オリジナルなりきり掲示板
- Re: 笑って、笑って、泣いて。〔年中無休で募集中!!〕 ( No.28 )
- 日時: 2020/11/06 22:15
- 名前: リィ (ID: SG60l.ki)
【多々良/リビング】
姉である茉莉は多々良の肩に触れながら、朝食を一緒に食べようと言ってきた。
多々良は茉莉の目が潤んでいることに気が付いていた。そしてその理由も、察しがついていた。
しかし、あえて何も触れず
「あぁ、ありがとうな、茉莉」
と言って、お返しとばかりに優しく肩に触れた。
その時、少し離れた所にいる彼女を見つけた。
「(お、あ、え、い……あ、おかえりか)」
そうしている間に彼女、茉白は顔を背けて玄関の方へと向かってしまう。
その事を残念に思いつつも、妹が口パクとはいえ挨拶してくれたことが嬉しかった。過去の自分の事を思い出すと、嫌われていても仕方がないと思っていたから。
自分も挨拶をしようかと思ったが、そうしているうちに茉白、陰尚と妹弟たちはぞくぞくと家を出ていってしまった。
残念だが、また帰りに行ったらいいか、と多々良は自分の席について、出された世羅のご飯を食べつつ
「茉莉は今日学校はあるのか?」
【都亜/リビング】
その場にいる家族に朝の挨拶をしながら、一番小さな人影の元へと向かい
「めいちゃんもおはよー。早起きだねぇ」
お姉ちゃん負けちゃったと、笑いながら妹の頭を撫でようとその小さな頭に手を伸ばして
「本当。今日はにぎやかだねぇ」
妹の言葉に肯定しつつ、席に座る。他の兄姉に比べて、まだ登校時間まで時間のある都亜はゆっくりご飯が食べられる。
「めいちゃん、お姉ちゃんと一緒にご飯食べよー」
おいでおいでと手招きしつつ、自分の隣の席に他の家族に比べて小さな体のめいが席につきやすいように座布団を敷いてやり
「そうだお母さん。めいちゃんは今日いつ幼稚園から帰ってくるの? 私もお迎えに行きたい!」
送りはどうしても集団登校の事情からいけないし、いつもなら授業があっていけないのだが、今日はいつもより授業が少なく、頑張ればお迎えに間に合いそうだった。
だから都亜は、期待に胸を高鳴らせ、目をキラキラさせながら母にそう問いかけて
- Re: 笑って、笑って、泣いて。〔年中無休で募集中!!〕 ( No.29 )
- 日時: 2020/11/06 22:30
- 名前: skyA (ID: 2AFy0iSl)
【めい/リビング】
都亜おねえちゃんが、頭を撫でてくれた。
ふわああっとうれしさがあふれ出る。
「都亜おねえちゃん、だいすき! ごはんたべる!」
てってってっとおねえちゃんにについて行く。
それに、おむかえに来てくれるの!?
「今日のようちえん、すごぉくたのしみになってきたー!」
都亜おねえちゃんにむかって、満面のえみを見せた。
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