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かみさまのラルム【参加者募集】
日時: 2018/10/18 21:36
名前: ゆきしま ◆BV.fqgxxRU (ID: ejYHSi8p)

――――その島に聳え立つは三つの塔。





――――ねえ、私達って何なのかしら。
















――――知らないってば、僕だって分からないんだから。


【募集開始】


>>1 【序章】
>>2 【世界観】
>>3 【用語、エリア】
>>4 【名簿、キャラ作成シート】
>>5 【ルール】


スレッド建設日 【2017/07/15】

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Re: 【中文推奨】かみさまのラルム【準備中】 ( No.1 )
日時: 2017/07/15 17:08
名前: ゆきしま ◆BV.fqgxxRU (ID: DxncmFYg)

【序章】

 黎明の空は鮮やかな赤をしている。夕日の赤とは似ても似つかないその色を、自分はその目に映した。一日の始まりに、自分の始まりを告げる音が甲走る。

――――キイイイイイイイイイイイイイイインッ。

自分の脚、胴体、腕、頭。次々と現れてくる。まるで顕現したかの如く、一面を雪が覆う地に姿を見せた。自分はこの時初めてこの地に足をつけた。自分はこの時初めて自分の姿を見た。今まで、どこぞ知らぬ器に、得体の知れない冷たい液体に揉まれていた心がようやく身体を伴って現し世に降り立った。自分はこれが誕生なのだと、本能にも近いところで理解をした。今まで、自分は胎児だったのだ。胎児に似た、心だったのだ。

 (眩しい。)

今までただ赤としか認識していなかった朝日を眩しく感じ、今までぬるかった周りの空気は肌を刺すほどの寒さを見せている。自分の背丈の倍ほどの氷柱に一糸纏わぬ姿の自分が見えた。細い髪の毛が腰ほどまでに伸びている、白い肌は一部で軽い凍傷を起こして赤くなっていた。薄い唇から吐かれている白い気体は、一体何なのだろうか。いや、それよりも、ひどく寒い。両腕で自分を抱きしめても、蹲ってもその寒さは変わらない。髪の毛でさえもまるで足元の雪のように冷たかった。

 (……冷たい、痛い。)

蹲ってしばらく経った頃だった。少し遠くから歌が聞こえた。陽気な歌だ。反射的に顔を上げると遠くに米粒ほどにも見える影が複数見受けられた。

 『赤は中央、青は右、緑は左のこの島さ。遠い昔の神様が、捨てていった小さな島さ。』

歌は段々とこちらに近づいてくる。

 『新しい子が生まれたら、それは神様泣いた跡。涙が我ら、我らは涙。しかし、我らも涙を流す。』

自分も、この歌を知っているような気がした。いや、

 『ひどく美しい神様の、涙がどうして醜いか。』

「我らの白き肌を見よ、我らの美しい髪を見よ。」

『「我らの美しい我らを見よ。」』

歌と自分の声が重なった途端、歌が止み、足音がこちらへと向かう。そうして、朝日を後ろにこちらを覗いてきたのは一人の大きな背丈の男だった。大きな背丈の男の髪の毛は自分と似た色をして、髪と同じ色をした切れ長の瞳は宝石のように輝いている。一見冷徹にも見えるその容姿はしかし自分を視界に認めると、ふっ、と優しげに笑った。

 「嗚呼、久しぶりの我らの誕生だ。」

この男、後に自分をコバルトヴァイオレットと名付けた男は自分の服の一枚をかけながら、こちらにその大きな手を差し出してきたのだった。

Re: 【中文推奨】かみさまのラルム【準備中】 ( No.2 )
日時: 2017/07/15 17:45
名前: ゆきしま ◆BV.fqgxxRU (ID: DxncmFYg)

