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>>70
曰く『さっきとは違う』踊りをぼんやりと眺めながは記憶を遡る
この振り付けに､リズムに身を委ねる彼女の表情｡何処かで見覚えがあるのに｡思い出せない｡それがもどかしくて胸を焦がす

>>71
上げられた手に反射的に肩を跳ねさせれば､予想とは逆に頭を撫でられた
カスミ「こ､こちらこそ｡ありがとう…」
ちらりと見れば笑顔が眩しい
なんか､私みたいな冴えない子が一緒に居たらいけない気がしてくる…

>>72
ケトルの蓋を開ければ､ぐつぐつと湯が煮立っているのを確認し､ポットに湯を注ぐ
ドルイト「えぇ､勿論｡約束は守りますよ｡その為にも､私の傍から離れない様に」
戸棚の缶から取り出した茶葉を温まったポットの湯に浮かべかき混ぜれば良い香りが広がった
来客用のソーサーに乗せたティーカップに紅茶を注げば､白いカップに赤が良く映える
ドルイト「さあ､どうぞ｡召し上がれ」
彼女の近くのテーブルに紅茶を注いだティーカップを置いた