オリジナルなりきり掲示板
- Re: 光り輝く星の力【戦闘系】(募集中だよ!) ( No.601 )
- 日時: 2021/07/21 08:34
- 名前: 無花果 (ID: ovjUY/sA)
【いらっしゃいませ!
状況にもよるが空亡は朽葉の意思を尊重するようでまったく尊重しない星であることを事前に示しときます!】
【フェヌSide】
「だって、ラオネさまが邪魔するんですもの……いえ、結果的に止めていただいて良かったのでしょうけど」
寝転がったラオネのつぶやきに、少しだけ頬を膨らませてふてくされたように小さく言い返す。
頭を捩って今度は角をぶつけないように調整しつつ、壁に体を預けながら、同じく吊られるように星空を見上げる。
フェヌにとっては略奪の記憶。この空を美しいと呼ぶには、内に燃える憎悪の濁りがまだ濃すぎた。
見上げ、休むように目を閉じ体の力を抜く。
「ユオン殿下と相対するのであればアスタリスクの応援はありませんし……はやく、迎えに行ってあげたいのに……」
我が子を動乱の渦中に巻き込むわけにはいかない。
ユオン殿下たちや、いろはの言っていた存在を早々に処理して、平和になったら、迎えよう。母子で暮らそう。
そう夢想すれば、とても幸せな気分だった。
【空亡Side】
ベルトコンベアのように差し出した食べ物をルカが食べれば空亡が次を差し出す。奇妙な流れ作業である。
ルカが受け取るまではルカを注視し、終われば窓の外へぐるりと首ごと向ける。
「肯定。異界人が複数名留まっている。戦闘の意欲は無いようなのでルカはこのまま休息を続けるべき」
そういいつつ、空亡の手には両手にまだ冷めぬ食事たち。
異界人が居ることへの焦燥も敵意もないままだ。
そして、そのままなんともなしにひとり小さく頷く。
「こっちにひとり来るみたい。でも、戦う気はないそうだから問題ない」
【朽葉Side】
朽葉が上げた銃口を下ろしたのは、いろはが完全に空間を渡って姿を消したあとだ。
その姿がどこぞへ失せたのを見届けると、ゆっくりと銃を下ろして背中に隠したホルダーへ収納する。
発砲による発熱もすっかり冷えてしまっていた。
「意味わかんねぇ……」
薄汚れたコンクリの壁に背中を押し付けて、煙草の煙をたゆらしながらずるずると座り込む。
色々なことが重なり過ぎてて、どうしようもなく疲れた。
ただ、頭の片隅で嫌な予感だけがガンガンと警告を鳴らし、逃避するように空を見上げることもできず頭を抱えて蹲った。
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