オリジナルなりきり掲示板
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- ロック致しました
- 日時: 2020/09/19 17:10
- 名前: 堕烙 (ID: O7xH2wYh)
ロック致しました。
- Re: 『中文』運命を壊して『調整中』 ( No.19 )
- 日時: 2016/09/14 05:49
- 名前: 堕烙 (ID: RuL2wqqJ)
- 参照: http://※の部分は読まなくても大丈夫だ!中文にしづらい文章ですまない
【神凪 景/空の柱途中階→最上階】
普段ならば、こうして駆上がる事はなかったが空の柱中央に来た所で冷静になり、すっかり頭から抜けていた
望めば干渉者は創設者が居る場所へ行ける事に
「...駄目だな まさか....亡くなるなんて....神様も望んでやっている訳でも関わらず....」
※黒い霧は確かにあるが、それは神様の、個としての意志ではない、どの世界にも秩序、均衡は保たれないとならず、意図的に発生させている訳でもない
それが分かっているから神様を責めるのは違う、仕方ないで割り切れないのも事実 そして....何より干渉者は必ずしも死から無関係じゃないと知った事の方が大きい、外人は庇護下にあるというより尤も死に近い存在だ、地位や階級もなくこの国以外の土地もない、人の上に立つ人も無いため大きな争い、神様、創設者が居れど人の営み、人の人生に干渉はしない、あくまでも見守る側だ....全くしないという訳でもないが
だから、俺は黒い霧のせいで亡くなったなんて思いたくはなかった
....せめて、前触れがあったのならば亡くならずに済んだと云う懸念もなくない、しかし残念ながら俺と石澄は気が合わなかった
俺と意見が全く合わなかったからだ....誰かに合いそうとか云われたのは云われていたが、それは間違っていた
他の干渉者とは違い、あまりにも関わらなかったため本当の死因も分かってない、どちらかと言えば俺も報された側で報せなくても創設者....主は勘づいているだろう、人に死に誰よりも敏感で変えたい一心で、でも....自分では頻度な干渉は国を歪める事に繋がりかねない、それは神様も同じだ、だから干渉者が必要になる
(泣いているのだろうか....)
誰かを思い、心を痛める そんな事が出来る心優しい主はその死を知らない民、泣きたくても泣けない誰かの分も泣いている気がしてならない、もしくは....自分のせいだと責めているのかも知れない
亡くなった事実は俺よりも後から来た干渉者たちの方が....受け止められないだろう、彼の死で変わらなければ良い
「......俺は、石澄より薄情かもしれないな」
けれど、俺ならば....きっと自分が死んだ事により生まれる悲しいよりも....生きている者に、関わりが深い人には特に笑ってほしい
自分に対して苦々しい笑みを浮かべて、ぽつりと呟けば目を閉じて望む、創設者の元へと向かうように足を踏み入れて
「.....主、干渉者の一人が他界した ....死因は、はっきりしてないが黒い霧だと感じる」
干渉者の一人が亡くなったのは彼を合わせて五人だ、こんなにも俺よりも後から来たものがいや、正確には他界した五人の内一人は俺よりも本の僅かに先だったがもう一番長くこの国居るのは俺だ、順番的には俺に来ても不思議じゃないが、どうしてだろうか....こうなるのは
最上階についた俺は端的に主、桜を気遣いながらも事実を告げる 勘づいているとは思うが言わないとならない、誰かが傍に居ないと....きっと持たないと思ってしまったからだ
- Re: 『中文』運命を壊して『開始』 ( No.20 )
- 日時: 2016/09/14 03:27
- 名前: 槐 (ID: ZUyffco7)
- 参照: どきどきわくわく
>>18 【ダーリン
ば、倍に返されるのは怖いね(がたがた←
絶対ダーリンのが優しいかんね!!絶対!←
ね、桜は桜でお姉さんみたいに思って慕ってそう、こっそり立ち居振る舞い見て勉強したり←
私は無理だよー!言葉とか難しそう((
ダーリンの田舎娘絶対可愛い←
うん!大丈夫だよ!
