カイside「……!」背後を取られた。咄嗟にかわしたものの、右肩から血が溢れている。左手で右肩を抑え、白い手袋が赤く染まるのを感じながら後ろを振り返り、にこりと笑った。「なぁるほど、凄いね。気配を完全に消すなんてさ……。」これでこそ暇潰しだよ、と呟く。
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