は死神に中立にしなきゃいけないのか。それは違う。
神と人間に対してだ。
死神の首を派手に切り裂いてやろうかと思ったけど、死神協会を再起不能にするまでは我慢だ。
だから、何事も起こらない様に凍り付かせる。
「僕、正直この組織ブラックだと思うんですよー。許される日がいつなのか分からないまま仕事するなんて。だから、先に協会を潰したいですね〜それまでそこの神は、何事もない様に。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.187 )
- 日時: 2020/11/01 15:35
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/死神協会周辺〕
久しぶり………って言おうとしたけど、今までの話をボクは珍しく黙って聞いていた。
全く、この神は相変わらず面倒臭い。
「……若作りした婆神が……」
チッと舌打ちする。
何年経ってもこいつは変わらない。
ジャキッとチェーンソーを持ち直す。
「ザっ、ザーシャ様ぁ……」
後輩達が何とか言い返したいと見てくる。
五月蠅い、黙ってろ。
………もう少し、もう少しで……主役が登場する。
「弁財天はこれだから、皆を怒らせる」
出た!!!!!!!!
ふふ………ボクはやっと口が開けるようになった。言い返してやる。
「やぁやぁ、バカンス気分のお気楽集団、七福神のお二方が揃ったねぇ………ったく、気に入らない事があったら雷をすぐ落とそうとする。………あの日とおんなじだ、アンタは」
ギロっと目を光らせる。
「ねぇ、福禄寿さんよー、君らの捜している神は此処に居ない。きっとこの辺で暴れた……奴に連れていかれたんじゃない?人間の幼子みたいに、右も左もわからない赤ちゃんだもんねー」
馬鹿にする。
だってそうじゃん?人間の成り上がりの癖に死神協会に行こうとするからだ、思い知ったか、ばーか。
「神はどれだけ暇な事か、笑っちゃうなァ」
ボクの手から電気が出てきて、チェーンソーに電気が纏う。
「………好き勝手してくれちゃってさ………やっぱり、アンタ、神に向いてないんじゃない?あの日と同じだよこれじゃあ、君の肩を持っていた天照大御神も呆れるね」
〔翡翠/自宅〕
「へぇ、神の全てが宿っているのね………ねぇ、風。私にタメ口、遣ってもいいのよ?ほら、立場的にも神と人間だし、私の方が、……歳若いし……気軽に接してくれるかしら」
私はにっこり笑う。
本当は嫌だ。だけど距離を縮めたい、だから、タメ口を遣うように言う。
「ふふ、風とね話していると昔を思い出すわ。この家は寿々木と私しかいないから……家族がいた、あの頃を思い出すの」
少し切なげな顔をしてみる。
私の弱い部分を知る、すると同情などの感情が芽生え私に何でも明かしたくなる。
「……こんなこと言ったの、風にだけよ。だって、寿々木は同居人なだけで、……他人は他人だから、あんまり会話はしないの」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.188 )
- 日時: 2020/11/01 17:05
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔布袋尊 翡翠宅〕
「た、タメ口……!?いや、ダメですダメです!翡翠さんはオレを助けてくれたんだし、そんな命の恩人にタメ口など……!!」
必死に首を横にぶんぶん振った。
「……家族がいた、あの頃を思い出すの。」
翡翠さんがあんな寂しそうな顔をしたから、オレは首を振るのをやめた。
家族……もしかして、皆亡くなってしまったのかな……?そう考えると、脳が輝いた気がした。
……思い出した。
「…………同じです。オレ今、人間の頃の記憶を思い出しました。オレは、赤子の時に両親に捨てられました。里親に育てられたのですが、そこでの生活が嫌で嫌で……家出、しました。」
〔福禄寿 死神協会周辺〕
「……布袋尊は赤子だ。」
僕はそう呟いた。そばにいた弁財天の目が見開く。
「いくらなんだって、布袋尊のことをそ~いうのはちょっと……」
「弁財天。口を出すな。」
彼女は今、脳が上手く機能していないだろう。仲間のことを“赤子”と呼び、いつもおっとりとしている僕に怒鳴られる。僕はザーシャに向かい、軽く息を吸った。
「さっきもいったが、僕は布袋尊のことを赤子だと思う。あいつが神になって、まだ100年程しか経ってない。神にとって、100年なんか子供だ。だが布袋尊の口は随分大人だ。さらに子供の癖に天界本部直属の七福神にあたっている。この異例の出来事は何故か?それは布袋尊が人間だったから。そう考えると普通の神よりも成長が早い、異例の存在だ。そんな奴に比べ、ザーシャはどう?馬鹿な争いを産んだのはお前。神と死神の対立は、お前から始まったといっても過言ではない。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.189 )
- 日時: 2020/11/01 19:11
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
なんだかヤバイ雰囲気なのは確かだ。
でも......もう押さえきれないかも!!
「....っ、ぁ。」
雪が降ってきた。
もう、ダメだ。
ごめんなさい。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.190 )
- 日時: 2020/11/02 06:44
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「落ち着けっ、ルナ!」
ズドーン、と雷が落ちた。僕はザーシャから弁財天に目線を向けた。彼女は真剣な表情でザーシャを睨んでいた。
「……雪、消えたねぇ、というかあたし、ザーシャ殴りたいっ!あいつぜっったいに赦さないもん!」
「…………なんで」
「だってあいつ、あたしのこと婆って言ったんだよぉ!!?おしとやかなレディに向かって婆はないでしょ!?そんな口利くような死神が位が上とかサイテー!!」
中間はおかしい。
「あたし、思ったんだけど、ザーシャは種族で判断しすぎ!何が気楽な神だよ!あんたが神のこと、天界本部のこと知らないだけで、神は気楽だとか決めつけちゃってさぁ!そんなこと言ってるからあんたの後輩達は馬鹿になるんだよ。」
「!」
「だいたいねぇ、天界本部だって階級があんの!まずあんたは天界本部の頂点は天照様だと思ってるでしょ。ほとんどの死神はそう間違って解釈してる。あんた達馬鹿だから、本当の頂点はイザナギ様イザナミ様ってこと知らなかったんでしょ?天界本部の頂点も知らない奴達に神は気楽だのグチグチ言われる筋合いはありませぇ~んっ!!!」
僕は思った。弁財天を敵に回すとやばい。
「確かにあたしは気楽な神だけどねぇ、福禄寿と布袋尊はすっごく真面目!あたしよりも神の仕事頑張ってるもん!そんなこと知らないのに、気楽なんて言ってられるか!あたしの“師匠”と“弟弟子”舐めんな!」
「……弁財天!!?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.191 )
- 日時: 2020/11/02 18:19
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/死神協会周辺〕
「……で?それで、だから何?」
周りの者から見たらボクの今の対応は可笑しく見えたに違いない。他の後輩達も目を丸くしている。
こういう時こそ、頭のいい奴ほど冷静だ。
「………って、ふふ、面白い!!そんな真っ赤な顔になっちゃってさ~、ハバネロみたいだね。でも撤回しないよ、アンタの事、婆って言った事」
ボクと弁財天の間に火花が飛び散る。
相手はふーふーっと呼吸をしながら悍ましい地獄の底から這い出た山姥のようだ。
対するボクはにっこりと笑う。
「まあ、仕方がないよね。ボクみたいな死神が上に立っているのは組織にとって有能だから、………望んで上に立ったんじゃない……だからボク、捕まらずに護られたんだろうね~あの時も。今も昔も………」
ポツリ、と呟いた。
「まあ、今の天界事情には納得がいってないんだ、天照大御神が本来ならば上に立つべきだって思ってる、だってそれなりに人間界でも祀られてるし……まあ頂点だと思っているなんて一言も言っていないしけど、想像が得意なんだね」
馬鹿にするように微笑む。
だって一言も彼女が頂点だなんて言っていない。それは本人の想像であり自分の本心そのものだ。面白い……神の癖に冷静でいられないのだ。
だから、あんな争いを犯した。
それにイザナギとイザナミはそんなに人間界で祀られていない。日本の皇室の式典だって天照大御神の神社で執り行われる。
「っていう事は置いておいて、種族で判断するのは普通でしょ、普通。この世界で生きて居ると種族で優遇される。ハーフ何て差別の対象だ、勿論、……死神も、神も。異端がいるだけでそれはもう卑下される」
顔が歪む。
好きで、この世界に居るわけじゃない。
結局は鎖に繋がれた人間だ。
「……福禄寿、嗚呼、ボクは確かに争いを産んだ原因でもある。それは理解してる……痛い程……だけど、その婆神だって争いを犯した者だ、どっちが悪いなんて、言えないんじゃない?」
痛い程、理解してる。
そのせいで、先輩を、愛おしい先輩を、失くした。
ギュッと唇を噛んだ。
〔翡翠/自宅〕
「亡くなったんじゃない………売られたのよ、私は。まだ拾われるだけでいい、私を買った人たちは目を向けてくれなかった。私は、道具だったから」
不器用に微笑んだ。
そうだ、売られた。私は、実の親に、大金で。
買われてからも酷い目に遭った。貧乏のうちで育った養子だからと言って学校では酷いいじめを受けたし、何でも一番じゃないと叩かれたり冷たい目を向けられたりもした。
食事がなかった日もあった。
「………まあ、養親が亡くなって父方のお爺様の家に引き取られてたけど………そこで、寿々木が現れて連れ去ってくれたの………」
連れ去った。
彼は突然現れた、お墓で泣き叫ぶ私に、手を差し伸べてくれた。
『神なんていない、いるものか、何でこんな目に私を遭わせるの!!憎い、この世の全てが憎い!!!!!!』
って叫んだ。
「風は、色んな人から愛されてるわ。それこそ神としても普通の人間としても、……わたしが貴方を今、人間と思ってこうやって過去の事を話しているように」
にこっと微笑んだ。
「貴方は私のたった一人の友達ね、だから、タメ口、して。じゃなきゃ何か寂しいわ」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.192 )
- 日時: 2020/11/02 18:12
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナ「止まっ.....た。」
ストン、と体が落ちる。
ぽろぽろ涙が出てくる、次第に視界が暗くなってきた。
宗太を侮辱するような声が聞こえたけど、ダメだ。
私は意識を失った。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.193 )
- 日時: 2020/11/02 19:28
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔福禄寿 死神協会周辺〕
「ッ……弁財天、落ち着いて。僕らの戦う相手はザーシャじゃない。」
「嫌だ!あたしはザーシャのこと、絶対赦さないもんっ!種族で判断するのはよくない!どんな種族でも、中身が大事!この世界の種族の中で差があろうとも、『種族同士の上下関係は絶対ない』!!あたしはそう信じてる!例えこの世界があたしのこと否定しても、あたしはずっとこの意志でいる!だから、だから……」
最後の方は嗚咽が交じって聞き取りにくかったが、はっきりとした声で叫んだ。
「もう福禄寿と布袋尊を馬鹿にしないでよぉっ!!!」
そう叫ぶと、赤子のように弁財天はその場にしゃがみこみ、泣きじゃくった。その時僕は思った。
彼女は本当に強い。いっつもへらへらしてると思ってたら、ちゃんと物を言う。
そう言えば、弁財天は何から生まれたのだろう。
僕は人間の欲から生まれた願いを叶える福、禄、寿を司る神。
だけど、弁財天はちゃんとした出生を僕らに言わない。出生はともかく、本名も晒さない。
『あたし?あたしはフツ~に神として生まれて天界本部に認められた神だよ~、だいたい本名を知ってなんの意味があるのさ?』
弁財天はもしかすると、布袋尊のように特別な出生なのかもしれない。でもそのことを隠して平然と振る舞ってる。
彼女にとっての“フツ~”は、どんなものなのだろう。
以前弁財天が僕の家で修行してた時、寝言でこんなことがあったような気がする。
『もうあたしから何も奪わないで……』
間違いなかった。弁財天は過去に“何か大事なもの”を奪われている。
そのような苦しみを、あの小さな体で支えている。
「……福禄寿、あたし最低だ。神の皆を傷付けちゃう……。ただ単にあたしは皆で仲良くしたいだけなのにさ、逆方向に進めちゃう。」
「そんなこと言わないでよ。」
弁財天は顔をあげずに掠れた声で僕に言った。こんな小さな声が弁財天の口から出るなんて、思ってもなかった。こんな声だと、ザーシャには届かない。
「…………ねぇ福禄寿、アレ、やりたい。」
「アレって…………まさか!!?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.194 )
- 日時: 2020/11/02 19:31
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔布袋尊 翡翠宅〕
「売られた……!!?酷い、なんて親なんですか……」
翡翠さんも、苦しい過去を背負ってる。オレにとっても、翡翠さんはよき理解者なのかもしれない。
「……わかった。タメ口、頑張る。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.195 )
- 日時: 2020/11/02 19:41
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ここ.....どこ?
