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(／えへへへへへ……幸せな也ですね……(？？))
>>81 紫月ちゃん！！
【碧波／洞窟】
　
「とうこさん、ですか」
　
　一旦そう言って言葉を切る。それだけでは淡白かと思うものの、続きを考えるのも相手の心情を慮るのも若干の面倒を感じた。だが、透子は自分の性格を良く理解してくれている仲の良い友人などではない。まだまだ自分も相手も互いに未知数の存在である。
　
「碧い波、と書きます。碧波で構いません」
　
　端的にそう言い、一瞬空中に漢字を書くようなジェスチャーをしながら言葉を続ける。
　
「……僕は、人魚って綺麗で良いと思いますが。……僕からすれば、あなたが怪しいのは事実です。でも、透子さんからすれば僕の方がよっぽど怪しいのではありませんか？　〈水光〉でしたっけ、ここでヒトの存在がどういうものかは知りませんけど」

　首を傾げながら、半ば自分の思考を口に出すようにそう尋ねて