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Re: 【戦闘・日常系】只、月明かりに灯されていたくて。〔募集中〕 ( No.111 )
日時: 2020/12/22 18:14
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

>>100 憑様
 こちらこそ分かりにくい文章ですみません!

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>>97>>102>>104 〔篝/空中〕

 「……迷子ね。じゃあ僕は迷子だ」
その何処か切なげで怒りの滲み出る横顔を見て俺は息を呑んだ。
きっとこいつも、同じなのだろう。
自分と、後悔をする俺と。
 
 帰りたくはない家がある自分と。

 下唇を我知らず噛んでいると「あれ、脊っぽい人居るね。まあ、降りるよ」という声が耳に入ってきた。
顔を上げて見れば若い女性と中年男性が立っていた。
うずうずするこの感情をぶつけるには良い相手なのだろう。
 返事をするように頷き、地面に近づくのを待った。


>>100>>102-110〔結/林〕

 飛び交う怒声と攻撃の音が強まり、また一人二人と増えていくのが感じられる。
中立の立場の神である自分は争わない。
 こんな楽しそうな闘いに顔を突っ込まない他ないだろう。

 「……神様がそう言うのなら、仕方がありませんね」

今の今まで自分の事を偽物だと思っていたらしい反応を示したこの男は頬を軽く掻いては少し困ったように微笑みつつもそう言って自分の小さな手を取ってくる。

 「良し、行こう……!」
激しい闘いの場へと共に足を踏み入れようとしたその時、思い出したように「あ……そういえばお主、名は何と申すのじゃ?」と今更ながら訊いてみる。
何と呼べばいいのか分からない。何時までも“この男”では失礼で仕方がなく感じる。
 爛々と輝く金色の瞳を瞬かせ相手の顔を見つめ。
 


 「わたくしと遊びませう」
その古風な言葉に思わず目を見開いてしまう。
串刺しにせんばかりの黒鉄の棘が勢いよく隆起させるも狙ったような相手はそれを避ける。

 この技に見覚えのあるわらわは「……成程な」と呟いた。
あれは、何千年前かの妖狐か、とやっと記憶が繋がる。

 此処で会ってしまうとは皮肉なものだと苦笑した。