オリジナルなりきり掲示板

Re: 笑って、笑って、泣いて。〔年中無休で募集中!!〕 ( No.49 )
日時: 2020/11/29 15:42
名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

(/後2,3レスで学校パートを終了させていただけると嬉しいです…。12月からイベントを開催いたしますので~)

【陰尚/教室】

「もうそろそろ授業始まるぜ」
そう友達か知り合いか解らないアイツにそう言われて俺達は速足で教室を出た。
それから昼が終わり、無事に六限目も終わり、ようやく帰りの挨拶をする。
「「「さよーなら」」」
様々な声を掛け合わせた挨拶の果て、俺は誰かに声を掛けられた。
「扛上君?で、い、良いかな。あ、あの、正門って、ど、どっち?」
その声の持ち主は曄夏季さんだった。
「え、図書室の向かいの階段の方」
「そ、そうなんだ!あ、ありがと」
それだけ言うと曄夏季さんはスタコラ教室を出て行った。
それを見送った後、俺も教室を出る。
「あ!お兄ちゃん!」
「あ、貴方が陰尚さんですか?」
こいつらはコミュニケーション能力が高すぎる。
「え、あ、はい」
「ふーん、これが茉黄のお兄さんですか…想像してたのと全然違う。茉黄と血の繋がりが有るからてっきりもっと、こう…あかるい感じの…」
「誰ですか」
そう言うと茉黄の友達らしき人物は申し訳なさそうに自己紹介をしてくれた。
「あら、これは失敬!私、三木羽奈です!」
「はいはい。三木さん。俺はさっさと帰りたいのです」
「もー、お兄ちゃん!私の友達の前くらいもっと優しい明るい人を演じてよ!」
どこにキレてんだ、お前は。
「立ち話も何ですし、歩きながらお話しましょ?」
それからと言うもの、曄夏季さんの事を聞かれたり、無駄にお世辞を言い、言われ。
「では、私はこっちなので」
そう三木さんが言うと茉黄は「じゃあね~」と言っていた。
それからは、もっと明るい人を演じろだの、顔は良いのになんたらかんたら。
でも家の前にくるともう言い切ったようで「たっだいまぁ~」と威勢よく扉を開けていた。
それにつられて俺も小声でただいま、と言う。

Re: 笑って、笑って、泣いて。〔年中無休で募集中!!〕 ( No.50 )
日時: 2020/11/30 00:28
名前: 綾音ニコラ@MRK ◆v8GkVmpvMQ (ID: WpxyeKoh)

【世羅/会場】

お互いの手を把握している状態で、永遠にゲームをしている感覚になっていた。このまま続けていたかったけど、クライマックスに達している状態でこの行動を起こすのは必要だと感じた。

だけど、今回はセラ…………いや僕の勝ちのようだ。盾で受けきり、ダメージ的にギリギリ間に合う状態で突撃し、結璃ちゃんを抱きしめる。

世羅「…………大切な友達だからね…………っん……。」

結璃「…………!?…………♪」
一瞬だけど、髪がなびいて結璃ちゃんの素顔が見えたが、会場にいる人にはできるだけ見えないようにする。会場での行動キスはロマンチックかもしれないが、れっきとしたサプライズであって戦略だ。

司会「長かったバトルを制したのは…………『羅モモカ』選手!ゲームという枠を超え、大いに我々を盛り上げてくれた2人に大きな拍手を!では、優勝者インタビューです!」

世羅「はじめましての方も、そうでない方も、僕達のバトルを楽しんで頂けましたか?ええと…………時には友達として、ライバルとして、色んな道を2人で歩んできました。ただ純粋に楽しみ、戦えたことが、優勝以上に価値のあるものではないのでしょうか?好きなことは、自分でとことんやり込むことが上手くなるコツだと思います!…………話したいことはたくさんありますが、今日はこの辺にしておきます!それではまた♪」
時間ももうみんなが帰ってくる時間帯か。大会は大盛況の内に幕を閉じ、セラ達は帰ることにした。
【そろそろ終わらせますね!】

Re: 笑って、笑って、泣いて。〔年中無休で募集中!!〕 ( No.52 )
日時: 2020/11/30 18:22
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

【茉白/バス停】

 「あ、お姉ちゃん」
大学帰りのお姉ちゃんと偶然にもバス停で会い、私はスマホに触れながら、声をかけた。
「あれ?茉白じゃない、この時間だったんだね」
そっと綻ぶお姉ちゃんの表情に安心感を覚えながらスマホをしまい、私達は歩き出す。

 「学校どうだった?」
「何、お母さんみたいなこと聞いてんの?……まあ、まあって感じ。上手くいってないわけないじゃん、上々だよ」
ニッと笑い、バスに乗る前に買ったサイダーを飲む。
「良かったわね、というかそれ新発売の?」
「うん」
「わたしも今日、買ったの!」
お揃いのジュースを見せ合い笑う。

 「あれ、陰尚じゃん」
丁度、家の中に入っていくタイミングだった。
「ホントだ、もう茉黄ったら大声でただいまなんて、可愛いんだから」
そう言ってあっちにいる妹にデレデレする姉を見つめ、吹き出す。