当たりは暗い空間。
ここから出て争いを止めないと...。
しかし、出口が見つからない。
そしてひとつ、鏡を見つけた。
私はその鏡を見て、驚いた。
目からハイライトが消えて、何も表さない無表情の私の顔があった。
ルナ「....?」
とたん、何も感じなくなった。
そして冷気が出てくる。
でも、ちがう、皆を守る暖かい冷気だ。
ルナ「......お願い。」
と、手を伸ばす。
ルナは光に包まれた。
そして倒れたルナが体を起こした。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.196 )
- 日時: 2020/11/02 21:27
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/死神協会周辺〕
怖ぁ…
「えと…落ち着いて…ね?ほら…」
あぁ、怒られそう。部外者は引っ込んでろぉって。
「…………ねぇ福禄寿、アレ、やりたい。」
「アレって…………まさか!!?」
アレ?もしかして何か凄い攻撃とか?え、無理。
危険を察知する力が働いたのだろうか。琉竜に乗って空高くまで舞う。避難だ、避難。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.197 )
- 日時: 2020/11/02 21:36
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
「……………。」
ヤバいかも。
直ぐに氷でガードをした。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.198 )
- 日時: 2020/11/02 23:28
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「ダメ!絶対ダメ!それは神術の中でも最も危険な術で、禁術でもある!たとえ弁財天が生き残っても、弁財天が重い罪を掛けられて、神解きになるかもしれないのに……」
「だってだって、こんなあたしが大嫌い!あたしが消えれば、このこと全て無くなる!」
今弁財天が行おうとしている術は『武器破壊』。
神の生命は体に宿るものではなく、自身の持つ武器に宿っている。つまり、神の体が致命傷を負っても、武器さえ壊れなければ神は健在、ということ。
武器破壊は、悪いことをした神に罰する方法の1つとされていた。ただ現在の天界ではこの術を『禁術』とし、二度と行われないようにされていた。だけれど、古くから神として生きてる僕や弁財天は武器破壊の方法を知っている。
弁財天の武器は琵琶。つまり琵琶を壊せば、弁財天の命は無くなる。弁財天はそれで、自決しようと思ったのだろう。
「ッ……」
僕は怒りのあまり、後ろから弁財天の肩を押して、彼女の腕を拘束した。そして素早く琵琶を奪い取る。
「ちょっと、返して!それあたしの琵琶だから!」
「嫌だ!弁財天が武器破壊をしないと約束するなら返すよ」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.199 )
- 日時: 2020/11/02 23:49
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナ「………。(禁術…。)」
眉尻を下げて、今はあまり喋れないし、
表情も消えている。
ルナ「………。(止めたい。)」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.200 )
- 日時: 2020/11/03 14:27
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/死神協会周辺〕
「……面倒臭い」
場が一発即発の雰囲気を漂わせる中、ボクは呟いた。
面倒臭い、嗚呼、面倒臭い。
神でいられるだけでも良いってものを命を捨てるなんて、頭がおかしい。
命を捨てただけでこんな目に遭っているボクらの事を馬鹿にしているしか思えない。
大体、何なんだ。
お前ら、神にはたくさんの信者がいて仲間がいる。互いを蹴落とし合うボクらとは違う。
ギュッと唇を噛んだ。
「本気でそんなこと思ってんなら、さっさと自決しろよ、面倒臭い」
ギロッと睨み付けた。
「でも」
付け加える。
「アンタの事を奉ってる人間やアンタが捜しに来た成り上がりの神はどうなんだよ。自分のせいでアンタが居なくなったって一生負い目を感じる事になる。そんな事を考えずに行動するなんて、やっぱりアンタ………」
「自分勝手すぎる……!!」
吐き捨てるように言ったボクはキッと睨み付けた。
「いい歳して子供みたいなことしてんじゃないよ!!」
後輩がボクを凝視する。
「ザッ、ザーシャ様……!」
「ご、御乱心か……?」
ヒソヒソと喋り合う。
「胸糞悪い」
チェーンソーを持ち直す。
パンパンっと拍手の音が聞こえた。
それは――――――上司と先輩だった。
「せ、先輩……」
「やっはろ、可愛い私のザーシャ。久し振り」
あの日、ボクのせいで死神協会から離脱して音信不通だった先輩が茶色い髪を風になびかせて微笑んでいた。
「成長したね、いい子いい子」
「確かに……お前が去った後、心配したがこれだけ頑張ってくれた。だが、しかし……問題行動は多かったがな」
上司が眉間にしわを寄せながらも言う。
「弁財天はまた、御乱心か。ったく、あの日以来だな」
上司がキラッと瞳を鋭くさせ、先輩はにこにこする。
「さっきから言っての通り、お前ら神が捜す者はいない。だが、此処で今日、悪魔が暴れたそうだ」
―――悪魔?
ボクは顔を上げた。
〔翡翠/自宅〕
「酷い、……のかしら、普通なら。どっちも、だけど私は、実の親に、養親に、愛されたかった」
私は目を伏せた。
コンプレックスだった金色の瞳を。
「こんな容姿だから捨てられたのかもしれない。そう思うと気が楽になるの、って暗い話は置いておいて、これから正式に友達ね」
にこっと微笑んだ。
これ以上、語りたくはなかった。本心も告げてしまいそうで、只、只、恐かった。
―――――「翡翠様、お風呂が沸きましたので」
ドアの向こう側から聞こえてくる低音の声に私は頷き、「少し離れるわね」と言い放ち、部屋を出て風呂へと入った。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.201 )
- 日時: 2020/11/03 15:39
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナ「………。(悪魔って……麗花と一応、宗太。)」
額に汗を滲ませて目を見開く。
あの二人は今、何しているのかな…?
私は一生懸命、消えそうな声で言う。
「……その悪魔は…今、何を…しているんですか…?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.202 )
- 日時: 2020/11/03 16:05
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔福禄寿 死神協会周辺〕
「あたしはあの時と変わってないもん!」
弁財天は叫んだ。
「神は年を取らない。つまり、心も脳も神の全ても変わらない!あたしは弁財天として生まれて来たときから、一個も成長してない!」
「……もう落ち着いてよ…………」
僕は耐えられなかった。すかさず弁財天の首に手を下ろし、気絶させた。
「……はぁ、確かにザーシャの言う通りだね。ま、死神に納得させられるのは嫌だけど。
それでザーシャの横にいる死神さーん?布袋尊は死神協会にいないんだったら何処にいる?それに悪魔とは?」
〔布袋尊 翡翠宅〕
「友達、か……」
翡翠さんは理人さんに呼ばれて部屋を出ていった。
するとドアがバタン、と閉まった瞬間、頭に声が響いた。
『君、落 きな 。 こは天 だ 。』
『 として 覚は?』
どく、どく、と心臓が鳴っている。オレの息が大きくなる。
『 は、“ 袋尊” ね。』
これは……まさかオレの記憶?
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.203 )
- 日時: 2020/11/03 16:49
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
嫌な想像をしてしまう。
処刑とか......ないよね?
されるまえに絶対に助けないと....。
それにそう決まった訳じゃない。
無事を祈るしかない。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.204 )
- 日時: 2020/11/03 17:55
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「死神協会の前で暴れる悪魔····?それ、馬鹿なのかな。」
「ちょっ!しーーーーですって。」
つい口に出してしまった。
めんどくさいから空気になろうと思ってたのに。
まぁそれは未来も同じらしい。
「自分よりも強い死神が出て来たらって事考えて無いのかな。それとも腕に自信があるのかな。まぁどっちでも良いや。」
「あぁ。完全に言い切った。」
「ま、その悪魔何処にいるんでしょうかねぇ。」
知りたい。
そいつがどんなやつか。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.205 )
- 日時: 2020/11/03 18:17
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ルナ「………ばか……か。(言われてるよ?麗花、宗太。)」
今は怒りさえ沸き上がらない。
普通だったら怒ってた。
周りが氷河期だよ
感情消えてて本当に良かった(?)
ルナ「………麗花……宗太……。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.206 )
- 日時: 2020/11/03 20:01
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/死神協会周辺〕
収まったかなぁ?少し、ビビり過ぎたかなあ、と恥ずかしくなる。
所で此処で暴れた悪魔って何だろうか。相当自信でも持っているんだろうか。
__アイツじゃないかな。憶測であり、只の管理課の予想である。あの時、ザーシャと久し振りに出会った時のあの、男性の。
違うか。
そして、この場で空気の様に倒れていたルナの所に行き、
「大丈夫ですよ、ハーフ君達は。」
と言う。いや、とだけ言う。の方があっているんだろうか。そんな事はどうでも良い。
「あぁ、骨、折れてます?仲間の心配より自分の心配をしたらどうです?」
こう言うのが、僕の嫌いな
“綺麗事”
仲間を助けなきゃ!悪魔だって辛いんだ!とか。
自分が生きてたらそれで良い。
最低かもだけど、それで良い。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.207 )
- 日時: 2020/11/03 20:49
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
「………良かった……。」
そして起き上がる。
「…大丈夫です。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.208 )
- 日時: 2020/11/04 18:30
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/死神協会周辺〕
「嗚呼、悪魔」
上司がクイッと眼鏡のブリッチを押す。
「……その悪魔は最後まで闘う事を嫌がってたらしい……望んでいたわけじゃないみたいだったらしい。でも、数分くらいたった後顔の表情を一瞬焦ったような顔をして又すぐにニコニコと薄っぺらい笑顔を浮かべ突然、ナイフを背中に刺して、軽々と死神をやってのけたらしい。本人らによれば」
強い……?
でも闘う事を望んでいたわけじゃない……そこで、何かが起きた?
『私は、……ふむ……この時間は……がお呼びになる頃ですね』
あの悪魔が言った言葉が不意に蘇る。
まさか……?
下唇を噛み、ボクは溜息を吐く。
アイツだったら十分あり得る。弱い奴とは無駄に戦いたくはない奴だもんな。
「……ボク、用事があるから」
そう背を翻し、人間界へと下りる。
「あっ、ザーシャ待てい!!!謹慎処分が解けたわけでもないのに……あぁああ、もう!!」
「まあまあ、いいじゃないですか。ザーシャはそう言う子だから」
とコイツは言うが俺は眉間にしわを寄せる。
「いいや、駄目だ。帰ったら反省文と残業をキッチリしてもらう。アイツの一番のバツは残業だからな、さて残りの死神は……如月、お前も謹慎だろう。あと、お前達も」
首根っこを掴み、逃げられないようにする。
「アイツみたいに免れるとは思うなよ……?」
「待って下さい」
はあっと振り向くと離脱したはずのアリシアがまだ居た。
「何だ」
渋い顔で言うとアリシアは
「その子達は置いておいて、その如月君はザーシャとこっちに来たみたいだし後輩を止めようとしたのかもしれない。今回は自宅での反省文四枚で許してあげたらどう?あと残業」
と言う。
…………まあ、確かに。直接、神達を攻撃したわけでもない。挑発もザーシャのようにはしてないみたいだ……神の反応はザーシャに向いていた。
「……分かった、ザーシャよりは残業も減らしてやる、只、今回は運が良かったと思え。次やったら反省文だけでは済まないからな」
ギロっと目を動かす。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.209 )
- 日時: 2020/11/04 18:36
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/死神協会周辺〕
「嗚呼、悪魔」
上司がクイッと眼鏡のブリッチを押す。
「……その悪魔は最後まで闘う事を嫌がってたらしい……望んでいたわけじゃないみたいだったらしい。でも、数分くらいたった後顔の表情を一瞬焦ったような顔をして又すぐにニコニコと薄っぺらい笑顔を浮かべ突然、ナイフを背中に刺して、軽々と死神をやってのけたらしい。本人らによれば」
強い……?
でも闘う事を望んでいたわけじゃない……そこで、何かが起きた?
『私は、……ふむ……この時間は……がお呼びになる頃ですね』
あの悪魔が言った言葉が不意に蘇る。
まさか……?
下唇を噛み、ボクは溜息を吐く。
アイツだったら十分あり得る。弱い奴とは無駄に戦いたくはない奴だもんな。
「……ボク、用事があるから」
そう背を翻し、人間界へと下りる。
「あっ、ザーシャ待てい!!!謹慎処分が解けたわけでもないのに……あぁああ、もう!!」
「まあまあ、いいじゃないですか。ザーシャはそう言う子だから」
とコイツは言うが俺は眉間にしわを寄せる。
「いいや、駄目だ。帰ったら反省文と残業をキッチリしてもらう。アイツの一番のバツは残業だからな、さて残りの死神は……如月、お前も謹慎だろう。あと、お前達も」
首根っこを掴み、逃げられないようにする。
「アイツみたいに免れるとは思うなよ……?」
「待って下さい」
はあっと振り向くと離脱したはずのアリシアがまだ居た。
「何だ」
渋い顔で言うとアリシアは
「その子達は置いておいて、その如月君はザーシャとこっちに来たみたいだし後輩を止めようとしたのかもしれない。今回は自宅での反省文四枚で許してあげたらどう?あと残業」
と言う。
…………まあ、確かに。直接、神達を攻撃したわけでもない。挑発もザーシャのようにはしてないみたいだ……神の反応はザーシャに向いていた。
「……分かった、ザーシャよりは残業も減らしてやる、只、今回は運が良かったと思え。次やったら反省文だけでは済まないからな」
ギロっと目を動かす。
〔理人/自宅〕
パンッッ。
手を鳴らす。何か、思い出しそうな顔をしていた。
「……随分、翡翠様と仲良くされたようですね。あのような顔は初めて見ました」
悪い意味で。
あんな地獄の底から這い出たような私のような悪魔も驚く顔、一体どんな話をしたのやら好奇心が渦巻いて渦巻いて仕方がない。
あのクソガキをどうやったらあのような顔に出来るか知りたい。
もしかしたら困らせる天才なのかもしれない、それをクソガキが出てこないうちに習得したい。
「翡翠様は、何というか子供に見えませんので、……同い年の子とも距離を置いているようですし………知能も優れています、ですが表情は乏しいので……」
話しづらい。
私でさえアイツの相手は辛い。
真面な会話のラリーが続いたこともない。それは辛い。うん。辛い。
いつも無茶振りをされて楽しんでいる顔、性格の悪さ、悪魔遣いの荒さ、それだけだ。
あんな契約主、初めてだったもので私は心底驚いている。
「どうですかね、無理、されていませんか……翡翠様と関わることに……」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.210 )
- 日時: 2020/11/04 18:45
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔福禄寿 死神協会周辺〕
「……帰っちゃった。」
僕はポツンと呟き、じゃあ僕も帰ろう、と弁財天を担いだ。
〔布袋尊 翡翠宅〕
「翡翠さんと関わることに、なんで無理をしなければいけないのですか?」
純粋な質問だった。
人と関わるのに、無理をするのはおかしい。
「逆に理人さんは翡翠さんと話す際に、無理をしているということですか?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.211 )
- 日時: 2020/11/04 20:35
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/死神協会周辺〕
「大丈夫ですか。なら安心ですね。」
特に心配もしていないが、〝仲間〟と言う類に入るだろうし。
心配。それが一番の綺麗事。何でだろう。僕はそんなに辛ぁい過去は持ってないと思うんだけども。前世の記憶かな。だとしたら、心底どうでも良いや。
んー、暇だなぁ。上司さん達とは全然関わり無いし_____。
ザーシャの手伝いでもしようかなぁ。そう思いザーシャの隣へと飛ぶ。
「お手伝いしましょう。ザーシャが探してるのってあの笑みを浮かべた悪魔でしょう?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.212 )
- 日時: 2020/11/04 21:28
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
「...私は二人を返して貰おうかな。」
拳を強く握り、爪が食い込んで血が出てくる。
「...気がすまないから。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.213 )
- 日時: 2020/11/04 23:02
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔福禄寿 布袋尊宅〕
なんやかんやで弁財天と共に布袋尊の家に帰ってきた。勿論天界の、だ。
弁財天を布団に寝かせたが、ため息をついた瞬間、僕も疲労で眠ってしまった。
何かの呪いのように。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.214 )
- 日時: 2020/11/05 15:47
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
本部へ向かうと、二人は特に拘束もされていなかった。
ベッドに寝かされていた。
ルナ「.....あの、二人を返してください。」
死神「...ん?あぁ、お前か、悪魔とハーフと仲良くしてる奴か。」
と、知ったように言っていた。
怒られなかった。
ルナ「....。」
死神「警戒しないでって、返すから。そういう指示。」
そして二人を抱え、本部から出る。
なにか聞こえた気がするがいい。
今は二人の手当てだ。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.215 )
- 日時: 2020/11/05 17:46
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/死神協会周辺〕
「何でついてきたの、ボクと一緒に居れば……迷惑……」
さっきの事を引きずっていた。
幾らなんでもこんなボクでも堪えるものがあった。
