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>>シャードナイトさま
じゃあそれで行かせてください！

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【奏side】
「どうせやるなら前衛的なことしたいよね」

うーん、と顎に指を当てて首をひねって悩む。
しばしそうして唸っていたが、ぱっと顔を上げて手を叩いた。

「よし。学校占拠とテレビ局ジャックとドッキリ街中大暴れのどれがいいと思う？ おすすめは街中の学校で大暴れして全国放送テレビデビュー！」

キラッと目元でピースをするポーズを決めながら、そんな突拍子もない提案をし始めた。

【具side】
「そうさなぁ〜」

雪の冗談めかした発言にからから笑いながら彼女の姿を爪先から頭までわざとらしくじーっと見つめて、ひらひらと手を振った。

「跡継ぎが産まれないと隠居出来ないからなぁ〜。あっ側室で良ければいつでも歓迎するぞ？」

と、雪の冗談に冗談を重ねる。いや、彼女を巡座家に迎え入れたいのは本心なのだが。
できれば、囲うよりもいつまででもこうして並んで笑い話をしていたいものだ。