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>>81
(/了解です！　ストーリー上の都合等やむを得ないものであれば別に気にしないので、確定ロル大丈夫ですよ！！　丁寧にありがとうございます)

「っ、うっっ、わ……っ」

あ、やばい。そう思ったときにはもう遅く、そんな裏返った声を上げながらも、気が付けば派手に転んでいた。派手に転んだせいか、周囲の視線が若干痛いが気にする素振りも見せずにすくっと上体を起こす。今は走らなければいけないのだ、そう思い立ち上がろうとしたその時、左足の靴が脱げていることに気付き

「……は!?　待って、靴が無いんだけど！」

周囲を見渡すも靴が見当たらない。……今日は朝から悪いことばかり続いている、おみくじを引けばきっと凶に違いない。そう思いながらも、靴が見当たらないことに少しの苛々が募っては半ば騒ぎながらもそう声を上げる。靴下で走るなんて絶対に嫌だ、最悪靴屋で新しく買うしか無いのだろうか。内心焦りながらも、ちらりと靴屋の方へと目を向けて