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Re: 【募集人数(あと一人)】紺碧の海淵で目を伏せて【指名制】 ( No.87 )
日時: 2021/04/02 15:03
名前: 紫月 ◆GKjqe9uLRc (ID: w1UoqX1L)

>>84/神和さま

【宵/洞窟(自宅)】

 面食らったような表情を浮かべた七海を宵は何だか居たたまれない気持ちと共に何故だが申し訳ない感じになっていた。いや別に宵に非がある訳でもなくすれ違いの延長で起こってしまったことなのでどちらも悪くはないのだが、宵はちらちらと眼を向けて不安げな顔をして表情を窺う。

  「──……女性、でしたか、」と七海は言うのだった。考え込んだような表情を見れば堪らなく宵は苦笑いで顔を背けてしまう。

「ああ、えっと……勘違いしてました、ごめんなさい」

しどろもどろに謝罪の言葉を口にされ宵は「別に……謝るようなことじゃ、ない」と小さな声の音ではあるがしっかりと言っていて。
それに相手の勘違いをしていたことについては宵も失礼な、とは言えないのだ。七海の事は人間の女の子だと今まで思って話を進めていた。

 「よし……白状する。ボクも、君の事、オレオレ言う女の子だと思ってた。最近って人間に関してもこっち側の者だとしてもそういう子多いって聞いてたし、君が可愛いから。雌の、ボクよりもずっと。守りたくなってしまうような、そんな容姿をしていたから」

悲しそうな、だけど嬉しそうにはっきりとしない曖昧な光を宿らせた藍色の瞳を細め、微笑すれば化粧が落ちていると言って触っていたそばかすを無意識のうちに撫でてしまう宵は「化粧で自分を綺麗にする君が可愛く見えた」と言っていて。



>>85/日馬さん
(/わ、こちらではお久しぶりですー! スランプと聞いていてとても心配しておりました!! 少しずつ焦らずでいいですから、大丈夫ですよ!! 文章がおかしいのは僕も同じだと思うのでお互いに助け合いましょうねー! 
 ひー糖分過剰摂取出来てこちらこそありがとうございますー!(?) この清い関係が続くのも良いですねー……だいぶ挑戦されたと言うか、春一君、初心な天使だったのにまさかのまさかで小悪魔になりましたね……でも可愛いのは変わってない! あわわ、真冬ちゃんもうかうかしていられませんね!)

【真冬/洞窟】 

 声を出して笑う春一を見て、真冬は眼を見開いてよくわからないがにへっととりあえず笑って見せ「笑った!」と指差して言う。

 「……っあ! ご、ごめん。馬鹿にしたわけじゃないんだ! その、表情豊かで可愛いなって」

急に謝って来たと思って身構えて両腕でバツ印を作ってしまう真冬は瞬きを繰り返し、徐々に手を緩める。
カワイイ、春一は確かに言ったと真冬は思い、かああっと暑くなり真っ赤になる頬に触れ耳たぶを恥ずかし気に引っ張り「……」と言葉が出なくてひたすら黙り込んでしまう。

 何時もなら可愛いのは当たり前だぞーとかふざけた返答がすぐに口を出るのにも言えなく、恥ずかしさだけが脳と頭を埋め尽くす。
 この状況をどうすればいいのだろうか、そう考え不意に口出してしまった変という言葉に春一は酷く反応して。


「へ、変!?」
そう言いながらも近寄って来た春一に吃驚して「ふひゃあっ」と声を上げてしまう。
「あえぇ、いあ……ッ!」
しどろもどろに言葉にならない声を出す。

 そうしていれば突然のくしゅん。春一の体がぶるると水を切る犬のように震える。
「もしかして、風邪!? え、あ、大丈夫、しゅんいち!?」
何だか立って居るのも辛そうに見える春一に近付き、恐る恐る、額に手を添えて体温を自分と比べて見て。




>>86/心ちゃ
(/以心伝心……良い響き……!! もしやすると相思相愛なのか(()

【透子/洞窟】

 怒りのあまりきっぱりはっきり淡々と告げてしまった言葉にほんのちょっとの後悔をしていたら碧波は「……え、僕もしかして殺されるんですか? 迷い込んだだけなんですが……うーん……」と言う。
 
  
 「僕と関わってもし透子さんに迷惑がかかるのならば、僕はここを離れます。何となく探検して、何となく死ぬまでです。……ああでも、そう思うと勿体ないな。こんなに楽しそうな世界で、透子さんのようなきれいで優しい人魚にも会えたのに」

何となく探検し何となく死ぬ、その言葉だけでもキュゥと音を立てて胸が苦しくなり居たたまれなくて顔を背けようとすれば次に出てきた言葉はきれいで優しい人魚。それは本心から惜しそうに思う声に聞こえた透子は動きを止めて、瞬きを繰り返し、ぱっと振り返ってしまう。

 そこには薄く笑いその場から一歩後ずさる碧波が。透子は反射的に「待って!」と声を上げて、碧波に近寄り手首を掴む。立ち去れないように。

 「迷惑と勝手に決めないで下さいまし。何時わたくしが迷惑だなんて言ったんです、此処においての貴方の立場を伝えただけでございましょう。貴方への扱い何て知りません、貴方はただじっとわたくしの隣に居て話をしていればいいんです。貴方を守るくらい簡単ですから」

きゅと唇を噛み自分でとんでもないことを言っていると自覚するも引き戻れないと思い、碧波の眼をしっかり見つめ。