変な所なんて全く無いよ、相変わらず素敵だよ←
というよりも私が変なところ多すぎて、文が上手くまとまって無いから見にくいです、ごめんなさい←
これは違うとか、変な所あったら言ってくださいー!すぐに直すね!
そしてそして、始まったから雑談ばっさりして良いからね!】
- Re: 『中文』運命を壊して『開始』 ( No.21 )
- 日時: 2016/09/14 03:31
- 名前: 槐 (ID: ZUyffco7)
- 参照: 下手で恥ずかしい
【常盤 桜/最上階】
暖かな日に照らされ、空の柱のある朱雀の区域は青々しい緑を輝かせ、民達は明るい表情で生き生きとしている。
……いや、していたと言う方が正しい。
「……狼…?」
今まで穏やかだった気持ちが急に荒れていく。
そんなはずはない、だって前触れも何も無かった、創設者である自分が気付かないはずは無い。
それでも過去に味わった事のある感覚にそれが現実であるという事を無慈悲に桜に告げている。
ーー暖かな日は、すっかり鈍色の雲に覆われ冷たい雨を地に、人に、建物に降り注ぐ
桜は下を向いてその淡い桜色の瞳からぽろぽろと涙を落とし自身の服を濡らす。
何故気付かなかったのか、狼の薬は?瞳も赤くなかった
いろんな考えが頭をぐるぐるして纏まらない
何より、何もできなかった自分に怒りが沸いてくる、呆れさえもする。
(みんなが、頑張って民の運命を変えているのに、私は…創設者として干渉者一人すら守れない)
自分を責めるのと、亡くなってしまった悲しさで段々と呼吸が乱れる。
過呼吸になってしまったのか、空気を欲して大きく息を吸おうにも余計に苦しくなる。
このまま一人でいると落ち着かない、心が壊れてしまいそう。
そこに、聞き慣れた声が追い打ちをかけるように事実を伝える。
「…け、い…っ」
顔を上げ、声の主に目を向けると、今一番会いたかった人物がそこにいた。
自身の胸元の服を苦しそうに掴み、途切れながらも必死に彼の名を呼ぶ。
- Re: 『中文』運命を壊して『開始』 ( No.22 )
- 日時: 2016/09/16 05:21
- 名前: 堕烙 (ID: RuL2wqqJ)
- 参照: http://ハニー、いや上手いよ!大丈夫、どこも変じゃないからっ←
【神凪 景/空の柱、最上階】
「....すまない、俺が石澄にもっと関わっていたら防げたかもしれないが...そう出来ず、君よりも近しい立場に居たのも関わらずに居たんだ 責めるなら俺に 主は自分を責めなくても良いんだ」
咎めるような悲痛な声音にも似た声音で名を呼ばれ、無事に主が居る場所に入れた事と追い討ちをかけてしまった事を知り、閉じていた瞼を開けて主を見れば、すぐに詫びる、報告という形から入ってしまったのは癖でもあるが
下手に誤魔化したり、嘘や気休めは....余計に悲しませると俺は感じている、そんな事で癒せるなんて思ってない....確かに一時的に癒せるが心何処かでは引きずっている事が多い
俺は....まやかしで彼女に接したくはない、それは俺個人の思いだ、そんな思いで彼女に接してはいけないとは心の何処かでは分かっている、此方としても本当は傷を広げるような事をしたい訳じゃないがどうも他に言い方が思い付かなかったのも事実だ
俺は亡くなった事実よりも死ぬ事にどうしようもなく混乱しているらしい、干渉者が亡くなるのはこれで五回目だというのに....忘れかけた頃に誰かが死ぬ
けれど、前触れもなく変化もなかった....兆しも嫌な予感でさえも....本人が上手く隠していたのかも知れないが....と考えながら、その場で自然に跪いて再度口を開けば真っ直ぐ見つめ
「......君よりも自由に干渉出来る俺が防ぐべきだったんだ 俺は主や神様が自由に干渉出来ない事を分かっている、自分一人で抱え込もうとしないでくれ」
今すぐにでも傍に行き、手をとって落ち着くまで寄り添いたいという気持ちに駆られるが、前以上に悼んでいる彼女を見ると痛むが踏み止まり、表情を変えずになるべく落ち着いた声音で告げて、頭を下げる
すぐに彼女に寄り添えないのは、主従だからじゃなく先ほど自分が発言した言葉で追い討ちをかけたようになっていた、言葉はいとも容易く人を傷つける、そんな事は知っていた、知っていたから尚更傷つけた自分が寄り添ったらいけないという思いが一番大きい
(俺が言えたぎりじゃないが....頼む、背負ってもいい、自分が許せなくてもいいから俺にも背負わせてくれ、僅かでも良いんだ 桜)
- Re: 『中文』運命を壊して『開始』 ( No.23 )
- 日時: 2016/09/16 06:03
- 名前: 堕烙 (ID: RuL2wqqJ)
- 参照: http://明日には全て返事をする、待ってくれると嬉しい←
>>20【ハニー。うん、すごく怖い←
いやいや、ハニーだって優しいのは!こうして来てくれるし、なり上手いし....何度も繰り返し読み込むほど可笑しな部分なくて、思わず惚れ惚れしたぐらいだ、うん← 表現力凄いな、そしてよく読んでいるなって文章見て思ったからすごく嬉しいぜっ!
