オリジナルなりきり掲示板

Re: (日常系)/(残り2部屋)白昼の窓辺から。 ( No.24 )
日時: 2022/04/24 20:59
名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳ ◆GHap51.yps (ID: NdcMw1Hu)

 カタッ、ガタガタッ……―――カタン。

「……ふぅ……修羅場しゅーりょー……あ゛ぁ疲れた~……」

 ヘッドフォンを外し、腕をのばしながらそうつぶやく。
 誤字脱字チェックが終わり、挿絵や表紙も塗り残しがないかも確認した。
 修羅場という程〆切が近い訳でも無いが、彼にとっては書き上げる段階全て修羅場なのだろう。一度集中モードに入れば書き終わるまで終わらない。

「……あ」

 時計を見ては、ああ、丁度学生陣が帰ってくるころだと考える。
 久しぶりに外に出ようと思ったらタイミング最悪である。
 だが、そろそろ何か食べないと栄養失調でぶっ倒れるだろう。連絡しても返事ないと専属編集者が大騒ぎしてネットを騒がせる。その方が最悪だ。
 ため息をつきながらフードを被り、部屋を出て一階へ。

「あ」

 ……やっぱりタイミング最悪。

Re: (日常系)/(残り2部屋)白昼の窓辺から。 ( No.25 )
日時: 2022/04/24 21:00
名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: 0j2IFgnm)

>>23
凪side

何かを思いついたように軽い足取りで自室へ向かった喜利さんの後ろ姿を見送り、果たして何をするのだろうと首を傾げていると時経たずしてすぐに何かを手にして戻って来た。
その手に収まる物と彼女の言葉に霧崎荘に来て以来大きな声で叫んでしまう。

「これ、瀬屑さんのところの鍵です。ちょっと1発言ってやってください!!」
「ぼ、僕が!!?!?」

待て待て待て待て、何故こんなことになったんだ…!?
頭が混乱し、赤面している自分を見せないように必死に笑顔を作り、鍵を受け取る。

「わ…っ、わかりました……」