オリジナルなりきり掲示板
- Re: 【戦闘・日常系】只、月明かりに灯されていたくて。〔募集中〕 ( No.115 )
- 日時: 2020/12/22 20:11
- 名前: 無花果 (ID: qvpAEkAG)
>>111,>> 113[桂/街中]
向坂の軽い指摘に桂はうげぇ、と心底嫌そうに顔を歪めた。
見つかったのは確定だし、戦闘になれば桂は血だるま確定である。逃げるつもりはもとよりないが、痛いのが嫌いなのは揺るがない。
「やっぱりかぁ……んー、俺が取り合えず、まあ先鋒行くな」
街路樹に手を添えた向坂に背中を向けてひらひらと片手を上げながらそう声をかけるやいなや、躊躇いなく歩を進めた。
着地地点にあたりをつけてその点まで進むと、右手を着流しの合わせの中へ入れながらのんびりと顔を上げて出迎える。
「やあやあ、夜の空を散歩とは雅なもんだが、月見もなしじゃ味気なくはなかったかい?」
>>109,>> 110,>>111,>> 112[玉姫/林]
黒鉄の棘が軽やかな音を立てて小さな鏡を一枚砕いた。焦った様子もなく、2枚必須というわけでもないようだが、彼の醒は鏡が関係しているのだろうと軽くあたりをつけた。すると棘はぱらぱらと乾いた泥のように崩れていく。
着物についた泥を軽く手で払いながら折った膝を上げながら、叶の言葉にゆったりと顔を向ける。
「お褒めに預かり光栄ですわ。ええ、叶さまは思うままにお立ち回りくださいませ」
雅人の能力に興味を持ったような様子に「あわせますので」と、ニッコリ笑う。玉姫は燠、ならば香に尽くすのが意義である。
少なくとも玉姫はそう定めているし、尽くすのも嫌いではないと自認している。
さて、では遊戯の続きを、というところではたと視線をあらぬ方へ向けた。
「あら、結さ……」
結さま、と上げようとした言葉は続かない。
眼前へ出現した雅人の拳が風切り音と共に振りぬかれ「あら」と呟きながら後方へ飛んだ。打撃点の着物を一瞬硬化させながら息を吐き衝撃を緩和する。
たん、と軽い音でもって着地して、口端を持ち上げた。
「失礼、余所見はマナー違反でしたわ。ええ、でも、勘弁下さいまし。何せ久々にまみえる知己でしたもので」
雅人、風凪にそう告げながら、あいも変わらずまるで愛されるために在る様な幼子の姿をした知り合いの白蛇へ改めて顔を向ける。
「お久しぶりですね、結さま。幾年ぶりで御座いましょうか。大したお構いが出来ませんで申し訳ありません」
このような場でなければお茶でもお出ししたのですが、という緊迫感の薄い軽口で結と彼女の傍らにいた男性を迎えた。
人が増えたが、参加者は如何ほどかと思案していたところで、はてと金の髪をさらりと揺らしながら首を傾げて観戦の一手を取っていた男女……蠱毒と清螺……へ目を向けたあと、改めて蠱毒を注視した。
「観劇かと思ったのですが、貴方も舞台へ上がられるので?」
そう、ふわりと花弁を踊らすような、歓迎にも取れる微笑みを浮かべながら一瞬輝き浮かんだ陣を指して問いかけた。
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