ハニーならどんなに短くても長くても俺は物足りないなんて絶対ないって思った!読みやすいよ、すごくっありがとうな!互いに無理なくなりやろう!
成る程、それも良いな←確かに日本の良さに焦がれ慕う....思い付かなかったぜ、そんな話も素敵だ←
嗚呼、確かに少しなりきるの大変そう....口調、仕草気を抜いたら誰だになりそうだ、やっぱり好きな人物になりきるのはむずい、御免無理強いして((
いや、可愛いかは分からんがまあ、外人で作ろうかと思案中だ、男性ばかり作ってるからな←
ありがとうっ、安心したぜ
っお、おう、なら良かった!けど変な部分あったら言ってくれると助かる!
この次からばっさり切る!ハニーで切っても大丈夫だっ!】
- Re: 『中文』運命を壊して『開始』 ( No.24 )
- 日時: 2016/09/18 07:28
- 名前: 槐 (ID: ZUyffco7)
- 参照: ダーリンの文素敵すぎて
【常盤 桜 / 空の柱 最上階】
「っ!…ち、がう…、私が…っ」
名前を呼んだ相手が自分に向かって謝っている、さらには私を庇うかのように責めるなら自分をと…
(違う、違うわ…、貴方は何も悪くないの)
桜は景を責める気など全くなく首を小さく横に振りながら息苦しくとも必死で思いを声に出して伝える。
創設者がこんなに動揺して泣いてしまうなんて、景や、他の干渉者だって動揺してるし悲しいはず、それを私が支えなければ、なんとかしなければならないのに。
泣いてはいけない、苦しんでは行けない、干渉者にばかり責任を押し付けてはいけない
そう思えば思う程、さらに呼吸は苦しくなり、涙も止まらない。
本音を言ってしまうのであれば、今すぐ景に側に来てもらいたい、落ち着くまで寄り添っていて欲しい。
景の言葉で傷付いたとは全く思っていない。
そんな我が儘を言えないのは自分が狼の変化に気付けなかった事、創設者としての自分、景の負担になりたくないという思いから。
常日頃思う、景は他人にはとても甘い、自分の事は平気で犠牲にするのに。
そんな彼に甘えきってしまうのは、重荷を増やしてしまうだけ。
桜自身は彼の負担を減らしたい、もう少し楽に民や他の干渉者と関わってほしい。
そう願ってはいるが、願うだけで無力で気持ちの弱い自分には未だに何もしてあげられない。
桜は悲しいという感情だけでなく、さらに何もできない自分に対する怒りが先ほどよりも強く込み上げてくる。
(私が…狼を見殺しにしたようなもの…このままじゃいつか他の皆…景まで…)
ーー降り注いでいた雨はさらに激しくなり雷鳴が轟く
- Re: 『中文』運命を壊して『開始』 ( No.25 )
- 日時: 2016/09/18 07:31
- 名前: 槐 (ID: ZUyffco7)
- 参照: ずっとでも待てるよ!
>>23 【だーりん 何もないのが一番だね!
