オリジナルなりきり掲示板
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- QUEEN【募集中】
- 日時: 2018/10/02 15:20
- 名前: ランゴスタ (ID: O67kmMkJ)
~プロローグ~
【魔法使い】
人は、願う。
願い、欲する。
その永久の世界の姫君達もまた、願い、欲した。
白馬の王子様は永劫なる存在であり、ただ一人の存在。姫達を運命付ける一人の人間だ。
白馬の王子様と邂逅し、紡がせた物語に終劇を迎える。
王子様の隣に立つのは果たして誰なのか?。
私は見届けるよ。
楽しい、楽しい、【殺し合い】になりそうだね。
ふふ、ふふふ。
********
~プロローグ~
魔法使い【>>0】
硝子姫【>>1】
音姫【>>2】
機械姫【>>3】
薔薇姫【>>4】
海姫【>>5】
戦姫【>>6】
清姫【>>7】
強欲兵士【>>24】
~プロローグ~
注意事項【>>8】
役割【>>9】
参加用紙【>>10】
主用紙【>>11】
<<参加者様>>
- Re: QUEEN【準備中】 ( No.1 )
- 日時: 2017/09/24 15:30
- 名前: ランゴスタ (ID: qD0oxfww)
【硝子姫】
彼女は鏡越しに笑っている。
私は美しい、私は麗しい。
可憐で綺麗で、そして儚い。
だがその鏡越しに映る姿は、誰一人として見てくれない。
誰か私を見て…。
私を幸せにして欲しいの……。
そんな思いから一つの鏡に映る、自分より映る白馬の王子様。
彼はその鏡越しに彼女に手を指し伸ばした。
私は手を取ろうとするが、
鏡に映るあの手は届かない……。
彼女は自分の美しさを見てくれたあの王子様を欲した。
何時までも彼の傍にいたい……。
彼ならば、私をずっと見てくれる……。
その欲望から現れた魔法使いは彼女に硝子を司る力を授け、彼女の願いを導かせた。
そして
彼女は、白馬の王子様に会うために偽りしか写すことのない硝子を手に取った。
- Re: QUEEN【準備中】 ( No.2 )
- 日時: 2017/09/24 15:31
- 名前: ランゴスタ (ID: qD0oxfww)
【音姫】
彼女は歌で全ての生物を癒した。
彼女は音で全てを奏でた。
何時までも、何時までも、その癒し手となる綺麗な音を続かせる為に、音を奏でさせる。
けれど、軈て音は終わりを迎え、静かなる静寂が始まる。
怖い、嫌だ、聴かせて欲しい……。
歌を、音色を、音を無くさないで欲しい。
そんな静寂を掻き消し、草原の風の音が彼女の身を包む。
彼女がその草原を歩くと、白い白馬に乗った王子様が動物達を囲ませながら、歌っていた。
王子は、おいでと……彼女に手を指し伸ばした。
彼女が手を指し伸ばせば、王子様は風のように消え、また音が囀り始めたのだ。
彼女は願う。
彼の音色を、もう一度、聞かせて欲しい。彼となら、音を掻き消す事は無く、延々と奏で続けられる。
そう儚く、願った……。
その欲望から現れた魔法使いは彼女に音を司る力を授け、彼女の願いを導かせた。
そして彼女は、白馬の王子様に会うために、音の無き音色を奏でさせる。
- Re: QUEEN【準備中】 ( No.3 )
- 日時: 2017/09/24 15:33
- 名前: ランゴスタ (ID: qD0oxfww)
【機械姫】
機械に心などない。
そう決定づけられた少女は、ガラクタの山の頂上に立つ。
嬉しくない。
悲しくない。
楽しくない。
怒りもない。
けれど、疑問が浮かぶ。
何故、人に従者として扱き使われ、あしらわれ、壊され、捨てられ、そして、何も出来ずに命が尽きる?。
何故、
機械は万能であるのに、何でも出来るのに、捨てられる?。
何故、何故、何故、何故………
機械に有るまじき、疑問の念から現れた、心の在り方とは……。
ありふれた機会の山から見えた一人の白馬の王子様は、彼女の目の前に立つ。
彼は彼女に触れた。
そこから、初めて暖かいと言う感触を得た。
その後から、だんだんと知らない感覚が私の中で生まれてくる。
嬉しさ、
悲しさ、
楽しさ、
そして怒りも、
私の中に生まれて出てきたそれは、初めて生き甲斐を持つ事が出来て、
私は泣いた。
今更の様に、私の背負わされた負の感情が、溢れ出てくる。
私が泣いていた頃にはもう、あの王子様はもういない。
触れたい。あの方の温もりを、もう一度味わいたい。
もう一度、貴方の心が欲しい。
人間の心の、純粋な初めての願い……。
その欲望から現れた魔法使いは彼女に鉄を司る力を授け、彼女の願いを導かせた。
そして
彼女は、白馬の王子様に会うために、心の無き機械を振り穿つ。
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