オリジナルなりきり掲示板

Re: 【戦闘・日常系】只、月明かりに灯されていたくて。〔募集中〕 ( No.196 )
日時: 2021/01/11 19:04
名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

[>>191>>194]〔駆蒔/居酒屋個室〕

 「ええ……」
 分かりやすく戸惑いを顔に表示させる。だけどまあ良いのかとも思いつつ。
 「そーゆーわけだ、楽にしてくれ。……で、あんちゃんらは何をそう悩んでたんだ?」
 信じてもらうしかないだの、ここで争いを起こす奴は誰でも敵だの。そう言う説明を聞き、ようやく本題を桂さんは振りかけて来る。
 「悩みって……。んなの考えりゃ分かるんじゃないか」
 なぁ、と言わんばかりの顔を篝に向ける。
 悩みとは多分、どうしようもない後悔と、普通に他の香とか燠とかがうざいって事。前者の方が大きいけど。後者のほうは鬼やら妖怪やら狐やらの集団の中にただの猫がいるという事。
 「教えるのは勿体無い。考えて見なよ」

〔風凪/商店街〕

 林から抜け出し、近所の商店街に私は居る。
 「んお、風凪ちゃん。遅くにご苦労さんだよ。早く月が戻ってきて欲しい物だな」
 魚屋のおじちゃんは、脊と香の存在、私が香であることを知っている。なので、この時間は猫を被らず気軽にお話が出来る。
 「はい、頑張ります! おじちゃんも、応援して下さいね」
 「おお、もちろんだとも」
 脊と言う班に入ってしまったからには他愛のない会話は比較的減ってしまう。
 私にはこの時間が一番落ち着くのだ。