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>>62
シラヌイ「それなら良い」
楽しくて懐かしいのだと語る彼女はとても嬉しそうで､思わず異人であると忘れてしまいそうだ
シラヌイ「…他に覚えている事は無いのか？」

>>63
顔を上げて欲しいと言う彼の声は慌てふためいていた
カスミ「上げれる訳…無いでしょ？だって…私､今凄く間抜けな顔してるから…」
ああ､本当に私らしくない｡こんなに胸がむず痒いのにそれが嬉しく思う私が居る



>>64
私の手を握る小さな手の主は緊張してしまった様だ
ドルイト「そう緊張しなくても大丈夫ですよ｡
『約束』を守っていただける限り､身の安全は保証すると話したばかりでしょう？」
呟いた声は聞こえないふりをしよう
ドルイト「『彼』以外の来客は珍しい…お茶でも用意しましょう｡適当に寛いでいてください」
コートラックに帽子を掛けながら､さて茶葉やポットは何処に置いたか｡なんて思案を巡らせた