オリジナルなりきり掲示板
- Re: 【日常/募集中】悔いなく桜を雪化粧 ( No.19 )
- 日時: 2021/05/02 15:59
- 名前: 桃 ◆HU7XfvOYA2 (ID: w1UoqX1L)
【放課後/体育館→正門近く/まなか】
沈黙の中、弓を放つ音だけが響き、ばこんっと的に当たる音が鼓膜内を振動していく。
ひとり、ふたり、さんにん、そして、次の列になり。わたしの番がくる。
顧問と部長や先輩方が息を呑んで、わたしを見つめ放つ瞬間を逃すまいと目を凝らす。
その時が、わたしにとって一番怖い瞬間であり心臓を掴まれる思いをするようなときであることも誰にも言ったことはない。
持つ手が震えるも矢を引いて引いて────冷静を装って放す。
しゅ、と擦れた矢は空気を切って的の中心へと刺さりほっと息を吐いていれば、周りの歓声が上がる。部長が駆け寄って顧問が笑顔で「センスがある」と口にして肩を叩かれ、音を立てて何かが萎んでいく。
あっと言う間に下校時刻になっていた。
持続性などなど結構な運動部に所属する女子部員が愛用する制汗スプレーをつけて来たけれど汗臭いかな、と心配になりタオルで拭いては瞬きを繰り返し。
香水でも買ってみようかなあと思っていたら、「あ、やべ」という呟きを放った男子───そう一緒に帰ろうとしていた自分の幼馴染である快がいて、ころころとボールは自分の爪先に当たりとまる。
「か、快、一緒にさあ帰、帰……」
呼び掛ける声は少しだけ裏返って、一緒に帰ろうと言おうとするが、鼓動がやけに生々しく身体中を響き渡り耐えきれず唇を噛んで目線を逸らしてじわあ、と手に汗が滲みるのが感じぱっと背中に隠せば。
見覚えのある大きなカバーケースを持った女子生徒に気が付き、速い鼓動は遅く通常通りになり、変な汗はすうっと引いていく。
「あ、あー確か、千堂さんだっけー……大丈夫? 大きいね、それー何が入ってるの」
興味の視線は手元に在るものに向かい疲れ気味の表情に心配して。
「持ってもいいー? それ運ぶよ」
ふっと微笑んでみて。
――――――――――
黒狐さま宛
宜しくお願いしますークラス設定ですか……どうしましょう笑
なんていうかまなかちゃんは二組って言うよりも一組って感じがします……ぴしってしてるところもあるのにも抜けてるところとか面倒臭い所とかあるので(??)
あー恋愛要素ですね……一応まなかちゃんは快くんの事が好きだけど幼馴染として好きだと思っていて、恋だとは気付いていない状態になります……()
こういう感じから始まるのが好きなんで……二人の関係に期待してます……ふふふ。
シャード・ナイトさま宛
こんにちは、これから宜しくお願いしますー!
千佳ちゃん、とってもかわいいですね……っ筝曲部っていうのが、えもくて、刺さって……はあはあ……衝動的に絡みさせてもらいました。
これからよろしかったらちょっかいかけさせてもらっても宜しいでしょうか……?????(たじたじ)
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