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- Re: たのしいいちいちができるよ ( No.104 )
- 日時: 2021/08/21 13:37
- 名前: ヨモツカミ (ID: oKgfAMd9)
>>101つきさん
前の席のコウタが「奏羽達揃って遅刻しそうになるとかめっちゃウケるな笑」と話しかけてくるなどして、その日は特に変哲もない学校生活を送って、放課後になった。
教室の窓。太陽が沈みきって、薄暗くなった空を見て、鈴里は虚ろな目をした。そろそろ帰らなきゃ。そう、ちゃんと帰るんだ。奏羽と一緒に。
「奏羽、かーえろ」
声が震えなかったか。いつも通りの笑顔が作れているか。心配におもいつつ、それを表に出さないように努めて、鈴里は奏羽に笑いかけた。
>>102シャードさん
アランがついてきていることを確認しつつ、エリーゼは先を征く。
そしてたどり着いたのは、城の裏門。既にそれはいた。城の陰になったこの場所では、ヒヨス達が溜まる。
黒く渦巻く水気を帯びた、大熊ほどの大きさのある塊を睨みつけ、エリーゼは立ち止まった。
>>103心ちゃん
「これ、半分こして持つやつ。もらってくれる?」
そう言って差し出された黒猫のキーホルダーを見て、一瞬目をしばたたかせ、思わず夜露は笑いだした。
「ふふ、同じこと考えてるね、僕達」
言いながら、夜露は自分のカバンを指差す。先程渡した胴長の白猫と同じ、胴の長い黒猫がついている。実は色違いでお揃いにしようとして既に購入していたものだ。
おそろいが増えた。おそろいのキーホルダーを持とう、という思考が被ってしまって、可笑しくなる。そんな似たもの同士なところが心地よくて、雫斗と友人でいるわけだが。
「ありがとうね、しず」
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