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- case - 02 / Rapunzel - assista ( No.32 )
- 日時: 2022/02/21 21:21
- 名前: 浅葱 (ID: KnTYHrOf)
>>30
「なんだい、まるで馬鹿みたいな顔をして。食事は要りません。食事を摂ると思考が鈍るので、砂糖を舐めるだけで十分。」
ラプンツェルが手遊びに妖精少女へと手を伸ばすと、彼女は無防備に細く白い首を晒す。白魚のような指がするりと柔い肌をなぞり、猫や犬を愛でるように顎をくすぐると、少女は可憐な忍び笑いを漏らした。
ラプンツェルはそれに緩りと目を細め、片手で机上のシュガーポットを開け、角砂糖を一つ摘む。それを口の中に放り込み、舌の上で転がすだけの簡易な朝食は酷く事務的だ。
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