先輩も、元気にしていたけど、だけど。
昔の事は変わらないから。
「………ごめん」
素直に謝ると、だんだん気恥ずかしくなり、顔を俯かせた。
チェーンソーを握りしめる。
〔理人/自宅〕
「無理をして……ですか。無理をしなくてどうあの御方と会話すれば良いのでしょうか」
ケロッとした表情で私はそう告げる。
キッと眼を鋭くした布袋尊は黙って私を見つめる。
「……聞いたと思います。実の親に売られ、立派な大企業の社長夫婦に跡取りとして買われた、其処で幸せになれるかと思えば一番でなければ食事もなかった酷い暮らし……どんなに辛いことをされて来たでしょう、まだ中学生という子供……にも関わらず子供の幸せも表情も失った彼女と話をする事に無理がないと言えますでしょうか」
哀し気な顔を作る。
最初は私もそう接しようとした。神を恨み、世界を憎み、生きることも苦しく辛いことだと言い切る少女の面はまだ頭に殻を乗せた雛だった。
優しく、保護して、適当に魂を喰らおうとした。
だが、彼女は復讐をしたいと、こんな目に遭わせ逃げた実の親を、何もかもを殺したいと願った。
期限は終わるまで、制約に嘘を吐かないことなど行動、言葉の制限をかけてきた。
ずる賢く頭の切れる彼女の行動は先ほどまで絶望していたヒヨッコとは雰囲気が違った。
「触れてはならない部分、触れても良い部分……彼女は貴方と一緒にいるとき以外は表情を変えない、はっきり言うならば何を考えているのか分からないと言いましょう。おまけに可愛らしい顔をして従者である同居人の私への態度はつっけんどんです。それをどう、接すれば良いのか私は解りません」
………本当に。辛い、辛すぎる。
「私は、彼女を連れ去った者です。だからこそ前の環境に居たほうが良かったのか、そう勘ぐってしまう。姿もそうなのですが私と翡翠様の関係も理由しているのでしょう。貴方は神でも翡翠様とは同年代のようなものですし話しやすいと思います……だから、心配になりました。疲れている身体に障らないかと」
なかなか良い嘘が吐けたと我ながら思う。
上出来だ。
「……気を悪くなさったら申し訳ありません」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.216 )
- 日時: 2020/11/05 18:07
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
二人は疲労か、ぐっすり寝ていた。
ルナ「...。」
私の友達。大切な友達。
魂を回収するターゲットに殴られて泣いていたまだ、未熟だった時。
優しく手を伸ばしてくれた麗花。
そして麗花との喧嘩を止めてくれて、心の助けになってた。
優しく笑ってくれた宗太。
私は、友達に恵まれたのだと思う。
今は感情が消えているから、なにも、あまり感じないけど、
大切さは分かるよ。
『友情』の
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.217 )
- 日時: 2020/11/05 18:13
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/死神協会周辺〕
「何でついてきたの、ボクと一緒に居れば……迷惑……」
「ごめん」
急に謝られるものだから、驚いた。
「何言ってるんですか、迷惑でも無いですし、むしろ僕が居ると足手纏いになるかもですね、ごめんなさい。」
何なんだろう、こんな会話がとても懐かしく、悲しく思う。
自分を受け止めるのはとても難しい事で、誰でも出来る訳でも無い。だから、悲しいんだ。ごめん、何て憧れている人に言われたら。こちらから見ると凄い人も、苦労していて、打ちのめされているって分かっちゃうから。嫌なんだ。
「……さっさと倒して、バカ騒ぎしましょう。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.218 )
- 日時: 2020/11/05 18:25
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/死神協会周辺〕
「……さっさと倒して、バカ騒ぎしましょう」
嗚呼、そうだ。
まだ、お泊り会も何にもしてないもんね。
ボクはフッとはにかみ、微笑んだ。
この隣から感じる温かさが心地よくて、ボクは目を細める。
「ありがと、鈴」
先に前に行く。
もうすぐだ、だが、人間の格好も準備満タンにしなければならない。
なら、向かう先はただ一つだろう。
ボクの、職場の制服を借りよう。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.219 )
- 日時: 2020/11/05 18:27
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
(ほのぼのしすぎです。ごめんなさい。)
『私の家は無い』から影で手当てを始める。
こんなんなら、協会でやれば?という話だが、
本人曰く、「あそこはなんか重い空気で嫌い」らしい。
そこまで二人も深傷を負っていない。
大丈夫そうだ。
すると、宗太がビクッとして起きた。
宗太「....んあ?」
ルナ「あ、自信あるくせに弱い奴が起きた。」
宗太「...普通に悪口ですよね?うん?」
ルナがこんな悪口を言ったのはいうまでもない。
「良かった」という事だろう。
いわゆるツンデ....。
麗花はまだ寝ていた。
逆に、なぜ起きないのか心配だ。
そのうち起きてくれるだろう。
宗太「...起きたら寝坊助って言ってやろう。」
ルナ「○されるけどね。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.220 )
- 日時: 2020/11/05 18:57
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔布袋尊 翡翠宅〕
「……そうですか、でもオレは何もしてない。翡翠さん本人の思考、でしょうか……。やっぱり、自然な感じで話したらいいのかもですね。」
翡翠さんが、オレだけに笑顔を見せた。どういうことなのだろうか。オレは何もしてないから、やっぱり理人さんの言う通り、同年代だからなのかもしれない。
『……そ 、 袋 は家 円満の か。誰 だっ 愛 れ 、 っと。』
さっきよりも声がはっきりと頭に響いた。オレはびっくりする。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.221 )
- 日時: 2020/11/05 19:55
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
うーん、と宗太が麗花に近づく。
すると麗花は目を覚まし、宗太と激突した←
二人とも額を押さえて悶絶していた。
ルナはそれをみて大笑いした。
宗太「...ったく、急に起き上がんな!寝坊助!」
麗花「......あ?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.222 )
- 日時: 2020/11/06 17:20
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔理人/自宅〕
「……まあ……変わらずに接してあげて貰えると助かります」
にこっと微笑む。
何もしてないのか、なら、翡翠から仕掛けて返り討ちにあったって事か。
ふぅん、天然は恐いな。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.223 )
- 日時: 2020/11/06 17:56
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔布袋尊 翡翠宅〕
「あ、はい。」
理人さんもいい人に見えるんだけどなぁ……
そう思ってから理人さんに礼をいい、頭を下げた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.224 )
- 日時: 2020/11/06 18:09
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
※宗太は無事にボコボコにされました。
帰り道。
どうやら、次の日になっているようなので学校に行く。
ルナ「…結果が返ってくるよ!」
試験のことだろうか?
宗太はルナと元気よくしていたが
麗花は落ち込んでいた。
いや、頭が悪いのは二人だ。
責任者として追試の巻き添えになるらしい←ひどい
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.225 )
- 日時: 2020/11/06 18:15
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/死神協会周辺〕
「なんか感謝される事しましたっけ、僕。」
うーん、来たものの何も方法を思い付いていない。
「…なんか計画あります?」
(/短くてすいません)
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.226 )
- 日時: 2020/11/06 18:20
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔理人/自宅〕
「……」
ぼうっとしているとガタガタと五月蠅い音が外から聞こえてきた。
翡翠様がお風呂から出てきたのか。
仕方がない。
「……それでは翡翠様も出てきたようですし、あ、そうだ。貴方も一緒に夕ご飯、だべますか?落ち着いてきたようですし……」
にこっと微笑む。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.227 )
- 日時: 2020/11/06 18:28
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
やはり、巻き添えに………。
期待通りの赤点だったらしい。
帰り道
ルナは仕事に。麗花はバイトへ行った。
宗太は公園でボーッとしていた。
すると、何人かの悪魔が来た。
悪魔A「お前、ハーフだな?」
悪魔B「間違いない。殺るぞ。」
殺される……….。
宗太「………一体なんなんだよ、急に。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.228 )
- 日時: 2020/11/06 18:32
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔布袋尊 翡翠宅〕
「はい!オレもようやく起き上がれるようになりましたし。」
起き上がるが、まだ痛みが残っていたのか、いてて、と声に出してしまった。
『 袋 は 理を 過ぎ 。も と休 を ない 。』
また聞こえた。もう慣れたかも。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.229 )
- 日時: 2020/11/06 18:42
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
数人の悪魔が一斉に襲ってくる。
宗太「…なんなんだよっ!くそっ…雷神閃光!」
ランスを取りだし素早く技を出す。
しかし、攻撃は避けられてしまう。
悪魔A「…弱いなぁ(笑)」
悪魔B「そんなことでこいつらを守れるのかぁ?」
と、ケラケラ笑う悪魔の後ろに、張り付けられた二人がいた。
宗太「………なッ。」
悪魔C「ほらほらぁ悪魔の方は弱ってるよぉ?」
麗花はすでに息をしていなかった。
ルナも危ない。
宗太「…やがる。」
悪魔B「…はぁ?」
宗太「何しやがるって言ってるんだよッ!!」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.230 )
- 日時: 2020/11/06 19:05
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔弁財天 布袋尊宅〕
「……あれ?あたし確か、死神協会にいて…………あ」
あたしはゆっくりと体を起こした。周りを見て、ここは布袋尊の家だと確信した。
布団の脇に福禄寿が寝ている。
「……そっか、あたし暴れたから、福禄寿が止めてくれたのかぁ。」
ごめん、とポツンと呟くと、チリンチリン、と鈴の音がした。麒麟だ。
「麒麟ちゃん……」
「どうかなさったのですか?布袋尊殿の姿がお見えでないのですが……」
「…………布袋尊が、行方不明なの。」
麒麟ちゃんに今までのことを全て話した。
「……それは大変で……。私もできるだけ色んな場所で捜索してみます。また、天照殿達にもお伝えし、探すように命じておきます。」
「ありがとう、あたしらも頑張る。」
麒麟ちゃんは優しく微笑み、その場を後にした。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.231 )
- 日時: 2020/11/06 19:14
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
宗太「あ"あ"あ"あ"あ"ッ!!」
自分のとは思えない声で、叫ぶ。
ランスの攻撃は外れるばかりで全然当たらない。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.232 )
- 日時: 2020/11/07 14:55
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/死神協会周辺〕
「……計画?あるに決まってるじゃん、取りあえずボクの職場に来てもらえる?」
隣に来た鈴に笑う。
嫌がるかな?
「そこの制服、貸してもらう。ボクのはあるけど鈴はないでしょ?人間のふりをして、取りあえず忍び込む」
家は、知ってる……か?解らないけど、店長に聞けばわかる事。
追い詰めてやる。
唇を噛んだ。
〔理人/自宅〕
「大丈夫ですか?気を付けて下さい、手が必要な場合は言ってくれないと……」
と私は言いながら、彼の身体を支える。
アイツにこんなところ見られたら絶対零度の眼で見下してくるに違いない。
それだけは避けたい。
「掴まって下さい、案内しますので」
この屋敷は広い為、広間への道のりを間違えては欲しくはない。
ドアを片手で開けた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.233 )
- 日時: 2020/11/07 16:40
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
やばい……。
麗花が死ぬ………!!
ルナも……危険だ……!!
俺は……無力……なのか?
そのまま悪魔に俺は倒された。
処刑だろうな。
あいつらに、見覚えがある。
父上と母上を殺したやつらだ。
………ハーフになんか…生まれたくなかつたな。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.234 )
- 日時: 2020/11/07 18:58
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「はいはーい。大丈夫ですか?そこのハーフ君達?」
死神に常に狙われる存在なのにいつも目立った行動ばっかしちゃって。
本当、馬鹿みたい。
「絶対零度。」
悪魔の足元を凍りつかせた。
ついでに武器も。
「種族で差別するのは当然の事ですが煽るのは駄目ですよ?せめてもの礼儀です。」
「相変わらず困っている人は助けちゃうのね。」
未来が杖に力を込める。
すると、麗花、ルナ、宗太の傷が癒えていく。
「借りは返しなさいよ。」
「それに、これは僕の獲物だから。」
そこに狂気じみた瞳が浮かんでいた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.235 )
- 日時: 2020/11/07 19:28
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
「………っ。」
お礼を言う前に、俺の意識は途切れた。
俺は……無力だ。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.236 )
- 日時: 2020/11/07 22:29
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔弁財天 布袋尊宅→人間界〕
さてと……あたしも布袋尊を探しに行こ~。
白蛇くんを肩に乗っけて、この家に結界張っといて……っと。よし、れっつらご~
「わぁ!七福神の弁財天さんだ!本物!?」
「あたしのこと、知ってくれてるの~?ありがと~!」
にこり、と笑うと人間達はきゃあ!と歓声をあげた。
するとそのうちの一人が、こんなことを言った。
「あの、布袋尊さんはどこにいるんですか?最近あんまり見なくて……。」
「えっ?」
布袋尊は今のところだと、人間界にいるはず。しかもあいつは顔もいいし人間界でも有名な奴だから、誰かがすぐ見つけると思うんだけど……。
「……そ~いえばなんだけど、最近、ここで怪しい人間とか見なかったかな?」
「…………えーと、男の人が気を失った少年を連れていった、ということしか……、私の学校で噂になってるんです。しかもその男の子、布袋尊くんにそっくりだそうです……!それと、クラスメートに陰陽師の子がいて、その子が『その男の人は人間じゃないかも』って言ってたんです……。」
「!?」
仮にその少年が布袋尊だったら、布袋尊を拐った男は死神か悪魔。どっちにしろまずい。だったらその陰陽師の子に気配を辿って貰おうか。
「……ねぇ、その陰陽師の子って呼べる?」
「あっ、ハイ!ちょっと待って下さい!」
〔布袋尊 翡翠宅〕
「あっ、ありがとうございます。」
体に力が入らず、倒れそうなオレを理人さんが支えてくれた。
ゆっくり、一歩一歩歩いていく。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.237 )
- 日時: 2020/11/07 23:02
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
二人は大丈夫だな....。
うん。
どうしよう。
心が......重い。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.238 )
- 日時: 2020/11/08 14:39
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔理人/自宅〕
「少し長いかもしれませんがこの廊下をわたれば、ダイニングに行けますから」
と私は言いながら、微笑む。
長い長い廊下をわたると大きく煌びやかな装飾品で飾られた一室がある。
ダイニングには大きすぎるが身動きがしやすくいい部屋だ。
まるで、西洋の貴族の家だと過去に訪ねてきた人間も言ったほどの家だ。
「すぐに用意しますね」
そうエプロンを羽織り、キッチンへと移動する。
今日はビーフシチューにでもするか。
ビーフシチューの材料を出し、包丁を持つ。
――――――「あら、風じゃない」
幼い子供の声がして私は顔を上げる。風呂上がりの髪を下ろした翡翠が立っていた。
優しく可愛らしく、微笑むその顔は迫力があった。
滲み出ている嫌悪感もあるが、それはその表情でカバーしていた。
「ふふ、寿々木の料理は絶品なの、楽しみにしといて」
と席に着いた二人は微笑み合って話をし始める。
結局仲良くしてるってか……。
玉ねぎなどをマッハで切っていく。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.239 )
- 日時: 2020/11/08 15:22
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔布袋尊 翡翠宅〕
「おっっき……あ、翡翠さん。」
壁を伝って長い廊下を歩いた先に、翡翠さんがいた。
彼女は優しく微笑み、オレを席に促した。
〔弁財天 人間界〕
さっきの子が陰陽師の子を呼ぶために電話している間、あたしはスマホで布袋尊のことを調べた。
するとこんな記事が出てきた。
『布袋尊の宿る神社、草木が枯れる』
写真を見てみると、人間界の布袋尊の家である神社の周りに生えている草木が枯れ果てている姿が映っていた。
布袋尊の一番好きな花、『布袋葵』までも。
どういうこと?これは布袋尊の存在に関係しているの?
