オリジナルなりきり掲示板

Re: 【募集人数(あと二人)】紺碧の海淵で目を伏せて【指名制】 ( No.61 )
日時: 2021/02/22 18:11
名前: 紫月 ◆8OwaNc1pCE (ID: w1UoqX1L)

>>60 神和さま
_

【宵/洞窟(自宅)】
 
 思っていたことを的確に当てられたのが驚いたらしくぴくりと眉を動かす七海の表情は何だか小動物を彷彿させるようなもので、宵は笑いそうになり何とか堪える。此方の話に耳を傾けてふむ、とした表情を浮かべる七海の様子を宵は静かに見つめる。ころころ表情が彼女は変わる豊かな人間なのだなとひしひしと感じて新たな宝を見つけるような採掘師のような気持ちになっており。

 「なるほど、人間から身を守るために……ん?」

納得したように説明したことをまとめようとしていた七海がふと気付いたように怪訝な声を上げて宵は瞬きを繰り返した。ああ、自分が人間でないことに気付いたかと。
訝るような目付きで見やられた宵は眼を細め「ああ、残念ながらボクは人間ではないよ」と声を出しゆったりと頭を傾けて。

 「ボクが怖い?」とふ、と口角を上げて問いて。