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Re: 【募集人数(あと一人)】紺碧の海淵で目を伏せて【指名制】 ( No.79 )
日時: 2021/03/14 14:30
名前: 紫月 ◆8OwaNc1pCE (ID: w1UoqX1L)

>>77/心ちゃ
(/はい、こちらこそ宜しくお願いしますー!)

【透子/洞窟】


 何でか知らないが何だかさっきよりも頬が緩まっている気がする男は立っているのは疲れるとばかりに地面に座り込んで。
  
視線が絡み合い、透子は瞬きをするのも忘れる。

 「本当に人魚なんですね。えーと……ここのヌシさんでしょうか? というか……ここはどこですか」

ヌシさん、その言葉に透子は吹き出しそうになってしまう。なんだ、ヌシって。何だか愉快な人だなと見下したようなことを思ってしまい笑いを噛み締めるように「ぷっくっ……え、えーっと……わたくしは此処のヌシと言うものではありません」とはっきり答える。笑い声が漏れたのは気のせいだ。

 気にしていない感じで「此処は〈水光〉。わたくしのような人間のような魚のような者が暮らす海底都市、と言いまして……それで今日は貴方たちの暮らす地上の影響で最悪の状況でして、まあ……」と微笑んで。



>>78/神和さま

【宵/洞窟(自宅)】
 
 ほっとしたような表情を浮かべた彼女に宵は優しく見つめ返していた。
 「へ……変、でしょうか。宵さんが男性といっても、中性的ですし……俺は、似合うと思いますよ」

宵は「……うん?」と首をかっくり傾げてしまう。今、自分の事男性とかなんとか言わなかったか、と笑顔のまま心の中でぐるぐると渦巻いた疑問を考え。

「(何なんだろう、彼女ってば……ボクの事雄だと思……ってるな、完全に。えー……じゃあじゃあ今までの言葉って雄だと思って言ってたってこと……だとしたら辻褄が合うし今まで感じてたなんか、その違和感って言うのも……)」

声には出さないが今までの七海の言動を思い出しそっち方向に解釈していく程穏やかだった顔は徐々に険しく、強張り歪み。
「それに俺も、いつもメイクしてますし……今はほとんど落ちてますけど」
その言葉で何もかも紐解かれる。まさかとは思うが、七海と言う人間は女の子、ではなくて………男、なのだろうか。

 「あー……待て待て、あの、きみ、もしかしてボクの事、雄だと、思ってるの……? いやもしかしてじゃなくても、そうだと思うけど……言いづらいんだけどさ……」

薄っすらとそばかすがある付近を触れて喋っていた七海の言葉を遮って宵は強張った声で胸に手を添えながら言って。

 「ボク、雌……だから」