悪寒がして、怖かった。
「弁財天さん!呼べましたので、あと10分程待って貰えますか?」
あたしは返事ができなかった。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.240 )
- 日時: 2020/11/08 15:59
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
「………っ、あ!」
ガバッと起きる。
どうやら戦闘中らしい。
……加勢しないと。
でも………俺…役に立てるのかな?
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.241 )
- 日時: 2020/11/09 17:31
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔翡翠/自宅〕
理人が作っているうちに私は少しつらそうな彼をジッと見つめる。
「身体、大丈夫?」
そう訊いて心配そうな顔をした。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.242 )
- 日時: 2020/11/09 17:46
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
「かっ……加勢します!」
ランスを取り出す。
うっ…わ…しんどい、
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.243 )
- 日時: 2020/11/09 18:27
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/死神協会周辺〕
「ふむ…変なのじゃ無ければそれで良いですけど。」
僕は心配になった。
もしも、何か変な奴だったら、どうしようと言う気持ちが有るから。
「変なのじゃ…無い…ですよね?
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.244 )
- 日時: 2020/11/09 18:38
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔布袋尊 翡翠宅〕
「あっ、はいっ!初め目覚めた時は体を起こすこともできませんでしたが、今は普通に動けるので大丈夫です!」
嘘だ。確かに体は動かせる。
だけど、頭がすっごく痛い。知らない声が突然響いたりして、怖い。
でも翡翠さんに心配を掛けたくない、そんな思いがあった。
〔弁財天 人間界→翡翠宅前〕
陰陽師の子が、怪しい気配を辿ってくれて、あたしはその後をついていった。
すると、とある洋館のような場所についた。門の表札には『九条』と掛かれている。
「ここが一番怪しい気配がします。布袋尊さんがここにいたらいいのですが……」
「わざわざありがとうねぇ。もう大丈夫だよ。」
陰陽師の子はぺこり、と丁寧に頭を下げ、その場を去った。
あたしはその子がいなくなるのを見届けた後、その邸のチャイムに指を動かした。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.245 )
- 日時: 2020/11/09 18:52
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔理人/自宅〕
「そう、なら良かった……でも無理しないでね。貴方が苦しんだ顔を見るのは嫌だから」
さらっとそんなことを言ってしまう翡翠を私は凝視してしまう。
でも恥ずかしがる素振りはなくにこっと少し頬を赤らめて微笑んだ。
……乙女作ってんなー、心の中ではそんなこと思ってないのに。
呆れて笑いも出ないわ。
―――――――ピンポーン。
「あ」
翡翠がこちらを見る。私が出たら不味い奴だと目で合図する。
少し頷いて翡翠は立つ。
優しく微笑んで「ちょっと出てくるわね」と言い。
〔翡翠/自宅〕
大体察しはついていた。
「……神か」
長い廊下をわたって、私は玄関へと行く。
やっぱり、この気配。理人に教えてもらったものだ。
面倒臭い。
でも分かっていたことだ、此処で戦闘になるのか。
壊れてほしくはないな、この家。
切り抜けようとしても無駄なのか、やってみる価値はある。
「はい、何でしょうか」
優し気な乙女の微笑みを作って、出る。
其処に居たのは弁財天だった。
あ~、神話で有名なアイツだ。
「えっと………何の用でしょうか」
ばたっと家のドアを閉める。自動でロックがかかる。解除するには私の指紋が必要だ。
〔ザーシャ/人間界〕
「変なものじゃないのかも………って、ほら見えてきた」
可愛らしいココアカラーの店。
入って、と招き入れる。此処はボクの家同然だ。
さっき、店長に制服が欲しいという事は頼んでおいた。
「それよりも、弁財天の匂いが、この辺りに充満してるよ。もしかしたら悪魔の家に居るのかも、辿ろう」
制服を着たボクは言う。
可愛らしいフリフリのココアカラーで統一された制服。鈴のもそういうなんか乙女チックな制服だ。
にこっと微笑んだ。
「なかなか似合ってんじゃない?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.246 )
- 日時: 2020/11/09 19:12
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
再び悪魔に挑発される。
悪魔A「あ、ハーフ起きた」
悪魔B「そーれっ♪」
攻撃を放ってきた。
俺はそれを片手で受け止める。
悪魔C「あっれっ?」
宗太「……てめえら…覚悟しろ。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.247 )
- 日時: 2020/11/09 22:19
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔弁財天 翡翠宅前〕
「……!?」
あたしは扉を開けた人物に、驚いていた。
__人間だった。ハーフでもなんでもない、純粋な人間。でも、なんだか悪魔の気配がした。
ばたん、と扉を閉められた。あたしが神ってこと、悟られたのかもしれない。
「……あなたは知ってるかもだけど、あたしは弁財天~。さっきあたしの同僚の布袋尊がここの家にいる男に拐われたと聞いたから、ここに来たんだけど~、あなたが隠し事してるの、あたし分かるから、正直に教えて?布袋尊がここにいるのも分かってる。この家に結界か何か張ってあるのか、近くに来るまで布袋尊の気配が読み取れ無かった。これは布袋尊を匿う為でしょ~?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.248 )
- 日時: 2020/11/09 22:23
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
歩いた道が、雷で焦げている気がした。
宗太「………殺す。」
悪魔A「は?何言っt…」
悪魔は言っている間に首を刺された。
宗太「……次は……誰だ?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.249 )
- 日時: 2020/11/09 22:37
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「ハーフ君、いえ宗太君。ちょっと僕に出番譲ってくれない?」
そう言って悪魔に鎌を降り下ろした。
悪魔を見たら止まらなくなる。
「あはは!悪魔、殺す!」
今のは属性も何にも使っていない。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.250 )
- 日時: 2020/11/09 22:50
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
宗太「……いいっすよ。ありがとうございます。」
と、お礼を言って下がる。
確かあの人、悪魔食べたいとかなんとか言ってたな…。
悪魔B「ちょっ…危な…!!」
悪魔C「Aやられたし!おしまいだよ!オワタ!」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.251 )
- 日時: 2020/11/09 23:00
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/人間界〕
かぁぁっと顔が熱くなる。ほら、やっぱ変なのじゃん。
「似合ってるって、何ですか…」
ま、まぁ、ふ、服装何てどうでも良いから。ほら、早く行きましょう、とザーシャを急かす。
「はぁ」
と態とらしい溜息を吐く。
もうやだ、と言う心を感じて欲しかった、と思っても無駄だと言うのは微笑んでるのか煽ってんのか判らない顔から分かった。
「ここら辺に居るんですね?」
護符の能力の一つ、雫である。これは監視カメラみたいに、色覚を共有出来るから、これを使って少しでも正確にしようと言う僕の考えだ。
「んー、色々な種族が混ざってます」
天使はピンク、悪魔は紫、神は金、死神は銀。そして、人間は緑。
僕が見たのは、緑、紫、金。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.252 )
- 日時: 2020/11/10 15:12
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔翡翠/自宅〕
「……匿ってる、ですか………何か誤解があるようですね。此処には誰かを捕らえる者はいません、それに隠し事なんてそんな卑しいものではありません」
にこっと微笑む。
これが弁財天。いけ好かない態度だ。
それが人に対する態度というものなのだろうか。
「確かに此処には布袋尊……いえ、風がいます。でも、貴女方の想像の状態ではありません。彼は辛い思いをして今やっと立てる状態なんです。お引き取りを」
強く言い放つ。
此処は私の屋敷だ。好き勝手はさせない。
主として、家を継いだものとして、毅然と振る舞う。
「お引き取りをお願いします」
金色の瞳を瞬かせた。
〔ザーシャ/人間界〕
「よし、辿ろう」
気恥ずかし気な鈴は見た色を教えてくれる。
やっぱり、と確信づけた。
「弁財天、人間界に降りて、また何かやってるのかもしれない。考えもなしにあいつは動くからね」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.253 )
- 日時: 2020/11/10 17:08
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「……嫌だ。あなたが何と言おうが、布袋尊は布袋尊。どんな姿でも、どんな状態でも、布袋尊は変わらない。…………じゃあ約束する!あたしは絶対ここで暴れない。武器も預けていい。そして必要以上にここには留まらない。もし破ったら、命奪おうが、天界に告げ口しようが、あたしの武器壊そうが、なんだってしていい!どんな状態でもいい、だから布袋尊に会わせて。」
そう言ったけど、引っ掛かることがあった。
“辛い思い”?“今やっと立てる状態”?布袋尊に何があったのかが知りたい。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.254 )
- 日時: 2020/11/10 17:26
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
悪魔B「くうう…!やるしかないよぉ!」
と、Bは弾丸を出す。
CはBの能力を上げている。
悪魔C「Bぃ、もう少し力あげるよっ!」
それを見ていた宗太。
宗太「………。(あいつら、特に強くないみたいだ。)」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.255 )
- 日時: 2020/11/10 18:14
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「(弾丸か。軽く葬るか。)」
鎌を持ち直し、飛び掛かった。
弾丸が飛んでくるが、凍らせてかわした。
「これで終わりだよ!あははっ!こんなにあっさり終わっちゃうの?もっと魅せてよ。もっと楽しませてよ!」
「これ、止められないな。」
呆れた未来であった。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.256 )
- 日時: 2020/11/10 18:30
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
悪魔B「……あー。うん。そっか。」
悪魔C「…どする?」
と、作戦会議(短め&ざっくり)
悪魔C「りょ。」
悪魔B「……よいしょ。」
するとBは宗太を人質にした。
悪魔B「動くとこの子の首がふっ…t」
しかし宗太は肘でお腹を突いた。
宗太「……っ、あー…。今…ですね。はい。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.257 )
- 日時: 2020/11/11 15:14
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「人質にしたところで無意味だよ?僕は何があろうと悪魔を喰う事が最優先だからね!さ、つまらない茶番はお仕舞いにしよう。」
悪魔を1人(B)に斬り掛かった。
急に来たので驚いている様子だ。
「はい。お仕舞い。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.258 )
- 日時: 2020/11/11 18:58
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔翡翠/自宅〕
聞いていた通り、なんか神としての威厳がない人だった。
弁財天って言えば才能のある音の女神として有名だったけど……妖艶な雰囲気もない。
なんかすごく期待を裏切られた気持ちだ。
「………はぁ………子供のように居座られても困ります………」
仕方がない、私はドアの指紋認証のところに指を重ねる。
「どうぞ、迷子にならないよう私についてきて下さい」
理人の事は大丈夫だろう。
結構、あの人、悪魔状態と声色も顔も、仕草も変わるし。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.259 )
- 日時: 2020/11/11 18:56
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔弁財天 翡翠宅〕
「ありがとう。」
いざ入ると、なんだか緊張してしまう。前に布袋尊とあったのはつい最近だと言うのに。
なんだか怖い。
そんな思いもあった。だけれどもう戻れない。だいたいここで戻ったら、布袋尊にもう永遠に会えないような、そんな気がしたから。
「キュ~…………」
私の右肩で白蛇くんが小さく鳴いた。布袋尊のことが心配なのだろうか。それとも____……。
「……大丈夫だよ~。あたしがついてるからねぇ。」
小さい声でそう囁いた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.260 )
- 日時: 2020/11/11 22:26
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
Bは力なく倒れて消えた。
さて、残ったCは……。
悪魔C「……ひっ…ぁっ、」
完全に怯えている様だ。
宗太「すいません。捕まって。」
そしてCを見る。
腰を抜かしてガクガクと震えていた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.261 )
- 日時: 2020/11/12 14:22
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
〔鈴/人間界〕
「ほぉ、承知しました」
弁財天はあの、幼稚園児並みに良く分からない理屈で怒ってたあの神、だっけ。
「さぁさぁ、とっとと行きましょ」
ちょっと飛行してしまおうとしたけど、そうか、此処は人間界かぁ。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.262 )
- 日時: 2020/11/12 17:31
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔理人/自宅〕
腕時計に仕込まれた監視カメラ映像を見て、少し溜息を吐いた。
………はぁ、上がり込んだか、あのロリガキババア女神。
まあ、ココはきちんと彼に言っとくべきですかねぇ。
そう判断した私はにっこりとした微笑みを浮かべながら、『風』と翡翠から呼ばれている布袋尊に声をかけた。
「風さん。今から貴方の御知り合いと思われる人が来ますよ、貴方の事、大切にしているんですね。此処まで来たのですから」
そうだ、ビーフシチューはどうなるのだろう。
仕方ない、皆で食べていただくか………。
〔ザーシャ/人間界〕
「とっとと行こうって言っても飛ぶことは出来ないから……ボク、車運転できるし、乗って」
真っ黒な車。
アクセントに自分の瞳の色である蛍光色の緑色を使っている。
鈴を乗らせ、ボクはシートベルトをする。
「安全運転だけどスピード重視でいくよ」
アクセルを踏んで、ボクは凄まじいスピードで匂いの濃くなるあっちへと車を走らせた。
安全運転のつもりだけど少し揺れがあるか、な?
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.263 )
- 日時: 2020/11/12 23:02
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
震えている悪魔を見る。
……哀れだ。
何故、母上と父上は天使と悪魔で愛を営めたのだろうか?
俺は今だ考えている。
そして………言いたいことがある。
『愛してるし………憎んでるよ』って。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.264 )
- 日時: 2020/11/13 16:46
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
〔鈴/人間界〕
「安全って何でしょうかね」
ぐわんぐわん揺れる車内に乗らされ安全の意味を忘れる。
「僕も免許持ってますけど、運転しましょうか」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.265 )
- 日時: 2020/11/13 17:09
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/人間界〕
「え?安全ってこういうんでしょ?」
わざと笑って見せて、ハンドルを握りしめる。
運転、苦手なのバレた?