【世界観】

 『赤は中央、青は右、緑は左のこの島さ。遠い昔の神様が、捨てていった小さな島さ。』

『新しい子が生まれたら、それは神様泣いた跡。涙が我ら、我らは涙。しかし、我らも涙を流す。』

『ひどく美しい神様の、涙がどうして醜いか。』

『我らの白き肌を見よ、我らの美しい髪を見よ。』

『我らの美しい我らを見よ。』

『ディユー・ラルム、それが我らの身体さ。』

          *

 君も、あの子も此処で生まれたんだ。ほかのところで生まれた人間何ていないんだよ。この島の名前はないんだ。離れた大陸の人は『天使さまの島』なんて呼んでいるけれどね。天使なんて程遠いんだ、あの歌を知っていれば理由はわかるだろう。我らにとってあの歌はルーツであり、本能だ。皆あの歌を知ってる。誰に教わらなくてもね。言葉だって、感覚だって、我らは生まれながらに持ってる。それも個々別々のをね。そんなわけないだろうって、大陸の人は言うんだけど、本当のことなんだ。信じてくれるだろう。だって、君もそうだったじゃないか。君が毎晩つけている日記の文字は誰かに教わったのかい? そうだろう、そうだろう。……おや、こんな時間になってしまったね。塔まで送っていこう。分かっている、分かっているさ。君が何処の塔の子かなんて。きみのその美しい髪の毛を見れば、誰だってわかるんだから。

          *

 このスレでは名もない島で『神様ディユーラルム』と呼ばれる種族になって日々を過ごしてもらいます。ディユー・ラルムはほとんどは人間と変わりません。しかし、皆美しく若々しい姿のままです。その命が終わるまで、美しい姿は変わりません。故に、彼らに老いるという概念はありません。病気だってありません。彼らが死ぬには自らの手で命を絶つしかないのです。永遠の命。そう言ってもなんら問題はありません。また、彼らは色とりどりの色彩をしています。髪の毛や爪の色、全員がそれぞれの色となっています。そして我らは互いを呼ぶ為にその色を呼ぶのです。色は何より自分の生活する塔を決める大事なものです。三つの塔に関してはまた詳しく説明します。

Re: 【中文推奨】かみさまのラルム【準備中】 ( No.3 )
日時: 2018/02/13 16:46
名前: ゆきしま ◆BV.fqgxxRU (ID: r9bFnsPr)
参照: http://pluscolorn.sub.jp/index.php

【用語】

『ディユー・ラルム』
 この島に住む種族の名。髪の毛や爪などが生まれつき色とりどりで、その色がその人物の名前となる。また、生まれた時から死ぬ時まで自分の見た目が変わることがなく、他人の手、または自らで命を絶たない限り死ぬことはない。また、ディユー・ラルムは他の大陸などの生き物に興味を持つことはあるものの、決してそちらで生きてみたいなどとは思わないようだ。

『天使さまの島』
 この島の別称。遠く離れた大陸の人間は美しい人物しか住んでいないこの島を羨望を込めてそう呼ぶ。

『ローズナ大陸』
 唯一交流を持つ街がある大陸。あちらがこちらに地に踏み込むことはないが、主に貿易を目的としてこちらがあちらに向かうことがしばしば。主な輸出物は氷細工、食用の氷、綿織物。主な輸入物としては足りない農作物。

『青の氷原』
 島の北にある大きな氷原。年中雪が降り、気温は必ずマイナス。そこの大きな氷柱は不純物がなく、驚くほど透明なため、貿易での最大の利益に貢献している。

『赤の教会』
 この島最大の教会。教会の前の広場にはこの島の創始者であるという男の像が置かれている。……ところで、この像の人物、どこかで。

『緑の森』
 この島最大の森。森は一部を開拓して農作業も行っている。たくさんの植物とたくさんの動物が生息している。

『中央街』
 この島最大の街。三つの塔の真ん中に存在する街で活気にあふれている。

『塔』
 この島には個々の家は滅多にない。主な居住区は三つの塔となる。自分が住む場所を決めるのではなく、それぞれの色で決める(具体的にはカラーコードの一番大きい値で決めます。アドレスにサイトを貼っておくので、キャラの名前と所属の塔に参考にしてください。また、同じ値がある場合はどちらかを選択してもらいます)。三つの塔を結ぶと大きな三角形になる。