絶対ダーリンだよ、一対一だってちゃんと返事してくれるし、なりは私なんかよりもずっと上手だし、中文でさらにダーリンの文才が際立ってる!アドバイスだってくれて、優しい!
ダーリン世界観とか凝ってるから読めば読むほど凄いなって思う、ちゃんと読みたくなる!でも私理解力ないから変なところあったら絶対言ってね!こんな素敵な世界観壊したくない((
やっぱり桜は子供っぽいから大人な吉野太夫見て慕うはず←
なんだろ、わっちとか、ありんすとかどうそういう言葉の言い回し凄く好きなんだけど難しそう((
え、大丈夫だよー!無理強いされたなんて一ミリも思ってないし!
ダーリンの女性キャラは可愛いから大丈夫!楽しみー!
了解!絶対ないと思うけどもしあったら言うね!
ばっさりしちゃってくださいな!】
- Re: 『中文』運命を壊して『開始』 ( No.26 )
- 日時: 2016/09/22 23:20
- 名前: 堕烙 (ID: RuL2wqqJ)
- 参照: http://っあ、ありがとう!俺もハニーの返事ならずっと待てる!
>>24【神凪 景/ 空の柱 最上階】
口に出して言葉を紡ぐ桜の必死な声音を聞き、更には雷鳴が轟く音も聞こえ始めて気休めにならない言葉を頭の中で考えるがどれもこれも気休めにしかならないと歯痒いさを憶えるが意を決して顔を上げる
(違わないんだ....だから苦しまないでくれ。早く元の場所へ帰りたい人は....条件を満たして干渉者から自分が居た時代へと帰っている......条件を満たしてもまたその条件になるまで繰り返し此処に止まった石澄や俺は......)
不安や悲しみに暮れ、何も出来なかった悔しさや怒りで上手く言葉にすることも呼吸さえ上手く出来ない苦しそうな桜の姿に、
此方も感化されたように苦しさと自分に対して怒りを憶えるがそれを制するかのように無意識に拳を作り、痛いほど握りつつ、口を再び開き
「俺は......主の重荷を背負いたい、俺個人の思いで、君を支えたいんだ」
空の柱内だからか、雷鳴が激しく鳴り響いている筈がこの場所は遮断されたように遠く聞こえ、自分の声がよく聞こえる中ではっきり自分の思いを告げて一旦口を閉ざすとまた慎重にだが正直に声に出して、語るようになるべく様々感情を抑えながらも
「....正直頭の中では混乱しているが....主のせいだとは思ってない、責や罪があるのは....俺にもあるんだ、俺は....死ぬことを知っていたのにも関わらず、狂い桜の元へ....行くように促すことも出来ず、ましては死ぬことすら忘れていたんだ........君が苦しんでしまうのも分かっていたのに....この有り様だ」
紡ぐ言の葉に自分がどんなに無力で守りたい、支えたい主君を残酷に突き落としていたのかを知る、忘れていたでは済まされない現状だ。主が命令で縛りたくないのも知っていた、優し過ぎる主君だと云うのも....これは....俺が招いた死でもある。本当ならば主に責を負わせたくはないがそうそう引いてはくれないのも分かっている、分かっていても....一度開いたら次々と溢れてくる言葉は止められそうにもなく
「....本当は他の干渉者に君を支える役目を任せるべきだったが、俺は....それでも主の傍に居たいんだ ...こんな俺では君が心休まるとは思っていないが....傍に居ても構わないか?」
近くに居ても遠くに感じる感覚に陥りながらも、跪いたままの状態を維持したまま、負い目があるのか伏し目がちになっている眼差しを向け、何処か真剣な声音で優しく仕える側としてではなく個として桜に最後の方は聞く形で、桜の返事を待つ
- Re: 『中文』運命を壊して『開始』 ( No.27 )
- 日時: 2016/09/26 19:08
- 名前: 槐 (ID: FpNTyiBw)
- 参照: やった、同じだね!
