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Re: 【募集人数(あと二人)】紺碧の海淵で目を伏せて【指名制】 ( No.59 )
日時: 2021/02/16 18:10
名前: 紫月 ◆8OwaNc1pCE (ID: w1UoqX1L)

>>53 神和さま
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【宵/洞窟(自宅)】

 このまま置いていったらどうなるのだろう、彼女は殺されるのでは? と悶えて引き返そうか迷っていれば。

「え、えーと……ごめんなさい、もう一度説明をお願いしてもよろしいでしょうか?」

再度説明を求める申し訳なさそうな声が聞こえ、ばッと振り返れば眉尻を下げて八の字を作って此方を見つめる七海が。

 「……わかった、引っ掛かってるのは息がどうしてできるか、だろ?」

確認するように七海の表情を窺いながら言って見て。
彼女(宵も女だと思っている)は人間だ。だからこそ、この〈水光〉の不思議なつくりに困惑していることは大体予想はつくことだった。

 「硝子が、張られているらしい。此処を治める者はそう言った、海を汚し自分たちを捕らえようとする人間から身を守る為に……ドーム状に硝子を張った。ボクたちも独自の発達をし人間と同じように酸素のある中で生きれるようになった、けどまあ時には水も欲しい。そういう時には溜められた海水がある場所に行く」

自分の手を見て握り締め、視線を彼女の方へと動かして。