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(／2020年のうちに返せなかった……まあ過ぎたことですので！　そしてあけましておめでとうございます、本年もどうぞよろしくお願いします！)

>>7／シャード・ナイト☪︎*｡꙳  様
　

「…その前に、ここはどこだ？上手く言ってよかったとはどういうことだ？」

警戒した様子でそう返され、悠理は口元の笑みを苦笑に変えた。手をひらひらと振りつつ、誤解を解こうと口を開けば、
　
「ここは『あわいの川』。地獄とあなたがいた世界の狭間……つまりはあわいの場所。私があなたを呼んだのは、単に言えば暇つぶし、でしょうか」

言い方が悪いですけれど、と小さく付け加えて。

「ああ、誘拐ではありません。それ以前に人間ではないのですし。私はただ、誰かと話したかっただけです」　

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>>8／よもつかみ様
(／応募ありがとございます！　問題ないので、そのまま始めさせていただきます。よろしくお願いしますm)

　
「こんにちは、人間さん。最悪、とか言ってたが、もしかして船酔いする質たちだったか？　だったら謝る、すまない……ああ、もしかしていきなり呼んでしまったことが最悪だったか」
　
　彼女が目を開けるのを確認すると、いきなりそう言って。首を傾げて人差し指を顎へ持っていき、考えるポーズを取る。ほんの少し口元の笑みを深めて、続けてなにか言おうとするが、名前を言っていなかった、ということを思い出した。僅かに背筋を伸ばして、ふわりと胸に手を当てると口を開く。
　
「いきなり色々言ってしまって悪かった。自己紹介を先ずしようじゃないか。わたしは音羽……あなたをここ───『あわいの川』に呼び寄せた張本人さ。まあここも悪い場所じゃないから、ちょっとした観光気分でわたしと喋ってくれないか？　ほら、灯篭が流れてくるのがとても綺麗だろう？」
　
　滑らかに息継ぎもせずそう言い切って、川面を手で指し示せば