「あはは、いいや、鈴に任せる~」
そうパッと放し、座席を交換する。
なーんか新鮮だ。
目を逸らしながらむずむずする胸を抑えた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.266 )
- 日時: 2020/11/13 19:34
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔弁財天 翡翠宅 廊下→ダイニング〕
人間の少女に付いていき、布袋尊がいると思われる部屋のドアがゆっくりと開かれた。
あたしはゆっくりとその部屋に入り_____
〔布袋尊 翡翠宅 ダイニング〕
オレのことを知ってる奴……
理人さんはそう言った。
すると、部屋の扉がゆっくりと開いて____。
「…………なんて声を掛ければいいのかなぁ」
「君……もしかして神様?」
「そうだけど、あんたもそうだからねぇ~。」
能天気っぽい神様だった。もっと神々しいのかと思ってたら意外と普通、なのかもしれない。
その神様はオレの顔をじぃっと見つめ、静かに言った。
「ふぅん、神でも記憶喪失ってあるんだね。」
「えと……ふにゃっ!?」
突然神様がオレのほっぺたをにゅー、っと引っ張った。
「ねぇ、ホントに何も覚えてないの?」
「は、はひ……ひふいはらほほひひて……(は、はい……気付いたらここにいて……)」
「そっか、じゃあこの花、何かわかる?」
やっとほっぺたを解放されたと思ったら、彼女の肩に白い蛇がにゅるりと出てきた。
「うぎゃああああああ!!!!へ、蛇!!?なんでここにいるんですか!?ねぇ!?オレ今日が命日ですって!!死因が蛇にビビって死ぬとか嫌ですよおおおっ!!!!!!」
「おやおや、蛇嫌いは変わらないこと……っていうより、白蛇くんがくわえてる鉢を見て!!まったく五月蝿いんだから……もぉ……」
「すみませ…………ん?」
神様は真剣な表情をしていた。言われた通りに白蛇のくわえてる鉢を見た。
中には水が入っていて、それと……
「……花?」
「そーだよ、綺麗でしょ?」
「うん、とっても綺麗。」
見覚えがあった。
夢で見た。オレは湖の淵にいて、水に浮かぶその花をじっと見つめてた。
すると、水に映るオレの影の後ろに少女が映って____。
「……ねぇ、この花、何ていう名前なの?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.267 )
- 日時: 2020/11/13 21:52
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
悪魔は今更俺に助けを求めていた。
悪魔C「……ごめ…んな…さいっ…助け……てっ…うっ。」
宗太「…お前みたいな惨め過ぎる奴は勝手にくたばれ。」
……冷たいかな…?
ううん。別に。
俺の父上は威厳に溢れた悪魔だったから。
麗花にどこか似てる。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.268 )
- 日時: 2020/11/14 13:13
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「ねぇ、先に手を出して来て命乞いをするってどういう事だと思う?テストで点数の勝負(ジュース奢りとかあり)を仕掛けて負けちゃってジュース奢りだけはやめて下さいって言うのと同じような事だよ。」
「例えが具体的すぎる。」
すると、悪魔は顔を青くした。
そして彩葉は笑った。
「今度はこっちの番だね♪」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.269 )
- 日時: 2020/11/14 15:11
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔理人/自宅〕
「乱暴はしないで、その子は一応、病人なんだから」
ギロっと翡翠が睨む。
あくまでも『風』の友達、として言っているのか、それとも記憶が戻るという事を心配して言っているのか見当がつかなかった。
そのくらい、殺気に満ちた顔だった。
「……とりあえず、皆さん、お腹は減っていませんか?」
空気を変えようと私は前に出た。
「ちょうど、ビーフシチューが出来たんです。食べてから後程、話しませんか?」
優しく微笑んで、今持った皿を見せる。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.270 )
- 日時: 2020/11/14 19:06
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
悪魔は目玉が溢れるくらいに目を見開き泣きじゃくった。
悪魔C「...ぁ、っぐ。いやぁ....!!」
俺は冷たく見下した。
これが父上や麗花の同族か?
聞いて呆れる。
気付くと悪魔は俺の足元にいた。
悪魔C「死にたくないよぉ...私はついてきただけなのにぃ...!」
宗太「...貴様は過ちを犯した。自分の考えを無視したんだ。...じゃぁな。来世は良いやつになれよ。」
と、言い放ち、麗花とルナを抱えた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.271 )
- 日時: 2020/11/14 19:41
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
〔鈴/人間界〕
「じゃ、そのビーフシチューを僕達も頂きますね」
あの後運転を変わって、風邪でも引いたのか分からないけど目を逸らすザーシャと共に、色々な種族の入り混じった家へと入る。
「どうも。通りすがりの死神です」
と言いながら元の服へと戻る。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.272 )
- 日時: 2020/11/14 23:02
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔布袋尊 翡翠宅ダイニング〕
「えっへへ、すいませんっ」
ペロリ、と舌を出して翡翠さんに神様は謝った。けど、反省の色はたぶん、無い。
「……あ、翡翠さん、オレは別に大丈夫ですよ。」
そう一応伝えておいた。
すると理人さんがビーフシチューを見せてくれた。すると神様はビクッと震えてオレに耳打ちしてきた。
「…………ねぇねぇ、インドの神様が牛肉食べていいと思う?ほら、宗教的にもさ。」
その質問がおかしすぎて、オレはつい吹き出してしまった。
「あっれぇ、あたし変な質問しちゃった?」
「い、いや……面白くって、つい……あははっ!」
「ちょぉ、言っちゃダメぇ~」
純粋に久しぶりに笑った。腹の底から。
なんだかその神様は、妹みたいですっごく可愛い。ぷすーっと頬を膨らましている。
「じゃ、そのビーフシチューを僕達も頂きますね」
そんな声が部屋に響いた。部屋は静かになったが、神様が沈黙を破った。
「……げ、なんでここに死神がいるのさ…………ザーシャと……彩葉。」
声の主を方を向くと、オレの体は震え、止まらなくなった。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.273 )
- 日時: 2020/11/15 07:47
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
悪魔を見て思う。
こいつも弱い。
俺も弱い。
悪魔と天使のハーフである。
本当は、強くなるはず。
でも、俺は力を奪われた。
弱者だ。
.........力が欲しい。
返して欲しい。
今まで気付かなかったけど、こいつ、俺から力を奪った奴か。
宗太「...返せ」
悪魔C「...ばれたかぁ。ふふっ、そう、私、戦えるよ...?」
かき爪を振り回してくる。
俺は足で蹴りあげる。
悪魔C「...でも私はついてきただけ。これは本当。さ、遊びましょう?」
宗太「...。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.274 )
- 日時: 2020/11/15 09:39
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「上等。絶対零度。氷華」
絶対零度にて頭から足までカチンコチンに凍らせる冷気を発した。
氷華でそれを花状に固める。
「ま、応急処置かな。ヒビ入ってるから割れそー。ま、出てきた所で鎌でザクザクしちゃうけど。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.275 )
- 日時: 2020/11/15 09:47
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
悪魔C「...そう、そうなんだ。」
余裕そうに笑っているC。
宗太「...返せ。俺の力を。」
悪魔C「...嫌だ。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.276 )
- 日時: 2020/11/15 13:14
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「えいやっ!」
ヒュンという音を立てて悪魔の方に鎌で攻撃を仕掛けた。
致命傷だと良いんだけど。
というか、何でこんなハーフの為に戦ってるんだろう。
おかしい。悪魔の血が入っているんだから殺さないといけない筈なのに。
僕は何を躊躇してるの?
昔、未来が言ってたな。
『彩葉は役目とか関係無く優し過ぎるのよ』
優しい、か。
僕は何処かで狂っちゃったんだ。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.277 )
- 日時: 2020/11/15 14:26
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/翡翠宅〕
「せいかーい!ボクはザーシャでぇす!」
にこっと微笑んだ。
『ザーシャ』とバレるなんて流石神様。
人間の服を着ている時はバレないと思ってたんだけどなぁ。
残念っと心の中で思う。
弁財天とあまり親しい感じではない事、悪魔の家に転がり込む事から……記憶喪失だと思う。
じゃあ、都合がこちら側も良い。
ぺちんっと手を鳴らし、普通の格好になる。
「ビーフシチューかぁ………へぇ、懐かし~」
ヘラヘラと笑いながら最後に人間になって食べた食事はビーフシチューだったと思いだす。
あの時は、該当者と食べた。
チクリと胸が痛くなる気もするがそんなことは無視する。
「………震えてる、大丈夫なの?」
彼女の真っ白な手が静かに震えている布袋尊の手を握る。
じぃと見つめる。
手袋が、気になった。
___________あの子か。
何て言う悪魔だ。こんな中学生くらいの魂も喰らおうとしているのか。
「………くそが……」
ぎろっと睨むと人間として優し気に微笑む悪魔………はボクに目配せをした。
「まぁ、ビーフシチューが駄目なインドの神様はこちらのサンドウィッチをどうぞ」
そう言って、座らせる悪魔を見つめる。
『話しませんか』
ソッと耳打ちされ、ボクは目を見開いた。
「トイレってどこ?」
思い切っていってみる。
嗚呼、と言って案内しますとボクを連れ出す。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.278 )
- 日時: 2020/11/15 14:52
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
悪魔C「……!!」
Cは膝をつく。
そしてふわりと笑った。
悪魔C「はは…楽しかったよ。なかなかね。おい、ハーフ。返すよ。」
するとCは力を宗太に返した。
宗太「…おう。」
Cはそのまま倒れた。
昔の親友だったんだ、こいつは。
本名は………もう忘れたけど。
たしかり…から始まってた。
あぁ、リゼか。………じゃぁな、リゼ
そして俺は助けてくれた死神に向き直る
宗太「ありがとうございました。」ペコッ
でも、悪魔でもある俺をなんで助けたんだろう。
……ルナがいたからか?
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.279 )
- 日時: 2020/11/15 20:22
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
- 参照: http:www.kakiko.info/profiles/index.cgi
タブレット取り上げられたので、今までよりも更新が滅茶苦茶遅れます………。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「……お、ありがとうございます…………って、大丈夫……?」
布袋尊が何か恐ろしいものを見るような目でザーシャを見詰めていた。
「なんで………だって君、オレの命を奪おうとした、死、神……!?」
……嘘でしょ?なんで人間の記憶が残ってんの?
布袋尊が神になる一部始終は見てた。布袋尊が人間だった時、死神協会の指令を受けたザーシャが、布袋尊の命を奪おうとした。けれど、誰かが布袋尊の魂を守ったんだよね、だからザーシャは命刈りに失敗。
人間の記憶は残ってるのに、なんで神の記憶は無いの……?
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.280 )
- 日時: 2020/11/15 20:35
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
〔鈴/翡翠宅〕
「彩葉?ざぁんねーんでしたね、不正解です」
〝鈴〟と言う名前は出さない方がこっちは好都合。
「僕は…適当に呼んで下さいな」
…ベッドに居る神様…はザーシャと僕を見て、震えていた。
「面白いです」
僕は不敵な笑みを浮かべて、こう言った。
「なんか、思い出しました?細胞が君の事覚えてるんでしょうかねぇ」
恐らく震えはザーシャへの恨み、恐怖…。そんな感じかな。
悪魔は前に会った奴だっけ。
『……どうするって聞かれても……私は、……ふむ……この時間は……がお呼びになる頃ですね』
あいつだ、そうだ、あの子を救って説得出来れば、こっちの勝ち。あれ、意外と簡単じゃん。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.281 )
- 日時: 2020/11/15 23:23
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
お知らせだけ
明日から浮上出来ないと思います。
ごめんなさい。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.282 )
- 日時: 2020/11/16 17:25
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/翡翠宅廊下・螺旋階段近く〕
「話って何」
にっこりと微笑み、「聞きたいんじゃないですか」と意味不明なことを言う。
眉を顰める。
「………何のこと、はっきり言ってくれなきゃ、ボクわかんないんだけど」
そうですか、と腕を組んで顎に手をやり、パッと放したかと思えば後ろへ手を回し、手摺に重心を任せる。
「死神協会の事、死神の事」
余りにも、ふわっと言われ耳を疑ってしまった。
何度も知りたがり、上司にも跳ね返された質問。
「は?はぁ……?」
「おや、わかりませんか?死神協会の事から死神まで教えると言っているんですよ」
目を見開いた。
「どうして、あんたが……」
「これでも知っているんですよ、私。情報通なんで」
怪しいが聞いてみる価値はあるかと思う。
………知りたい。
「死神って許される日まで働き詰めるんですよね。その許される日っていつなのでしょうね、人不足で有名な種族」
どくんっと脈打つ。
そうだ、言われてみれば。許される日っていつ………?
「全員が全員、死神になることはない。死神試験に落ちた者はどうなるのでしょうか?忽然と姿を消した者も……」
ボクらは死神。元は自殺した人間。
死神になる前は……?
がくっと膝の力が抜けて、しゃがみ込んだ。涙が零れてきた。
「今まで………ボクは……」
“騙されていた?”___________誰に?
「上層部に、神に……?」
〔翡翠/自宅ダイニング〕
「………死神に神様、絶好の研究日和ね………!」
私は社長であり研究者の端くれでもある。
死神は理人から聞いた。
自殺者が許される日まで生死を目の当たりにし、命の大切さを知り、働く者たちの事。
どんな身体のつくりをしているのかしら、普通にご飯は食べれるのかしら。
興味津々になってしまう。思わず興奮気味な声を出してしまう。
「それにしても、“風”本当に大丈夫なの……?とりあえず落ち着いて、水を飲んで」
硝子のコップを手渡した。
命を奪おうとした死神はさっき理人がトイレを案内しに行ったあの可愛らしい幼げな女性か。
名は………ザーシャ。
「因縁……」
この死神は彼女の相棒かしら、とても親し気だった。
ジッと見つめられ、私は心の中で「何なのよ?」と思いながらも愛想笑いを浮かべた。
「何ですか?」
今の私は中学生の可愛らしい乙女。
だから、いつもの私は、封印する。
やり通す、この人たちが帰るまで。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.283 )
- 日時: 2020/11/16 17:26
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
>>リンちゃん
了解しました。無理をせずにご自愛くださいませ。m(__)m
いつでも待っておりますので。
>>ジャスミンティーさん
明日からですね。無理をせず、ご自愛くださいませ。
いつでも待っておりますので。
___________________________
〔ザーシャ/翡翠宅廊下・螺旋階段近く〕
「話って何」
にっこりと微笑み、「聞きたいんじゃないですか」と意味不明なことを言う。
眉を顰める。
「………何のこと、はっきり言ってくれなきゃ、ボクわかんないんだけど」
そうですか、と腕を組んで顎に手をやり、パッと放したかと思えば後ろへ手を回し、手摺に重心を任せる。
「死神協会の事、死神の事」
余りにも、ふわっと言われ耳を疑ってしまった。
何度も知りたがり、上司にも跳ね返された質問。
「は?はぁ……?」
「おや、わかりませんか?死神協会の事から死神まで教えると言っているんですよ」
目を見開いた。
「どうして、あんたが……」
「これでも知っているんですよ、私。情報通なんで」
怪しいが聞いてみる価値はあるかと思う。
………知りたい。
「死神って許される日まで働き詰めるんですよね。その許される日っていつなのでしょうね、人不足で有名な種族」
どくんっと脈打つ。
そうだ、言われてみれば。許される日っていつ………?
