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「…」

明らかに警戒している…
まぁいい。勝とうが負けようが私には吉なんだ
警戒されようと関係ない
そんなことを考えながら霞をまとい、そこから拡張する
これで視界はさえぎれるといいが…

優理side
受けきれるかわからない...！
「水陣霊花すいじんれいか」
花の様な形に刀を降って攻撃を防ぐ。
...だが腕はまだ治りきっていない。
防ぎきれなくて、足、腕、頬に攻撃をそれぞれ受けた。
「...っ。」
回復も避けたい。兎愛や霞さんにとっておかないと...！
「星ほしノ水みず」
痛みで震える体を奮い立たせて素早く動き、攻撃する。

兎愛side
防がれたな。....まぁ、いいか。
「...む。」
警戒の為、後ろに下がる。
「...辺りを暗くした。おもしろい技...。」
と、呟いて否や動く。
「結晶けっしょう 精霊せいれいノ舞まい」
高く飛躍して回る様に攻撃する。
それはまるで精霊が舞うように。

「！」

優理さん、なぜ回復しない？
まさか…私達にとっておこうっての？
ﾊｧ…そんなことされたら面倒だ

「優理さん！私はいいので！ご自身のお体を大切に！」

そう叫んだ