『赤の塔』
 三つの塔のうちの一つ。ここには朝の六時に一回、ここの住人が鳴らす大きな鐘がある。鐘の音は島全体に聞こえるという。

『青の塔』
 三つの塔のうちの一つ。ここの住人は“青の氷原”にて作られる大きな大きな氷柱などを採取、加工する。貿易にて重要な役目を背負っている。

『緑の塔』
 三つの塔のうちの一つ。農作業全般を担っている。また、織物も此処で作られる。

三つの塔は管理人が基本的な見た目を決めているため、その人の趣味になりがちである。具体的には赤の塔は派手で豪華な内装になっている。一つ一つの部屋が大きく、公共の部屋は金が眩しい部屋ばかりだ。青の塔はシンプルだ。色味があまりなく、部屋は普通の大きさか小さい大きさの部屋しかない。公共の部屋は黒や灰色など暗めの色が目立つ。緑の塔は木材を多くとりいれ温かい雰囲気となっている。また、共同部屋が多いのもここの特徴だ。ラウンジには大きな暖炉がある。

【それぞれの塔にだけ存在する施設】
『赤の塔』
 鐘の部屋

『青の塔』
 冷凍室

『緑の塔』
 大倉庫、サウナ

それぞれの塔の行き来は自由。

【この島に存在するエリア】
 
 *中央街内のエリア
 ・中央街
  これは三つの塔を三角の線で繋いだ時の内側の部分、特に街でも更に中心側、様々な店が並ぶ場所を指す。ここでディユー・ラルムが生まれることは希であり、ここで生まれたものは皆体の一部に“雫のような模様”があるらしい。
 ・図書館
  中央街の地下に存在する島最大の図書館。ここにない本はないと言われる程の蔵書数を誇る。図書館に行くためには、中央街の南側にある階段を使用する。生まれたばかりのラルムはまず、この図書館に案内され、自分の名前をこの島で一番大きいとされる本に記される。
 
 *青の氷原内のエリア
 ・氷柱の森
  この国の貿易の要となる氷柱が大量にある場所。氷原内でも特別寒く、青の塔の子が生まれやすい。また、冬に生まれることが多い。青の塔から30キロ程の場所にある。
 ・青の湖
  青の氷原内に存在する湖。常に氷点下の青の氷原だが、この湖は決して個体になることはない。これをディユー・ラルム達は神の加護として、一年に一度、この水を頭からかぶるという。

 *赤の教会周辺のエリア
 ・赤の教会
  この島最大の教会。この協会に存在する中庭に子が生まれることが多い。過去に一度、教会内の十字架の前に生まれた子がいるという。赤の塔の子がうまれやすく、夏に生まれることが多い。
 ・赤の鐘台
  赤の教会より少し南に存在する鐘台。鐘台の前には穏やかな川が流れている。また、鐘台の周辺には色とりどりの花が咲いている。
 
 *緑の森内のエリア
 ・針葉樹の森
  この島の三割を覆う針葉樹の森。この森の中心部にはひときわ大きな針葉樹があり、その周りで緑の塔の子が生まれることが多い。また、春と秋に生まれることが多い。
 ・緑の草原
  この島で一番平和だと言われる場所。虫が歌い、動物たちが踊ると揶揄されるほど美しい草原。また、この島で一番ディユー・ラルムが生まれることが多い場所のため、“神の涙の庭”とも呼ばれる。
   

【兄弟の定義について】
 ディユー・ラルムには唯一、兄弟の定義が存在する。それは『同じエリア内で一ヶ月以内に生まれた者』である。長ければ千年以上同じ場所でなんて生まれない。兄弟はまさに奇跡なのである。また、一日以内に生まれると双子と呼ばれるようになる。