「全員が全員、死神になることはない。死神試験に落ちた者はどうなるのでしょうか?忽然と姿を消した者も……」
ボクらは死神。元は自殺した人間。
死神になる前は……?
がくっと膝の力が抜けて、しゃがみ込んだ。涙が零れてきた。
「今まで………ボクは……」
“騙されていた?”___________誰に?
「上層部に、神に……?」
〔翡翠/自宅ダイニング〕
「………死神に神様、絶好の研究日和ね………!」
私は社長であり研究者の端くれでもある。
死神は理人から聞いた。
自殺者が許される日まで生死を目の当たりにし、命の大切さを知り、働く者たちの事。
どんな身体のつくりをしているのかしら、普通にご飯は食べれるのかしら。
興味津々になってしまう。思わず興奮気味な声を出してしまう。
「それにしても、“風”本当に大丈夫なの……?とりあえず落ち着いて、水を飲んで」
硝子のコップを手渡した。
命を奪おうとした死神はさっき理人がトイレを案内しに行ったあの可愛らしい幼げな女性か。
名は………ザーシャ。
「因縁……」
この死神は彼女の相棒かしら、とても親し気だった。
ジッと見つめられ、私は心の中で「何なのよ?」と思いながらも愛想笑いを浮かべた。
「何ですか?」
今の私は中学生の可愛らしい乙女。
だから、いつもの私は、封印する。
やり通す、この人たちが帰るまで。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.284 )
- 日時: 2020/11/16 17:42
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
_リンさん・ジャスミンティーさん
把握しました!またなりが出来る日を待ってます!
_______________________
〔鈴/翡翠宅〕
「何ですか?」
そう彼女、目的に問われる。そして僕はふふっと笑みを零す。
「二つ、お聞きしますね」
人差し指を立てて、
「一つ目、なんで悪魔と住んでいらっしゃるのですか?普通なら違反だと思いますが」
人差し指に中指を加えて、
「二つ目、本性、見して下さい。何で猫を被るのですか?
はは、やっぱ面白いですねぇ、人間は」
これは、もう説得なんて良いや。漁るだけ漁ってみて、それから行動を決めよう。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.285 )
- 日時: 2020/11/16 18:44
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
- 参照: http:www.kakiko.info/profiles/index.cgi
〔弁財天 翡翠宅ダイニング〕
「………飲めないっ」
「えっ?」
「水………っ!」
………そーゆーことか。
布袋尊の死因、それは『溺死』。
ザーシャに魂を狙われて逃げてたら、逃げた先がなんと崖。しかもその下は荒波になっている海。だから布袋尊は選んだんだ。死神に魂を奪われるか、自ら崖から落ちて溺れるか。
今、布袋尊は急激に人間の記憶に敏感になってる。だから自身の命を奪った水を怖がる。
____ヤな予感してきたねぇ。
「オレ………あの時、死んだ?じゃあ今の姿は本当に神なの……?」
やばいやばい、神が絶望すると、すっごいことになるから一旦気絶させようか。
「………落ち着きな。」
軽く布袋尊の体に電気を流した。致命的な量ではないから死にはしない。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.286 )
- 日時: 2020/11/16 18:55
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔翡翠/自宅ダイニング〕
「飲めない……ごめんなさい」
そう告げて、コップを握りしめる。
こっちが気遣ってやってんのに………男って面倒臭い……!!!
むぅっと頬を膨らませてしまう。
突然、死神その二から言われる。
「二つ、お聞きしますね」
人差し指を立てて、
「一つ目、なんで悪魔と住んでいらっしゃるのですか?普通なら違反だと思いますが」
人差し指に中指を加えて、
「二つ目、本性、見して下さい。何で猫を被るのですか?はは、やっぱ面白いですねぇ、人間は」
そう言われ、私は「何のことかしら?」と訊き返す。
「悪魔って誰の事ですか?寿々木は寿々木、人間だけど。あなた方と違って、私達は人間よ」
そう微笑む。
「それに、私は立派な中学生。猫被りなんてこと、出来ないわよ」
着ているルーズな服の胸元を抑えた。
「両親が亡くなって逞しくはなったけど、子供は子供よ」
言い放つも心が重たくなった。
子供は子供、辛い現実だった。
きゅっと笑う。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.287 )
- 日時: 2020/11/17 15:54
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
どうして?何で?僕が...僕のすぐ隣に悪魔がいるのに!
何で手が動かないの!僕はどうかしてるの?
ねぇ、嫌だ!僕が僕じゃなくなるのが怖い...
「み、未来....!」
「あ?どうしたのよ彩葉?熱でもあるの?」
「ち、違っ.....!」
もう遂に未来と話す事さえ出来なくなった。
僕は....一体?死神って何?悪魔って...どうして?
「い、彩葉?」
そのまま僕は気絶した。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.288 )
- 日時: 2020/11/17 17:47
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/翡翠宅廊下・螺旋階段近く〕
「………こ、んなこと……教えて………何がしたい訳……?」
震える声で問い掛ける。
涙が零れないように唇をしっかり結んで、噛んで。
「いやまさか貴女も知っていないなんて驚いて、ただの良心で伝えただけですよ」
「嘘、嘘………こんなんで……今まで通りに働くなんて出来ない!!!」
そう言って、黒服を脱ぐ。
ネクタイを緩ませて、ひく。
「そうですか、じゃあ、どうするんですか?」
「………離脱する、離脱……」
そう言って、チェーンソーを持ち直す。
三つ編みをしていた髪を解いて、唇を噛み締める。
「離脱、ですか」
「ああ、そうだ、ボクはもう決めた」
やっと気に決められたことだ。
此処で引き返す気はない。
鈴の顔が、先輩の顔が浮かぶ。
こんな事実を知ったボクは先輩のように協会とは仲良くは出来ないだろう。
「ごめん」
そう言って、髪を切った。
短く。短く。
耳の後ろまで。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.289 )
- 日時: 2020/11/17 18:51
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔弁財天 翡翠宅ダイニング〕
「……悪いけど、布袋尊は持ち帰らせて貰っていい?あたしんとこの子だから、人間とこに居たら嫌な予感しかしない。それに、ここに滞在して記憶が戻った時、布袋尊は絶対に君を攻撃する。」
それは布袋尊のことだから。布袋尊は神に成り立ての頃、あたしらに牙を向けていた狼のようだった。
『こら君、暴れるな!』
『これだから穢れた人間は…………』
あの時、他の神が布袋尊を乱雑に扱ってたのを見た福禄寿が、あんな小さな体で沢山の神に飛びかかっていったのを覚えてる。衝撃だった。あの時以来、福禄寿が怒ってるところを見たことはなかった。
「……君の家まで巻き込んでごめんね。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.290 )
- 日時: 2020/11/18 18:07
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔翡翠/自宅ダイニング〕
「攻撃……ね………それで彼が傷付くなら、私は否定はしない。別れるのはちょっぴり寂しいけれど……また遊びに来て……」
そう言って彼の頭に触れる。
そして微笑みを溢した。
「風、こんな私に付き合ってくれてありがとう……」
演技でもここまでやらなくちゃ。
だから笑った。
「謝る必要はないと思うわ、巻き込んで……なんて言い方しないで。貴方達にとっては問題かもしれないけど私にとっては彼と出会えた、救いが見えた日なの」
自分でも気持ちが悪い。
思っても見ない事をこうやって話せるなんて。
いつからこんな風になったのかしら。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.291 )
- 日時: 2020/11/18 18:54
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔弁財天 翡翠宅ダイニング〕
「……そっか、それならよかった。」
彼女にそう笑いかけた。……この子になら、渡してもいいかも。
「……じゃあ君にこれをあげる。」
懐から札と符を取りだし、彼女の手にそっと握らせた。
「これは見ての通り札。この札は神が認めた者だけに渡すもの。何かあったらあたしの代わりに守ってくれる。まぁその前に呼んでくれたらあたしすぐに飛んでくけど、あたしもあたしで忙しいからねぇ……。
それと、この符はよく神社で売ってるアレかなぁ?なんというか、これを家の何処かに置いとけば自然とあたしの力で金運が舞い降りる。
……お礼、と呼べそうなものじゃないけど、受け取ってくれるかな?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.292 )
- 日時: 2020/11/19 17:33
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔翡翠/自宅ダイニング〕
「………札……?」
あの女神から貰ったのは札と符だった。
「これは見ての通り札。この札は神が認めた者だけに渡すもの。何かあったらあたしの代わりに守ってくれる。まぁその前に呼んでくれたらあたしすぐに飛んでくけど、あたしもあたしで忙しいからねぇ……。
それと、この符はよく神社で売ってるアレかなぁ?なんというか、これを家の何処かに置いとけば自然とあたしの力で金運が舞い降りる。
……お礼、と呼べそうなものじゃないけど、受け取ってくれるかな?」
成程、神が認めた者だけに渡される札に金運が舞い降りる符。
ありがたいけど大丈夫かしら。
これでも悪魔契約者だ。
「……ありがとう………」
取りあえずうけとっておこう。
いつ何があるかもわからない。
「これなら、風と貴女がいるような感じに思えるわね。独りでも……どんな時でも寂しくないわね。本当にありがとう…………」
まだ涙ぐんだ瞳を瞬かせた。
ぎゅっと頬に当てて目を伏せた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.293 )
- 日時: 2020/11/19 18:43
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔弁財天 翡翠宅ダイニング〕
「こ~らぁ、君みたいな可愛い子が泣いちゃダメぇ」
彼女のほっぺをつん、と指でつついた。
「……そーだ、君、名前なんていうの?あたしは……弁財天!って、知ってるかぁ」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.294 )
- 日時: 2020/11/20 19:44
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
ただいま帰りました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「大丈夫ですか!?」
直ぐにベンチに寝かせる。
熱い、熱があるようだ。
すると後ろから声がする。
「……宗太。」
「………宗太?」
二人だ。
宗太は今まであった事を話す。
すると麗花は彩葉を抱えて歩く。
「………ついてきて。私の家に行く。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.295 )
- 日時: 2020/11/21 09:53
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「え..ええ。分かったわ....」
目の前で起きた事が分からない。
彩葉が突然倒れた。
私が回復出来るのに、倒れた。
どうして?
顔を真っ赤にして倒れている彩葉を見ると余計に思えて来ちゃうんだよね。
どうして私、天使なのに死神に付いてるんだろうって。
本心ではわかってる筈なんだ。命の恩人だから。
私の話を真剣に聞いてくれる人なんて見た事無かった。
私はただ、他人に受け入れて欲しかっただけなのかもしれない。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.296 )
- 日時: 2020/11/21 14:17
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
「……着いたわ。」
来客用のベッドに寝かせて
額を冷やす。
「…あ、適当に座って。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.297 )
- 日時: 2020/11/21 14:19
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔翡翠/自宅ダイニング〕
「こ~らぁ、君みたいな可愛い子が泣いちゃダメぇ」
と頬を突いてきた神を凝視する。
いくら神だってこの私の頬に触れるなんて………と思っても言い返しはせず困ったような少し微笑んだ顔をする。
あ~、胸糞悪い。
「……そーだ、君、名前なんていうの?あたしは……弁財天!って、知ってるかぁ」
ええ、知ってる。
理人からも聞いてるし何よりその風貌で分かる。
名前、か……翡翠、それが私の名前。
人名には使われない翡の文字。
「…………ひすい、私は翡翠って言うの。九條翡翠」
そっと微笑む。
何が親のプレゼントだ、結局は私の事を鐘稼ぎのものにしか思ってなかったくせに。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.298 )
- 日時: 2020/11/21 15:28
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「翡翠、か。いい名前じゃん。」
……この子のことは、元から知ってた。前に、天界から見たことがある。
その時翡翠は、すっごく泣いてた。
今日こうやって、会ってみてわかった。翡翠は感情を表に出さないんだ。
ほんとは嫌なのに、笑ってる。こんな子供が、苦しみを我慢してずっと笑ってるんだ。
こういう子達を、あたしは助けなきゃ行けないのにさ、結局なんにもできない、ただ存在してるだけの神なのかもしれない。
「……本当の名前を伝えられるっていいねぇ…………」
ふいにぽつんと呟いた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.299 )
- 日時: 2020/11/21 15:35
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
凄い熱。大丈夫かしら?
宗太は氷水を持ってきてくれたわね。
「よしよし。偉い偉い」ナデナデ
ルナはお薬を買ってきてくれたわね。
「よしよし。偉い偉い」ナデナデ
一度二人に任せて私はおかゆでも作りますかね。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.300 )
- 日時: 2020/11/22 15:51
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「ごめんなさいね。少し世話になるわ。」
適当な所に座ってゆっくりと待っていた。
本当だったらあいつが居たら良いのに。
あいつは世話好きで種族関係無しにお世話したいとか言う奴だからな。
新キャラ作りまっすー
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.301 )
- 日時: 2020/11/22 16:05
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
【名前】笹木 希空
【歳】18歳
【性別】女
【種族】人間
【武器】電磁砲
【属性】無し。
【職業】暗殺者
【性格】暗殺者とは言えない程の明るい性格。大体の事はポジティブ思考で何とかなる!誰かを世話するのが好き。
【容姿】薄ピンク色の髪でツインテール。瞳は黄色に輝いている。
【過去】小学生の頃から学校には行かず両親から暗殺の訓練をさせられ、とても窮屈な環境で育った。だが、世間一般の事を知らない為これが普通だと思っていた。希空の言動からは考えられない程の優秀な暗殺能力を持ち、最終試練の実践でやらかしてしまい両親を半殺しにし恐怖を与え両親は恐怖のあまり逃げてしまった。
【備考】一人称は私。二人称は貴方達。
【乗っかり】無しです。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.302 )
- 日時: 2020/11/22 16:28
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
おかゆをつくり、冷蔵庫に入れる。
そしてお茶を入れた。
「どうぞ。これでも飲んでて下さい。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.303 )
- 日時: 2020/11/23 15:41
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔翡翠/自宅ダイニング〕
「良い名前、なのかはわからないわね」
そう曖昧に微笑んで首を傾げてみる。
翡翠なんて名前、可笑しい。
私は少しだけ憎しみを込めて拳を握りしめた。
〔ザーシャ/翡翠宅廊下・螺旋階段近く→外〕
鈴を置いてきてしまった。
だけど、仕方がない。今、鈴に話し掛けられたら攻撃してしまう気がした。
それは、嫌だ。
「………死神協会に行くか」
正式に、離脱。
短くなったボブの黒髪を触ってから唇を噛み締めて、ボクは飛んだ。
こんなこと見逃してられない。
人暴れ、するしかない。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.304 )
- 日時: 2020/11/23 16:56
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「……本当の名前を表に出せるだけでも、いいことだよ……」
悔しくて悔しくて、唇を噛んだ。
「……それじゃ、今日はありがとう。わざわざ布袋尊の面倒みてくれて嬉しかった。
貴方という存在に、温かな祝福を。」
布袋尊を背負い、翡翠と悪魔さんの幸せを願う。
「あの悪魔さんにもよろしく。次に会えるかはわからないけど、お元気で。」
最後は神らしく、行こうじゃん。
にこり、と微笑み、光に纏われて消えた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.305 )
- 日時: 2020/11/23 17:45
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔翡翠/自宅ダイニング〕
「悪魔って……そう思われているなら仕方ないわね………」
なんか言い直すのも面倒臭くなった。
温かな祝福なんてこの身には起こらないだろう。
だって、望まれていない。
復讐の為だけに今は生きて居る。
こんな人間に………願ったって無駄だ。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.306 )
- 日時: 2020/11/23 18:46
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
あ、すみません新キャラ大丈夫でしょうか?
