オリジナルなりきり掲示板

Re: 【戦闘・日常系】只、月明かりに灯されていたくて。〔募集中〕 ( No.125 )
日時: 2020/12/23 18:59
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

>>113>>115〔篝/空中〕

 「お、こっちを見て移動しているな……」
俺たちも移動するぞ、と呼びかけ

>>112-113>>115〔結/林〕

 素直に自分の名前を名乗る京馬をゆったりと見つめ微笑み「宜しくな」と言う。翠か、と告げられた所属名を繰り返した。
正義のお助け役か……確かにこの男に合っているかもしれないと納得出来る。迷っていた自分に声を掛け案内をしてくれ、また隠していたことまで告げてくれたこんな良い人が月を奪った者達と仲間な訳がないと思う。

 闘いの地へと足を踏み入れたわらわは感じていた仲間、そして何千年前かの妖狐を見つめた。
仲間の蠱毒はわらわに気付いたようでニヒルな笑みを浮かべてもう一人の片割れの女子おなごは眼を見開いていた。
 やっと合流できたか……とほっとする。やはり仲間と一緒に行動しなければ不安が大きくて堪らない、何より昔と違うこの景色に迷うことが多い。京馬のような特別な人間に迷子だと勘違いされること、幼子に指をさされることが多い。心霊の一つにもされたことがある、それはそれで悲しくなる。
 
 「失礼、余所見はマナー違反でしたわ。ええ、でも、勘弁下さいまし。何せ久々にまみえる知己でしたもので」

わらわに声を掛けようとした玉姫は攻撃をしてきた男に淑やかに謝罪し、その月のような瞳をこちらへ滑らす。
 「お久しぶりですね、結さま。幾年ぶりで御座いましょうか。大したお構いが出来ませんで申し訳ありません」と昔と同じく相手に礼を尽くす言い方にわらわは微笑み、相槌を打つ。
そのあと、緊迫感の薄い軽口を叩く玉姫に相変わらず人を馬鹿にしたように言うなと顔を引き攣らせてしまう。

 「……嗚呼、本当まことにな。幾千年の月日を経て再会したと言うのに、このような無粋な争いの場とは……本当に皮肉なものだな」

自分は茗、中立の立場に立つ者。相手は脊、翠かそれと敵対しあう香か燠に所属している。それが後者だったらと連れてきた者とは闘うことになるだろう。
縁を結ぶ神でもそのような悪い縁を無意識のうちに結んでしまっていたとは、と苦笑する。
 
 「蠱毒に清螺、探したのだぞ。またもや迷子になってな……この京馬に案内をして貰ったのじゃ」
大人のような声に表情をしていたわらわは仲間に向き直り、神であることも忘れさせるような笑みを浮かべ、