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>>46
途切れた彼の言葉に疑問を持つ
迷惑じゃない？本当に？
信じたいのに｡頭の中で誰かが囁く
『ただ謙遜しているだけよ｡真に受けちゃって｡馬鹿な子ね』
そうだ｡ただのお世辞なんだ｡信じたら､裏切られる
カスミ「そう言って貰えるだけ嬉しい｡大丈夫｡できるだけ負担は書けないようにするから」


>>47
ドルイト「えぇ､勿論｡言いふらしたりなんてしません」
ふと無意識に顔を覆うペストマスクに触れ「…誰にだって､知られたく無い事の一つや二つはあるでしょうから」と話す
事実､私がそうだ｡こうして顔を隠さなければ安心できず異人として生き永らえるとは｡何とも惨めなのだろうか
儚くとも笑い礼を言う彼女が自分よりずっと輝いて見える
ドルイト「…おや､話し込んでいる間に着いていましたか」
「お手をどうぞ」と手を差しのべる｡私なりに彼女へ敬意を表したのだが…伝わってくれるだろうか