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.307 )
- 日時: 2020/11/23 19:00
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔福禄寿 布袋尊宅〕
「ふ、く、ろ、く、じゅ、さあああああん!!!!!」
「ん~……?」
あぁ、寝てた。目をゆっくり開けると見慣れた顔が。
「おはよ」
「あ~、おは……じゃないっ!弁財天!?無事か!?」
「ん、無事だけど?布袋尊も連れて帰ってきたし。」
あ、横みたら普通に寝てた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.308 )
- 日時: 2020/11/24 18:34
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
>>鈴音さん
あ、すみません。確認し忘れていました。(;・∀・)
不備などは在りませんので大丈夫です。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.309 )
- 日時: 2020/11/24 18:40
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔翡翠/自宅ダイニング〕
「皆さん、帰られました?」
不意に声を掛けられ、ビクッと身体が強張る。
「え、ええ………何、理人なのね………驚かせないでよ」
「そんなつもりはなかったのですが、すみません」
すんなりと謝られ、きまりが悪い。
「綺麗にビーフシチューも何もかも平らげて帰ったわよ」
口を尖らせながら言うと理人は吹き出した。
「何です?寂しいですか?『風』さんが居なくなって、何をツンツンしているんです」
思わぬことを言われ、「何言ってんの馬鹿じゃないの!」と睨んだ。
「すみません、やけにしおれて見えて………それにしても良い食べっぷりですね、作る側としても嬉しい」
顎に手をやりながら満足気に頷く理人を私は見つめた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.310 )
- 日時: 2020/11/24 18:55
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
【弁財天 布袋尊宅】
「……それで、布袋尊はどこにいたの?」
「うぐっ」
やばいやばい、まさか人間界で人間と悪魔の家で油売ってましたなんて、言えっ子ない。
「……人間界の草むらで倒れてた。そこで天使が助けてくれたんだよ~」
「…………そう、なら良かった。それより……
弁財天明日は人間界でライブで泊まりじゃなかった?」
「えっ?」
あ。
「ああああああああああああああああ!!忘れてたぁああ!」
「……弁財天はよく予定を忘れるんだから…………」
「どどどどどうしよう!!!今からでも間に合う!?宝船用意してないんだけど!」
「じゃあ僕の使って。それと、布袋尊も僕が見ておくよ。弁財天の活躍、期待してるから。」
「う…………うんっ!」
大慌てで荷物をまとめ、福禄寿の宝船にぴょん、と飛び乗り、猛スピードで天界の空を駆け抜けた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.311 )
- 日時: 2020/11/24 19:08
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
未来は少し離席して外を歩いていた。
気分転換に、と。
「あ、未来さんじゃ無いですか!お久しぶりです!」
「んあー。そうね。最近忙しくて。」
彼女は笹木 希空。
人間で暗殺者をしている。結構優秀らしい。
そして、世話好き。
彩葉の事をめっちゃ世話する。
私は婆ちゃんだからダメらしい。
「今暇なんで着いて行きますぅ!彩葉さんを世話できるチャンスですし。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.312 )
- 日時: 2020/11/24 19:25
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
「……ふぅ。」
お客さん用のご飯も出来たし。
後はお部屋を整えて……っと。
「ルナ、宗太。どう?」
「………まだ寝てるよ。」
「…ん、熱が下がってない。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.313 )
- 日時: 2020/11/24 20:17
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔弁財天 空中〕
「……あれ?この宝船、操作できない……!?」
おかしい!そうだ、いつも福禄寿の宝船、操縦方法が複雑なんだった……!!
あたしは機械系は得意だけど、福禄寿ほど得意じゃない……
あっと言う間に堕ちていく______。
「きゃああああああっ!!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
誰か絡んで下さい~……
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.314 )
- 日時: 2020/11/24 20:57
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
>>313絡みます。
「………は?今凄い声したね。行ってくるよ。」
ルナは立ち上がり外に出て捜索する。
すると宝船が落ちてきた。
「………え?」
その中にはお世話になった弁財天がいた。
「ええええええ!?」
とりま止める!!!!
冷気を使いゆっくり地上に下ろした。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.315 )
- 日時: 2020/11/25 22:28
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「ひゃあっ!…………って、ルナちゃん!?」
確か……死神協会辺りではぐれちゃって……無事だったんだ……!
「あぁ、ルナちゃんごめんっ!ありがと~」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.316 )
- 日時: 2020/11/25 23:19
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
サブ垢です。
「いえ、大丈夫です。一度、麗花の家にいきましょう。」
と、笑顔で言った。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.317 )
- 日時: 2020/11/26 19:09
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「あっルナちゃん、あたし今めちゃくちゃ急いでるの!ライブの為に今日泊まるんだけど、それ忘れてて……ごめんね!よかったらライブ来てくれたら嬉しいなっ!チケットも当日発売だから!暇だったら是非来てねっ!」
それじゃあ、と手を振って、ホテルに急いだ。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.318 )
- 日時: 2020/11/26 19:20
- 名前: ジャスミンティー(サブ垢) (ID: r306tAcU)
「は、はい...!」
突然だったからびっくりしたけど、スマホを見た。
本当だ。
直ぐに買えるように今日は時刻回ってから寝ようかな。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.319 )
- 日時: 2020/11/27 06:51
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「うぅ……着いた…………」
宝船を降りた瞬間、人間の姿になった。ホテルに入り、チェックインをする。
……周りの人間があたしを見て、ひそひそと話す。
『ねぇ、あの子弁財天じゃない!?』
『そうよそうよ!そういえば明日、ここの近くのライブ会場でライブがあるらしいからね!』
バレた。仕方ないからあたしは噂する人間に手を振った。
「「「キャーーーーーッ!!!」」」
……声高過ぎ。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.320 )
- 日時: 2020/11/27 17:55
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
「ただいま。」
と、私は手を降る。
「あ、ルナ、何だったの?」
と、麗花が聞いていた。
宗太はどこかな?
「ん、お世話になった方と会ってた。お風呂入ってくるね。」
お風呂に行こうとすると麗花がなんかいったけどわからない。
………そのあと宗太の叫び声が響いた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.321 )
- 日時: 2020/11/27 18:55
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
「はぁ……」
やっとホテルの部屋に着き、あたしはぼふんっ、とベットに飛び込む。ふわっふわ。
ここのホテルは凄く高級らしい。さっき御風呂を見たけど、温泉みたいだった。
プライベートの時間だあああっ!
あたしは直ぐにスマホを開く。お、福禄寿に電話掛けよ。
「しもしも~?」
『弁財天か……ホテル着いたの?』
「あぁ着いた着いたぁ、なんだけど、あんたの宝船、ぜんぜん操縦できない!お陰様で大変だったんだから!」
『いや、ふつう宝船は自分用のものなんだから僕の自由でしょ』
「ぐ……まぁいいっ、とりあえず、布袋尊はどうなの?目、覚めた?」
『覚まさない。でも息してるし、武器も無事だから生きてるはずなんだけどな……』
「そう……じゃあ、明日見に来てね。」
『特等で先にチケットは貰ってるしね、じゃあ。』
布袋尊が目を覚まさないのは心配だが、福禄寿の声を聞いて安心した。
じゃあ、晩ごはんまで待つか!
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.322 )
- 日時: 2020/11/27 18:59
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/死神協会〕
「……ザーシャ・カルティア。お前は禁忌を犯し、自ら離脱することを決意した……それでいいか」
眼鏡を掛けたどれも話を聞かなそうな頑固者のじじばばに向け、ボクは頷いた。
「嗚呼、ボクはこんな糞みてえなところにもう居たくないんだ」
キッと睨み付けてから微笑んだ。
「じゃあ、この堅苦しい制服に協会とはおさらばするか」
奪われたチェーンソーを一瞥しながらボクはその場を去った。
決行は今夜。
襲撃する、死神協会を。
人暴れしてチェーンソーを奪い返す。これまでの模範的な死神として死神協会の多くを知った。
武器保管庫、警備の配置、全部この頭に入ってる。
「………いっちょやるか……一旦人間界に戻って人間として生活する準備するか」
そう言ってふわふわと浮遊しながら下りていく。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.323 )
- 日時: 2020/11/28 09:53
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
(/返信遅れてすいません!)
僕は唖然としていた。
そのまんま、「では」とだけ言って翡翠の家を出てきた。
彼女が本心を物凄く隠せていたから、違う。
聞いてしまったから。何をって?
あの、悪魔と、ザーシャの会話。
もう、それ以上は話したくない。記憶が鮮明に蘇って来る事は絶対に阻止したい。
でももう、忘れられないかもしれない。
あ、ザーシャ、大丈夫かな。
大丈夫じゃ無いか。でも、アイツの事だから、死神協会を殺すかもしれない。
「やぁやぁ、随分これは渋い顔をして、どうしたんだい、鈴」
「誰かと思って見てみれば、御先輩ですか」
此奴は、名前は覚えて無い。とにかく癪に障る奴だったからだ。
「こんな所で儂は話したくないが、この際此処で言うしかなさそうやのう」
何も返事はせずに、その…ああ、サクナを睨みつける。
僕の反応にサクナは奇妙な笑い声を上げる。
「鈴…おまいにはがっかりした。管理課の中でも成績はトップなおまいが、あの違反を繰り返す小娘とつるんでおるとは」
「黙って下さい」
またサクナは奇妙な笑い声を上げ、「そうかい」とゆっくり言った。
「鬱雑いんだよ」
と呟いて、人間界へ舞った。
そうだ、制服返さないと。そこで会った、髪が短い、どこかザーシャに似ている人に。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.324 )
- 日時: 2020/11/28 12:55
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/洋菓子店入り口〕
「はー、いっぱい買い物できたぁ」
にこにことこれからの生活に必要なセットを買い占めたボクは大きな袋三つをぶら下げて街中を歩く。
服装も人間界のトレンド……ってやつに乗っかって店員に揃えてもらった。
短くなった髪が風に吹かれて気持ちがいい。
目をふっと伏せ、パチッと開く。
勤め先の洋菓子店で離脱祝いにケーキでも買おうとして入ろうと鼻歌交じりに足を進めていたら誰かと肩がぶつかった。
瞬きを繰り返し、ボクは「すみません」と人間らしく、自分らしさを出さずに微笑んだ。
死神協会ではボクは今、裏切り者の状態だ。
ああやって穏便に済まされたと思っても、追っては来る。
今夜まで何とか生き延びたい。
その為に人間に成り代わる。
「あ、シィちゃん!」
聞きなれた店長の声がしてボクは顔を向ける。
「勤務日以外に来るなんて珍しいね~!今日、会えるなんてびっくりだよ。で?用は?」
「今日はなんだか食べたくなっちゃってさ、チョコレートケーキ貰えることってできる?」
店長とは長い付き合いだし敬語もせずにフランクに付き合える。
勿論だよ、と笑顔でショーケースに向かってくれる。
その様子を見たふりをしながら肩のぶつかった男性を盗み見た。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.325 )
- 日時: 2020/11/28 16:30
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
2人でルナ達の家に帰った。
「ただいま戻りました〜。」
「お邪魔しま〜す!彩葉何処かな?」
礼儀作法がなってないと未来に叩かれた。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.326 )
- 日時: 2020/11/28 17:50
- 名前: ジャスミンティー(サブ垢) (ID: r306tAcU)
麗花は笑顔でどうぞ。
と、言った。
彩葉が寝ている部屋に案内して座布団とお茶を用意した。
「ごゆっくりどうぞ。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.327 )
- 日時: 2020/11/29 09:40
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「あーありがとね。」
「私の事、驚かないんですね。意外です。でも、その油断は死への道ですよ!」
笹木希空。
こいつは正真正銘の人間だから追い払われると思ったが、これは予想外だ。
彼女は暗殺業界の中でも成績優秀だと聞いている。
気を引き締めないと。
【彩葉視点】
深い海の底に堕ちて行くような感覚。
やっと掴んだ手がかりが消えていく。
悪魔は何故魂を喰らうのか。
死神は何故魂を狩るのか。
そもそも死亡予定者は本当に死亡しなくてはいけないのか。
そんなの、分からない。
どうして?
その言葉が頭を過るだけ。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.328 )
- 日時: 2020/11/29 13:57
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
「………別。家にハーフいますし…。」
と、麗花が言うとタイミングが良いのか
宗太とルナが部屋に入ってくる。
「…あ、ども。」ペコッ
ルナは頭を下げた。
宗太は麗花に引っ張られて行く。
「こいつがそのハーフ。」
「こいつってなんだよ。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.329 )
- 日時: 2020/11/29 15:03
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
〔鈴/自宅〕
僕は今、ため息をつきながらも開発を進めていた。
勿論、魂のレプリカの。材料の成分等は大方解って、後もう一捻り。
人間界での仕事も終わった事だし、気分転換にザーシャの勤務先に制服を返しに行った。
「こんにちはー、借り物返しに来ました~」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.330 )
- 日時: 2020/11/29 15:42
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/洋菓子店入り口〕
「どうしたの、急にケーキが食べたくなるなんて……嬉しいけど気になって仕方ないよぉ」
そう言われ、「祝い事があって」と答える。
命は危なくはなったが、自由を手に入れた。
なら、いいじゃないか。
これで今夜の襲撃が完璧に遂行されれば目的は達成。
気楽に死神としての知識を生かせる。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.331 )
- 日時: 2020/11/30 20:09
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
〔按/死神協会周辺〕
「えぇ、鈴サンは処分?」
アタシが死神協会に呼ばれたのは鈴サンの事だった。
鈴サンは特に相方とかは居なくなったから天使に関わらず、アタシが呼び出された。
頭が固そうな爺と婆の会議室。居心地ワッル!