>>26 【常盤 桜 / 空の柱 最上階】
近くにも落ちているはずの雷が、空の柱にいるからか遠くに聞こえる。
近いはずなのに、何処か遠い、まるで今の自分と景みたいだ、そんな事を考えながら景の言葉に耳を傾ける。
今までも支えてきてもらったはずなのに、まだ支えたいと言ってくれる。
桜(これまでだって充分に…こんな弱い私を支えてきてくれたのに)
何処までも優しい、そんな事を思いながら顔を上げて景を見ようとするが、強く握り締められた手に目がいく。
手を伸ばして強く握られた手を開きたい、でも息苦しい体がいうことを聞いてくれない。
(痛いよね…、近くにいるのに、傷付いてるのに、それすらも私は止められないのね)
語るように紡ぐ言葉達を静かに聞く、言い訳をしない、でも私を庇いながら自分が罪を被ろうとする、相変わらずな言葉に顔をあげて今度はしっかりと景を見る。
(景が忘れてしまうのも…、この国の仕組みがそういった事を麻痺させてしまうのね…、この国に長く留まれば留まるほどに…)
だからこそ干渉者達が忘れぬよう、自分達の身近にも死が付きまとっていると言うことを私がしっかりと伝えないといけない。
危ない干渉者がいれば私が狂い桜へ促さなければいけないのに。
自分がまだまだ未熟であるためにこれ以上干渉者が亡くなってしまうのは防ぎたい、自分が嫌だからと、干渉者に命令しないというのは変えなければ、守るために必要な事ならばしなければ、そう心に決める。
涙が止まらないまま伏し目がちな景と目が合い、言われた言葉に少しだけ目を見開く
桜「私は…、景が、良い…っ」
個としての言葉を聞けた桜は、自分も創設者、景の主としてではなく桜という自分自身の思いを途切れ途切れだがしっかりと言葉にする。
- Re: 『中文』運命を壊して『開始』 ( No.28 )
- 日時: 2016/09/30 14:40
- 名前: 堕烙 (ID: 3w9Tjbf7)
- 参照: http://おう! 大丈夫、返しやすいから!ありがとうな←
【神凪 景/ 空の柱 最上階】
独白にも似た俺の言葉を黙って口を挟まずに聞いてくれた事に少なからず感謝を内心でするが同時にやはり声に出すのも辛いんだろうとも思ってしまうものの、桜を見て聞いてくれているかはすぐに分かった
(俺の言葉は身勝手だと分かっている....だが、俺は主としても個としても君に仕え、支えたいんだ)
嘘偽りもない言葉を声に出して桜に伝えるのはそうしたいからで、合わせなくても一向に構わない、俺がしたいだけだから桜が無理に声を出さなくて良い、落ち着いたら....で構わないんだ
それなのに、いやそれでも声に出して伝え、しっかり此方を見る姿に伏し目がちになっていたのをやめ、頷いた後に立ち上がって
「ありがとうな、桜」
桜のその一言で俺は充分だ、救われる....君だったから俺はこの国に居たいと思えるんだとそう思いながらも声に出して言ったこと、傍に居て良いと許可してくれたことに対して僅かに微笑して礼を言えば、桜のすぐ傍まで行き
桜の手を掬うように取り、繋ぐと隣に座って再び口を開けば
「..........桜、声を無理に出さなくても大丈夫だ ...声出せそうになったらで構わない、だから....今は落ち着くまで泣いても良いんだ、それまで俺はずっと桜の傍に居る」
ゆっくりと落ち着いた口調で優しく答えなくて良いと桜を見ながら話す
本当は俺の代わりに泣いてほしいと....思ってしまう。俺は此処で過ごしている内にそう....麻痺したように泣けなくなっている。乾いている訳でもないはずなのに、何時の間にか出てこなくなっていたからだ
泣き顔を見たくはない思いも確かにあった、桜は....笑った顔が見たいと云う思いもなくはないがそれでも....一人で抱えてしまう前に、自分がと責めてしまう前に僅かでも支えられればと、手をしっかり繋いで
(俺は....桜を置いて逝ったりはしない)
心の中でそう誓う、確証もない....不確かな言葉を紡ぐ、それがこの国に留まる理由でもあり、一種の願いだ、傍に居たい....ただそれだけで何千と月日をこの国で過ごしていられる
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