オリジナルなりきり掲示板
- Re: 【募集人数(あと二人)】紺碧の海淵で目を伏せて【指名制】 ( No.33 )
- 日時: 2021/01/03 02:38
- 名前: 憑 ◆R1q13vozjY (ID: HZjgBtCK)
〚 登録証 〛
【名前】七海 刹那
【年齢】19歳
【性別】男
【性格】一言で言うならしたたかな男。自分をしっかり持っており、芯のある人間。またコミュニケーション能力に長けており、人間関係を構築するのが上手い。物腰が柔らかく、見た目からも大人しく見られがちだが結構周りに積極的である。根は善人寄りで、他人の趣味や価値観等を否定することはあまり無い。好きなことをやれば?と思っているし、自身もそれを実行している。
【備考】いわゆる女装男子。ちなみに女装は趣味である(七海本人は好きな格好をするべきだと思っているので、そもそも女装だと思っていない節がある)。
アッシュ系の髪をしたセミロング程度の長さで、癖がなくサラサラ。髪の内側は灰色がった深い青色になっているが、いわゆるエクステである。女顔寄りの中性的な顔立ちで、瞳は焦げ茶色。雰囲気は儚げでアンニュイな感じで、あまり焼けていない肌。身長170cmジャストで、線は細め。女性に見えるが、よくよく見ると肉付きや骨格は男っぽい。普段はメイクで隠しているが、鼻周りに薄くそばかすが広がっている。
一人称は「俺」。声も女だと思って聞くとかなり低いので、初対面の人には大体驚かれる。あだ名は七海かセナが大半。
職業は学生で、ちなみに大学生かつ一人暮らし。親の仕送りはあるがそれだけでは厳しいので、バイトをしている。女装以外の趣味は風景写真を撮ること。それなりにフォロワーがいるイン◯タグラマーでもある(風景写真しかあげない)。いつも小型のカメラとメイクポーチ(+手鏡)は持ち歩いている。
【指名/年齢】宵/23歳
【地雷】特にないです
【その他】宵ちゃんって殺したりとかするのかな……?という疑問はありますが、七海を殺したり酷い目に遭わせたりってのは全然大丈夫なので遠慮なく……! 七海は多分帰りたがると思うので、元の世界に帰ることが七海にとってのハピエンかなと思ってます。あと宵ちゃんのお姫様願望めちゃめちゃ可愛いので、機会があったら七海におめかしさせたいですね……。もし仲良くなるなら、恋愛的というよりは友達系が良いなと思ったりしてます。
あとは、海に流された……ってことでメイクが落ちて七海のそばかすとかも露呈してるだろうなと思っています。七海のカメラは見つかっても壊れてるだろうなって感じです、カメラは見つかっても見つからなくても、どちらでもいけるかな……と思っています。
【開始文章】
バイトが終わったのは夜も更けた頃、それもあと数十分もすれば時計の針が天を指す頃だった。いつも上がる時間より遅いのは、週末ということもあってか店が中々の繁盛具合だったせいと、それで店長より「今日残れる?」等と半ば強制とも言える声掛けがあったせいだろう。幸い明日は土曜日。学校も休みだったから、早く帰りたい気持ちを抑えて笑顔で承諾したが。
「……あ、月……」
七海はそんなことを考えながら帰路につく。店はまだ開いているが、「お前はまだ学生だからな」と自分だけ一足先に上がらせてもらったのだ。ありがたい事である。そう思いつつもふと顔を上げると、ムラのない紺碧の空に丸々と大きい月がどっかりと乗っていた。綺麗な満月だと思うと同時に、七海はぼんやりと思い返す。そういえば、フォロワーが今日満月だとか言ってたっけ。
「(綺麗だし、一枚ぐらい撮って帰るか)」
ちょうど海沿いの道なのだ、きっと海をバックに浮かぶ月は綺麗に違いない。そう思い、帰路を外れて砂浜へと足を運べば鞄からカメラを取り出し、パシャリと月に向かってフラッシュをたいて。写真は上手く撮れていた。リテイクする必要もないし帰るか、と踵を返した七海の足を緩く波が撫でる。冷たい感覚に思わず海の方へと顔を向けた七海の視界いっぱいに、鮮やかな色彩の珊瑚が映し出され
「(……珊瑚?)」
この海に珊瑚なんて無いはずなのに。いや、それよりも、珊瑚は暗い場所でこんなにはっきりと見えるものなのか? そんな戸惑いが七海の注意力を奪っていく。だから、大きな波が自身を今にも飲み込もうとしていることに気付かなかったのだ。
*
はっきりとしない微睡みにも近い意識の中、七海が次に目を覚ましたのは薄ら暗い見覚えのない場所だった。いつのまに寝ていたのか、石で作られたようなこれまた見覚えのない天井が目に入る。
「──けぷっ、ッごほ、ごほっ、ぅ゛ぇ……」
“一体ここはどこだ?”。上体を起こしつつ、そう言葉を発しようとした口からは、まるで嘔吐するかの如く水が出てきて。口の中が塩辛い、これは海水だろうか? そう思いながら、手で口元を拭おうとしたところで
「っない!? ……一体どこに……もしかして、あの時に、」
意識が無くなる前までは確かにあったはずのカメラが無いことに気付き、七海は思わず大きな声を上げてしまい。それと同時に、ここに来るまでの記憶がよみがえってきてはそうぽつりと呟き。あの大きな波がカメラをさらったならば、もう到底見つかりそうに無いな。いや、見つかる以前に既に壊れているか、と残念に思いつつ
「(……まずは、早く家に帰らなくては)」
そう思い直せば、まずは誰か人を探そうと立ち上がり
(/こんばんは。ちょくちょく書き溜めてようやく完成したので提出に来ました。不備等ありましたらご指摘ください、すぐに直すので……!)
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