「ねー、ザーシャ、だっけ?その人は?」
「アイツは辞退した。成績良かったのに」
その時、婆はぼそり、と呟いた。
「許される日何て、無いのにね」と。
「ねぇ、さっき、何て言ったの!?アタシ聞こえた。鈴サンとか、色んな人、只の労働?ふざけんな」
そうとだけアタシは言い捨てると、とっとと部屋を出た。
「…ざまぁ」
それは誰に言ってるかって?爺と婆に盗聴器を付けた。
「これで…!死神協会は終わる…!」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.332 )
- 日時: 2020/12/01 18:13
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/家路〕
チョコレートケーキを受け取って、ボクはスキップをしながら家へと向かう。
「ふんふ~ん」
これを食べ終わったら、死神協会に忍び込んでチェーンソーを奪い取る。
返してもらう。
ボクの目的は死神協会をぶっ壊す、というよりチェーンソーを返してもらう、だ。
それが終わったら平穏に暮らしていきたい。
誰かがボクの後をつけている。
「………誰だって思ったら、なんだあんたか」
後ろにいたのは_______悪魔だった。
「さっきぶりですね、大丈夫ですか」
そう心配げな顔をされ、「大丈夫だよ」と睨みながら返す。
「死神協会を辞めたボクに何の用?」
「用という用はないですが、様子を見に……」
あっそと顔を背け、ボクは言った。
「人目に付くから入って」
という。
誰かの視線を感じた。
あーそういえばこの瞳、隠すために前髪伸ばさなくちゃな……。
今はキャップでも被っとくか。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.333 )
- 日時: 2020/12/04 17:20
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
〔鈴/自宅〕
「借り物?何ですかね」
僕が不審に思いながら戸を開けると、そこには天使の按が立っていた。
「あ、鈴さん。借り物と言うかお届け物の方があってたかな?」
ケラケラと按は笑うが、ふと、思い出したように真顔に成った。
「ねー、死神協会の婆に盗聴器付けたのぉ!聞く?」
真顔とは思えぬテンションで按は言った。でも、それは全然意味が分からなかった。
「え、どういう意味ですか。聞きたいですけど」
按は、ははーんと声を鳴らして、ボタンを押した。僕の身体には凄い緊張感が流れた。本当にこれで世界は終わる?もしかしたら、本当に許される日はある?分からない。でも、これを聞いてしまえば、全て分かってしまう。
__本当は何も気づかずに仄々と仕事をしていれば。どうなっただろう。
「ちょっと、用事を思い出しましたので、では」
「ああ、そう。早めに帰ってきてね」
「はい」
嘘を付いた。もう、僕は帰れない。
再び、自殺を図った。ごめん、魂のレプリカなんて作れなかった。
河川敷の近くを歩いた。なにか、思い出した。
そうだ、前世も此処で死んだ。
僕は自分の首にナイフを当てようとしたけど、無理だ。勇気が無い。
「やっぱり、無理だ」
此処に来た意味なんて見出せず、家路を急いだ。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.334 )
- 日時: 2020/12/04 17:56
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/自宅〕
「……一体何の用?珈琲でいい?」
そう言って、インスタントコーヒーを淹れて、机に置く。
「ご自宅は凄く過ごしやすそうでお洒落ですね」
「ちょっと、はぐらかさないで。ボク、忙しいんだよ、アルバイターみたいな感じだけど」
どんっと迫る。
「……一部の死神に勘づかれました。貴方がすること、それでも、するんですか?」
どくん、と脈が高鳴る。
________「ああ、するよ」
迷いなく、告げられない。
だけど、あれが必要だ。
他の奴に使われるなんて御免だ。
取り戻す。
「そうですか、じゃあ、途中までご一緒させてください」
一緒に淹れたココアを飲み干して、ボクはキャップを被り、目元を隠し、黒づくめになった。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.335 )
- 日時: 2020/12/08 18:46
- 名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
〔弁財天 ホテル〕
「ん~……暇……」
テキトーにスマホ弄るけど……
『人気俳優○○ △△と結婚』
あーそう、おめでとう。布袋尊の神社にお参り行ったからかな?
『薬物乱用 □□逮捕』
あらま、ドンマイ。そりゃあ逮捕されるけど。
暇………………
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.336 )
- 日時: 2020/12/19 12:07
- 名前: 雪見餅 (ID: 0LEStScZ)
「へぇー、ハーフですか!じゃ、とりあえず彩葉さんを世話させて頂きますね!」
「希空がごめんなさいね。この子、世話好きなのよ。」
そうペコっと誤った。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.337 )
- 日時: 2020/12/19 12:33
- 名前: ジャスミンティー(サブ垢) (ID: r306tAcU)
麗花はニコ、として言う。
「いえ、助かります。私だけじゃ大変なので。」
そして水を取り替えに行く。
宗太はルナに聞いた。
「スマホみてどした?」
「なんでもない♪」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.338 )
- 日時: 2020/12/19 15:23
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/空中→死神協会〕
「目的地は、死神協会。警備のなっていない裏門だ……と見せかけて表から礼儀正しく強行突破しようと思う」
ボクは風を斬りながら空中を飛ぶ。
「本気ですか? 一発でやられますよ?」
怪訝そうに眉を顰める悪魔をニヒルな笑みを浮かべたボクは一瞥する。
「馬鹿だなぁ、ボクが今夜襲いに来ると分かっている上層部はきっと裏門に警備を置くはずだ、それも大人数を。だから隙のある表から……」
全部言い終わらないうちに悪魔は言う。
「そっちこそですよ。もし表にも警備がおかれていたらどうするんですか」
その場合は考えてなかった。
でも、方法はある。
「……仲間同士を闘わせんだよ。真っ暗でしょ、ボクの姿格好も物音がすればそれが敵だと思うにきまっている、馬鹿だからね、庶務課や経理、あと回収課の下っ端ちゃんらは。脳筋野郎だから出世できないんだ」
馬鹿にするように笑って見せると悪魔は呆れたように「貴女って意地悪いですね、仮にも後輩だったのを……」と言うのだ。
離脱してしまえばもうよしみなどない。
敵同士だ。
そういうのを持った奴らは甘すぎる。夢物語だ。
「これが、ボクだよ」
そうこうしているうちに、死神協会の空気が鼻を通る。
ピリピリしている。
ボクが来るか来ないかで気が焦っている。チャンスだ。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.339 )
- 日時: 2020/12/19 19:02
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
〔鈴/自宅〕
「帰りましたよー」
先程の事を包み隠す様に按に告げる。
「アレ、本当に早かったね」
そうですか、と適当に発言をする。で、どうしよう。聞くか、聞かないか。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.340 )
- 日時: 2020/12/19 23:43
- 名前: バルサミコス (ID: b92MFW9H)
参加希望です
【名前】フェオドラ・メルダース
【歳】23歳
【性別】男
【種族】死神・総務課
【武器】戦輪
【属性】風
【職業】メイド喫茶店員
【性格】
真面目に不真面目。
整った顔立ちに変化が乏しい表情は何を考えているのかが分からないミステリアスさを醸し出す一方で、口を開けば丁寧な口調でトボケた発言を繰り出す飄々とした性格。
【容姿】
すらりとした細身、背丈は170cm中盤辺り、厚底ブーツを履けば180cmに届く。
青みがかった銀髪を腰まで伸ばし、色白の肌に切れ長の瞳は深い青色、大人びた中性的な美貌の持ち主。
胸元をパッドで控えめに盛って、フリルがついた黒いロングゴシックドレスを着こなし、赤黒い外套を袖を通さず羽織る。
メイド喫茶では同じくゴシック調のメイド服を着る。
プライベートでも様々な女性用衣装を着こなしている為に滅多に無いことだが、女装をしていない時は長い髪を後頭部で一本に纏めている。
【過去】
人間時代の稼業は私立探偵、身分を偽る為の変装が、奇しくも女装がよく似合う顔立ちだったのも相まっていつしか女装癖という形に変貌した。
殺人事件の犯人であった男を警察に突き出した後、恨みを持ったその男の子供に襲撃され致命傷を負う。
しかしまだ年若い子供に殺人の罪を着せることを気に病んだフェオドラは、死因を完全な「自殺」にする為に幾度も自身の身体をナイフで刺し、それによる失血で命を落とした。
【備考】
あくまでも女装であってオネェでは無い、というのが本人なりのこだわり、プライド。
表情が殆ど変わらないが口数は少ない訳では無く、言葉やジェスチャーで喜怒哀楽は分かりやすい、感情表現は顔以外でするタイプ。
仕事は不平不満を漏らさず真面目にこなすが、死神としての仕事よりもメイドとしての仕事の方が嬉々としてやっている様に見える。
本人曰く「一度死んだおかげで吹っ切れて女装出来る様になったので」とのこと。
【乗っかり】特別なものは特にありませんが、既知設定はいつでも大歓迎です。
【サンプルボイス】
「如何にもわたくしは死神の端くれですが、腕っぷしには自信がありませんのでお手柔らかに」
「オネェさんではありませんよ、女装が趣味なだけです、似合っているでしょう?」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.341 )
- 日時: 2020/12/20 15:13
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
>>バルサミコス様
キャラシ、ありがとうございます。
不備等ありませんので宜しくお願いします。
〔ザーシャ/死神協会〕
「じゃあ、私はこれで。主人も待っていますので」
此処まで来て帰るのか、と舌打ちしそうになったが五月蠅くすると勘づかれると思い、手を振った。
「また逢う日まで」
そう一礼して言われたボクは悪魔を一瞥した。
これが最期になるかもしれないという恐怖がボクを襲ってくる。でも何故か笑いが込み上げてきた。
「ふ、また殺し合お」
手を重ねて笑った。
会いたい人は、一人二人星の数ほどなんてない。
鈴、今、あんたは何処にいるんだ。
「……ばか」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.342 )
- 日時: 2020/12/20 16:07
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
〔鈴/自宅→死神協会〕
「聞かないで置きます」
聞かないで置く。それは後ろ向きな発言だと思われるが、もう聞く必要が無いと考えたから。
だって、もう、言い訳をしてもしょうがない。分かり切った事だ。
「また、用事があるので」
は、と唖然としている按を置いて、家を出る。
行き先…?決まっているだろう。ザーシャの所だ。アイツなら、何か死神協会を潰す策を持ってる筈。
そして飛行をして、死神協会へ行く。
「こんばんは、何か企んでいるのでしょう?」と何時もと違うザーシャに声を掛けて
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.343 )
- 日時: 2020/12/20 16:34
- 名前: バルサミコス (ID: WEFYk.MN)
>>雪林檎様
ありがとうございます!
質問ですが、死神協会は拠点がある感じですかね?
あるのでしたら拠点からロル始めて見ようかなと思ったのですが
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.344 )
- 日時: 2020/12/20 19:34
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
>>バルサミコス様
あ、はい。
死神協会は空にあるという感じですね。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.345 )
- 日時: 2020/12/20 21:26
- 名前: バルサミコス (ID: AdHCgzqg)
>>雪林檎様
回答ありがとうございます、了解しました。
ロル置いてみます……。
〔フェオドラ/死神協会〕
控えめに靴音を鳴らしながら、ゴシックドレス姿の死神フェオドラは、協会内の廊下を歩いていた。
「(……確かにわたくしは総務……何でも屋と言われれば何でも屋なのですが)」
一歩進む毎に、窓枠や床の埃が柔らかな風に巻き上げられ、片手に持ったゴミ袋へと吸い寄せられていく。
風の魔法をこの様な形で用いることになるとは思っても居なかった。
「流石にお掃除は、清掃を専業としている方に任せる方が良いのでは……いえいえ、職務に文句を言うのはいけませんね、反省です……」
やや高い男声でぼやきながらも、歩みと風を操る手は止めない。
フェオドラ・メルダース、死神、協会総務課所属。
現在、協会屋内の清掃作業中。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.346 )
- 日時: 2020/12/21 17:23
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
〔ザーシャ/死神協会〕
「こんばんは、何か企んでいるのでしょう?」
聞き慣れた声にボクは眼を見開いた。
嗚呼、この声は。
キャップを込み上げてきた感情を押し殺すかのように深くする。
きっと顔は真っ赤になっているだろうと余計な心配を抱きながら、首だけ動かし顔を隠す。
「鈴………ひ、久し振りだね。元気にしてかい?」
震える手と裏返る声に対し内心、奇声を上げながら口角を上げる。
何か企んでいる。
その言葉は死神協会の何もかもを知っているかのようだった。
(もしかして……本当に?)
唇を軽く噛んで、深刻な空気を換えようと笑って言った。
「ねえ、何処まで知ってるの? ボクが今から襲撃しようとしていること? それとも何、秘密を、禁句を知っちゃった訳?」
今すぐ忘れてほしい。
鈴は駄目だ。
「危ないから、帰った方がいい。最期になるかもしれないんだよ、ボクは、その覚悟で此処にいる。最期に鈴に逢えて良かった」
別れのような言葉を告げて、死神協会の裏門に入ろうとして。
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.347 )
- 日時: 2020/12/21 20:10
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
〔鈴/死神協会裏口前〕
「なんですか、じれったい。急に顔を赤くしたと思えば、別れのような挨拶を言って。
大丈夫ですよ、それについては先程自殺しようとした身ですから」
裏口へ足を運ばせるザーシャの背を見ながら、笑って言う。
何処まで知ってるの?何て、言ってしまったら涙が零れるだろうからそれは無答のまま。
「それに、今までの恩を返すのにも丁度良いですし」
今まで、こんなに楽しい事は無かった。
自殺する前も、これは越えられないと思う。ザーシャには、色々な物を貰ったから、お返しをしないといけないから。
「僕も行かせて下さいよ」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.348 )
- 日時: 2021/01/09 17:39
- 名前: 雪見餅 (ID: 0LEStScZ)
「目覚めないのであれば、目覚めさせれば良いだけ!」
すると、電磁砲を持って彩葉に向けて打つ。
これは眠りを邪魔する電波。
「んっ.....あっ.....」
「お寝坊さん、起きなさい。」
- Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】「終了」 ( No.349 )
- 日時: 2021/01/16 16:50
- 名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: /Hdc9FNh)
こんにちは、このスレではお久しぶりです。
マンネリ化もしてきたと思うのでスレをロックしたいと思います。
これまでスレを利用してくれてありがとうございます。
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