ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作小説、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

『あんな畜生共､さっさと駆除されるべきだろうが！』
イワン
26歳の粗暴な男性
皺だらけのスーツに緩められたネクタイというだらしない格好だが､大手製薬企業『フォルバン』に勤めている
かなり凶悪な反獣人主義者で獣人に関しては『一匹残らず殺処分にしろ』等の過激な暴言が目立つが､暴力行為には手を染めていない辺りに育ちの良さが垣間見える
二年前､育ての親であり恩人でもある祖母が獣人の強盗犯に殺害されている
それ以来､獣人やそれらを保護するレジスタンスに対して強い憎しみを抱くようになった
殺された祖母以外の親戚とは良い仲では無いそうだが…？


『弱者は死ぬのがこの街のルールだ｡死にたくないのなら失せろ』
ヴァルク
鷹の獣人である青年
普段は黒いパーカーのフードを被り顔を隠しているが､フードを外すと灰色の髪や琥珀色の瞳が顕になる
大きな獣人らしい特徴は無いが怒り等により感情が昂ると鳥のような縦長の瞳孔になる為､普段は感情を表に出さないように冷たく振る舞う
屍狼街の住人にすら恐れられる程の実力を持つ
どの様な経緯で屍狼街の住人になったのかを知るものは居ない｡本人も『そのような事を知って何になる』と話すつもりは無いようだ


『荷物持ちなら俺に任せろ！…その代わり､後でいっぱい撫でてくれよな？』
ハウンド
『愛玩用』としてはイエネコやウサギに次いで人気なイエイヌ(シベリアンハスキー)の獣人
ふわふわで垂れた尾ともふもふとした犬耳が特徴
黒髪に青い瞳と冷たそうな雰囲気とは真逆の人懐っこく明るい性格で一度『主人』と決めた相手には忠実に尽くす
しかし､頭の回転がやや鈍く鈍感なのが玉に瑕
最近レジスタンスに保護されたのだが､本人は保護ではなく『知らない家への引越し』だと思っている
『イエイヌ』らしくスキンシップは激しく往来の場で相手を抱きしめたりするのは当たり前