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>>105
カスミ「私に話した事で､少しでも楽になれたなら｡それでいいんだ」
見上げられ､涙で潤んだ目はとても可愛らしくて私の胸まで高鳴る
学校で『○○君がかっこいい』だの『○○ちゃんに好きな子取られた』だのとやかましい女子達が話していたのを少し思い出す｡彼女達もこんな感情に胸を躍らせていたんだろうか

>>106
シラヌイ「ああそれと｡足が辛くなったら直ぐに言え｡抱きかかえる程度ならしてやれるから無理はするな」
疑っていないという言葉に安心しつつ気遣いを忘れてはならないと､彼女は足が悪いと言っていたことを思い出し無理はするなと忠告する
…心配している訳では無い｡また無理をして倒れられたりしたら面倒だからだ｡と自分に言い聞かせながら


>>107
スカートにシワができる程強く握られた手から彼女の確固たる意思が伝わってくる
ドルイト「元よりそのつもりです｡お手伝いさせていただきますから､どうか顔を上げてください」
彼女は冷静なのに今度は私が焦ってしまう｡これでは先程と逆じゃないか
ドルイト「しかし驚いた｡あまりにも真剣な目をするので『素顔を見せてくれ』とか無理難題を言われるのかと思いましたよ」