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- 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集!
- 日時: 2017/08/25 13:41
- 名前: みや (ID: JDzcbqJn)
どうしてこうなった?
男は考える
彼はとてもひどい顔をしていた
ガードにかけたままの指は震え
引き金に触れることもままならない
銃口の先には女がいた
重傷を負い死を待つだけの彼女は
とても穏やかに笑っている
2度目のリメイク!こっちでやってみる!!!
説明>>1>>
登録用紙と参加者さま>>2
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- Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.132 )
- 日時: 2018/01/12 00:59
- 名前: みや (ID: YohzdPX5)
マティ「はーい」
かるく返事をすると2人にお辞儀をしレオンの背を追いかける。
外に出るとそこは平和なもので街とはちがい酷い怒号や路地裏で押し殺した濡れた声も聞こえない。
あまりにも平和で、時間さえ歩みを緩めるような…
「そういえば、」
目の前を歩くこの男は、
父をろくに覚えていない彼女が父親のように慕うこの男は以前軍にいたという。
そこを追われたとこまでは聞いた覚えがあった。
しかしどうしてまた、追われたとはいえ今このような仕事をしているのか。
答えを聞こうとおもったわけでもなく歩みを早め横に並んだ。
>>131
ごめんなさい誰ですか…
- Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.133 )
- 日時: 2018/01/23 06:55
- 名前: 間宵蛾 ◆d.b5UMeNLA (ID: zx5jjBXL)
>>132
レオンはこうした静かな農場の雰囲気が好きだ。
街の喧騒があまり好きでないのもあるが、元々軍人になっていなければ農業をしたかったと思っている程度には農場が好きだった。
マティはどうだろうか、と思って振り向きかけた時、その質問が彼の口から出ることはなかった。
「そういえば? そういえば……何だよ?」
マティが何か言い掛けて、その先が続かなかったのが気になったのである。
- Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.134 )
- 日時: 2018/01/23 14:01
- 名前: みや ◆TJ9qoWuqvA (ID: YUWytwmT)
マティ「いや…どうしてこの仕事なのかな、って思って」
軍と警察は違うにしろ少なくとも協力的な組織ではないだろうに、とレオンを見上げる
「わざわざ裏街道のど真ん中を歩く必要はなかったんじゃないかな、って思って」
だがきっと、そうでなければ自分を拾うようなことはなかったかもしれない、それはものすごく感謝している。そう思えるくらいにレオンはマティにとって彼女をしっかりと育ててくれた養父であり師なのである。
- Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.135 )
- 日時: 2018/01/27 15:55
- 名前: 間宵蛾 ◆d.b5UMeNLA (ID: 2vxs4Cxc)
>>134
「どうして、って……」
マティの言葉に、レオンは答えに詰まった。
「……なんでだろうな?」
元々軍隊に(というより士官学校に)入ったのは子供の頃憧れた何者かになりたくてその道を選んだ為だった気がするし、軍を抜けていくらか職を転々としつつ段々と無頼者になっていったのは所謂「普通の職」が手に馴染まなかった為だった気がするし、そうすると結局のところ自分が好きなことだけをやってきた結果かもしれない。
軍隊が好きだったのは戦う技術を磨き、それを活かせるからだった。
その軍隊を追われた後も戦闘の技術だけは錆びつかせないよう練磨をやめなかったし、転々とした職も大抵郵便配達員や貴族の屋敷の警備員、酒場の用心棒等、どこかでその技術を生かせそうなものばかり選んでいた。
要するに、軍隊以外に行きたい道がなく、それで軍隊以外に行けそうな道といったらこの道しかなかったのだ。
思い返せば随分と身勝手だな、と内心自嘲しつつ、ただ元々拾った子供であるマティにまで自分の技術を仕込んでこの道に引き込んだのは申し訳ないような気もした。
「他にしたいこともなかったし、まあ、これしかなかったのかもしれん」
- Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.136 )
- 日時: 2018/01/28 00:06
- 名前: みや (ID: JDzcbqJn)
マティ「そう、なんだ」
これしかなかったのかも、という言葉に納得したのかしていないのか、ただそっか…と繰り返しまたレオンを見上げる
「まあ、僕はここ以外の世界をよく知らないしアレだけど…結構楽しいですよ、ほんとに」
居心地はいいと思っている。男を演じきるのに疲れることがなくもないし人並みに恋愛というものをしてみたいと思わなくもない。
だとしても、と口元に笑みがこぼれる
「僕はボスに…あー…レオンさんについていくよ」
許してくれるなら、地獄まで
男の形をした娘は、眼鏡の奥の娘盛りであるはずの瞳を人懐こく細める
- Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.137 )
- 日時: 2018/02/10 05:07
- 名前: 間宵蛾 ◆d.b5UMeNLA (ID: w79o9fwt)
>>136
「何だ、どうしたんだ急に?」
短い付き合いではないが、こうした話をしたことはあまりない。
ましてや、改めて「ついていく」等と言われたのは随分久方ぶりのことだ。
そして、わざわざ「ボス」を「レオン」に言い直したことが、尚更レオンには気になった。
レオン自身、拾ってもらった恩があるとはいえ、実はボスに対する忠誠心はそこまで高くない。
精々「命を張る程度」だ。
この「命を張る程度」というのは、一般的に考えればこの上ない忠誠心の表れに思われがちだが、レオンや、彼を中心に活動する戦闘集団の構成員達は基本的に軍隊や警察の経験者であり、自分の命より大切なものなどいくらでも用意してしまう人種である為、決して高い忠誠心があるとは言い切れない。
なので、レオンは彼らには「(ボスではなく)キリコさんについていく」というようなことを何度か言われたことがあった。
だが、マティにはそこまでそれを求めたことはない。
年も若く自分の子供のように思っているマティに命を落としてもらいたくない、というのもあるが、元軍人や元警察官でもない限り理解も出来ないだろうと考えていたからだ。
「戦争代行業者」の構成員との接触が多過ぎて毒されたか、と勝手に後悔しつつ、事務所のドアを開ける。
- Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.138 )
- 日時: 2018/02/14 00:39
- 名前: みや ◆TJ9qoWuqvA (ID: Hygi4e/W)
マティ「なんとなく、だよ」
ほかに行くとこないしさ、と視線を扉に移す
「あっ、でも死に急ぐー…みたいなのはしないよ?」
思い出したようにいう。が、彼…もとい彼女の戦闘スタイルは接近の対多戦闘特化。更に単身で突っ込むため尚更そう映る
- Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.139 )
- 日時: 2018/02/24 09:14
- 名前: 間宵蛾 ◆d.b5UMeNLA (ID: D01j7sfc)
>>138
なんとなく、とは言うが、普段のマティの言動からして今の態度は気になった。
先述したように、レオンのマティに対する情は部下に対するというよりも息子に対するそれに近い。
いくら仕事でも、怪我をしたりすることは避けてほしいというのが気持ちとしてあった。
当然その他の部下にも傷付いてほしくはないが、それはあくまで仕事に支障が出るからであり、マティに対するそれはもう少し感情的なものだ。
「マティーユ、お前はまだ若い。他に道の探しようもあるさ。自分を粗末にするな」
あまり説得力はないかもしれないが、という言葉は呑み込み、事務所内を見渡す。
二人の用心棒達は見回りにでも出たのか姿が見当たらず、しかし部屋の隅に箒が立てかけてあることから、どうやらデルフィナは戻ってきているらしかった。
二階でいくらか普通に歩いているのではない足音がするので、誰かが二階を掃除か何かしているのは容易に想像がつく。恐らくデルフィナだ。
「20分はあるな……茶の一杯も飲めるだろう。デルフィナを呼んでくれ」
- Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.140 )
- 日時: 2018/02/26 00:23
- 名前: みや (ID: Hygi4e/W)
マティ「ならしっかり鎖に繋いでおくことをお勧めするよ」
ね、父さん?と悪戯ぽく笑うとデルフィナを呼べというレオンに応じ階段を上る。
「デルフィー、お茶お願いー」
二階の廊下に片足をかけ見つけた女性に声をかけ、ややおいて階段を降りて戻ってくる
- Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.141 )
- 日時: 2018/02/26 22:19
- 名前: 間宵蛾 ◆d.b5UMeNLA (ID: IGrwk1QX)
>>140
部下兼息子の飄々とした態度にレオンは軽く溜め息を吐きながら椅子に腰かけた。
ぱたぱたとデルフィナが階段を駆け下りてくる。
「あら、キリコ様。ピレス様のお声が聞こえたと思ったら、あなた様もお出ででしたのね」
南欧系の褐色肌と黒髪に活発そうな目付きには少しばかり似合わない典雅な発音と言葉選び。
肉付きが良い豊満な身体を優雅に揺らして歩くその姿は貴婦人のような色気を匂わせ、しかし身につけているのは女中服というのがまたミスマッチで、妙に耽美さがあった。
マリーニの農場唯一の女中、デルフィナ・カンタレッリはそういうミスマッチな女だ。容姿も、人間性も。
「俺のことはいい。早く茶を淹れてくれ。それと来客の予定がある時はちっとは我慢しろ」
「それはごめん遊ばせ」
レオンが嫌味を言うと、デルフィナは悪戯っぽく、一方でやや蟲惑的に微笑みながら、お茶の準備を始めた。
以前はどこかの貴族の屋敷に居て、13歳の貴族の息子に手を出したから追い出されたとか、夜な夜な執事や女中に手を出していたとか、兎も角ロクでもない噂が絶えないが、貴族の屋敷に居たことだけは本当らしく、女中としての家事の腕は確かである。
5分とかからずにテーブルの上に二人分のお茶が用意された。
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