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そなの！？また見せてねぇ(´･∀･｀)

>>30
雪菜side

「……ほぅ、雪菜の言う迷い人とはお主のことか。儂は紅蓮、よろしゅう頼むぞ」
主様が巡雪さんを見て口元を歪め笑う。その瞳が何と言っているのか、私には分かる。
「主様……その～、巡雪さん迷っちゃったから、この屋敷にお泊まりさせてあげ……」
「うむ！元からそのつもりじゃ、部屋を一つ用意しておけ」

>>31
アベルside

「女物の服……女物……あった！」
大きなクローゼットの中から女物の真っ白なワンピースを取り出しにこっと笑う。良かった、これで着替えは一安心だ。
そのまま洗面所に戻ろうとクローゼット部屋から出ると不機嫌そうな主の顔が。
「うわあああぁぁっっ、って、なんだ君かぁ～」
「なんだ君かぁ～、とは何だ。何故あの女を助けた」
「えー、どっちにしろ若君の餌でしょ？だったらピンピン元気な方がいいかなってさ。それにオイラには傷だらけの少女を見捨てる選択肢なんてないんだよね」
「……その服、貸せ」
そう冷たく言い放され服を取られ、若君は洗面所の方に向かった。