【大陸への外出について】
 ローズナ大陸へ行く際は、貿易の中心になる緑の塔の貿易管理人から“同行許可書”と緑の雫の形をしたピンバッチを受け取る。行く手段は貿易船に共に乗るしかないので、ローズナ大陸にいられるのは一日だけである。外泊はできない。


【塔以外での居住】
 この島では、塔で過ごす以外に、島のどこかに家を建てて住むことができる。ただしひとり暮らしはできないので、二人以上でそれぞれ自分の所属する塔の管理人に、許可をもらうことが必要。同居人が亡くなって一人になった場合は、そのまま家で暮らすことも可能である。


【この島の季節】

 この島では春夏秋冬、各50日ずつ存在する。それぞれを春の月、夏の月、秋の月、冬の月と呼ぶ。

Re: 【中文推奨】かみさまのラルム【準備中】 ( No.4 )
日時: 2021/06/03 23:39
名前: ゆきしま ◆BV.fqgxxRU (ID: PF4eFA6h)

【名簿】
*ミッドナイト >>6 【ゆきしま】
*ヴェールニル >>7 【ゆきしま】
*ハッピーバースディ >>8 【ツクリさん】
*シアン >>9 【ろっかさん】
*エカルラート >>25 【風見さん】
*ラヴバード >>28 【ツクリさん】
*ゼフィール >>57 【宝治さん】
*サラテリ >>83 【宝治さん】
*レッド >>85 【ゆきしま】
 

【キャラ作成シート】

「サンプルボイス」
「」
「」


名前 【(必ず色の名前で)】
年齢 【(0~300000まで)】
性別 【(男か女。)】
性格 【】
容姿 【(髪の色や目の色、爪の色などは名前と同じ色で固定なので欠かなくても良い。)】
所属する塔 【(カラーコードから判断。)】
生まれた月 【(春夏秋冬からひとつ)】
誕生エリア 【】
備考 【】
募集 【(欲しい間柄を記入。相談は相談掲示板で作成するスレでよろしくお願いします。)】



【キャラ作成シート】


「」
「」
「」


名前 【】
年齢 【】
性別 【】
性格 【】
容姿 【】
所属する塔 【】
生まれた月 【】
誕生エリア 【】
備考 【】
募集 【】




スレ全体の募集は相談掲示板にてありますので、ご確認お願いします。

Re: 【中文推奨】かみさまのラルム【準備中】 ( No.5 )
日時: 2017/07/26 02:13
名前: ゆきしま ◆BV.fqgxxRU (ID: DxncmFYg)

【ルール】


・このスレは中級者向けのスレとなっております。具体的には小説のルールをきちんと守り、文章の長さは一つの返信に対して200文字以上でお願いします。

・このスレではニセモノ対策として、トリップの提示を義務付けます。トリップがない方に関しては参加を許可出来ませんのでご理解ください。(トリップの付け方は管理人連絡掲示板の掲示板の利用についての三項目をご覧下さい)

・本体様同士の会話に関しては()等をつけてください。又、レスの一番始めには使うキャラの名前とスポット名を書いてください。

・このスレではなるべく男と女の数を同じにしたいと思っています。片方のキャラが三人以上多くなった場合は片方のキャラを締め切らせていただきます。

・チェンメや荒らし、構ってちゃんなどは無視の方向でお願いします。やたらと騒ぎ立てた場合は忠告の対象となります。又、キャラの美化設定、万能設定は遠慮していただけると嬉しいです。

・世界観や概要などに不満や不備があればお申し付けください。

・キャラは操れる程度までならば、何人でも可とします。





また、余談ですが、私はプロフにそんなに重きをおいていません。まあ、わかるかなって程度でいいです。極端に言えば一文でもいいのです。本編でどんどんと味を出していければそれでいいのではないかなと思います。それに合わせていくのが魅力だと思っているので。


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