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【サバイバル】 水中都市 【募集中】
日時: 2017/10/30 22:30
名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: 9RGzBqtH)

 2018年、地球は前代未聞の止まない雨を受けた。

 日本だけでなく、世界中をどす黒い雨雲が覆い、光を絶っていく。そしてその代わりに与えたのが、大量の雨水だった。雨雲は何日経っても消えることはなく、降り注ぐ雨は次第に激しさを増していく。
 やがて人は焦りだし、避難をし始めた。しかし、溜まりに溜まった雨水は行く場をなくして上へ上へと積もっていく。それこそ徐々にではあるものの、水深は確実に増加していた。人々がより高い場所へ行けども、水は迫ってくるばかり。気づけば家々は完全に水中の家となっていた。
 このままではどこまで行っても沈んでしまう、と危惧した人々は山へ泳ぐことにした。しかしそれ以外の者たちは、山に登っても体力が奪われ低酸素地での生活が強いられる、と高層ビルやタワーの屋上へ行くことにした。それぞれが自身の命を守ることに専念し、ただひたすらに、雨が止むことを懇願するだけ。

 どれだけ日が経っただろうか、やがて雨雲が、飽きたとでも言うように空から去っていった。久しぶりに光を注ぐ太陽は、水に浮かぶ大量の人間たちを照らす。
 ビルやタワーに登った者も山に登った者も、ほとんどが死に絶え水の上の漂流物となっていた。それらは海から流れてきた大型の魚たちに貪られ、やがて小さなごみとなっていく。


「悲惨だ、ね……」
 魚に見つからないように隠れながら、数少ない生き残りの少女は小さく呟く。十代後半ほどだろうか、長い黒髪を頭の上でまとめ、黒い目は水中へ向いている。そばには一人、少女よりかなり年上の男がいたが、重たい酸素ボンベを背に担ぎ荒い息を躊躇ためらいなく吐き会話するどころの話ではなかった。
「食料探さないといけないから、素潜りするのは分かるが……これいるか?」
 男は酸素ボンベを担ぎながら、ベルトで挟んであるナイフを見て尋ねた。それは水没していく世界の中で、職人が丹精を込めて作った錆び防止の特殊な加工がされたナイフである。
 少女は下で餌を探す鮫を指差して端的に答えた。
「生きるためには、要るのさ。相棒よ」


 水が支配する世界となってしまった今、数少ない生存者は生きていけるだろうか。

「行くぞ……」
 水中用爆弾を下へ沈めさせ、家の扉を破壊する。 そうして水圧の邪魔をくぐり入り口を作る。

「っ、ぷはっ! 缶詰見っけた!」
「俺はインスタントラーメン見つけたぞ!」
 家々や店に侵入しては食べれそうなものを見つけ。

「プラスチック箱に着火マンとマッチ入ってたから使えそうだよ!」
「缶抜き! やったぞ、缶抜きあった!」
 学校や施設へ入っては使えそうなものを採っていく。



「ここ通れそうじゃないっ?」

「この狭い通路、秘密の抜け道みたいだな」

苦しかったはずの生活がいつの間にか――わくわくの冒険へと変わっていくかも、ね?

 


 * * *

 何かさ……冠水した駅とか、潜ってみたくならない?← それがもし店や家や街全体だったらって考えるとワクワクしてきませんか?←

それではまぁ、ごゆっくりお楽しみくださいっ。



>>1 *説明 *注意事項
>>2 *参加書


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Re: 【非日常】 水中都市 【準備中】 ( No.1 )
日時: 2017/11/07 19:10
名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: xV3zxjLd)

*説明

水中都市

 2018年、大都市は前代未聞の止まない雨を受けた。

 自然の驚異は留まることはなく、それどころか雨は激しさを増し、街に無数の川を作り上げた。人々は山やビルの屋上、タワーへ避難するが、雨が止んで生き残っていたのは、ほんのわずかな者たちだけだった。

 基本的に足場はタワーの上部や山の高いところなどのみ。海から流れてきた魚や鮫などの大型の達が彷徨うろついており、丸腰で泳ぎ回るのは危険。
 酸素ボンベは自力で探さなければいけないため、酸素ボンベを探す用に酸素ボンベを保管しておく必要がある。



*注意事項

 ・荒し、なりすまし などは止めてください。
 ・本体同士の恋愛、喧嘩は止めてください。
 ・発展武器(大鎌など)はなしです。水中で使える前提の武器にしてください。

 ・チートキャラは なしです。

 ・複数登録可能です。

Re: 【非日常】 水中都市 【準備中】 ( No.2 )
日時: 2017/10/30 22:23
名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: 9RGzBqtH)

*参加書

【名前(よみ)】()
【性別】
【年齢】(14歳以上)
【性格】
【容姿】
【武器】(鎌などは無し。バールや鉄パイプ、ナイフ、もり など 水中で使えるもの)
【泳ぎ:得意 or 不得意】
【備考】

サンプルボイス
「」
「」
「」


【募集】

【のっかり】

Re: 【サバイバル】 水中都市 【募集中】 ( No.3 )
日時: 2017/11/08 20:18
名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: fE.voQXi)

*参加書

【名前(よみ)】崎原 千雨(さきはら ちさめ)
【性別】女
【年齢】18歳
【性格】
 明るく好奇心旺盛で、行ったことのないところにはすぐに行きたがる。基本的に誰とでも仲良くしようとするが、嫌がられれば無理には近づかない。去る者追わずで仲間が減っても、相手の判断を尊重し優先するためあまり気にしない。

【容姿】
 胸元までの黒髪に黒い目、水中に潜る時は髪を頭の上に結っている。身長は低めで小柄、黒いシャツに黒いスカートを履いている。
 潜水時は蒼いゴーグルに黒のビキニを着て、腰にベルトを巻き、それにポーチをいくつか付けている。激しく動くので脱げないように水着の結び目に金具を付けている。ポーチの中には水中爆弾やナイフや鋏、ドライバーなど必要なものが入っている。

【武器】ナイフ、バール、鉄棒(鉄の棒。倉庫から採ってきた廃材。)
【泳ぎ:得意 or 不得意】得意
【備考】
 近くの高校に通っていた女子高生。山登りは得意ではないのでタワーに登ることに決め生き残った。
 争いは好まないので、基本的に自分の考えた策をいくつか出し議論はすれど、反対する相手の意見に反論はしない。誰かが危険な目にあっていれば助けるが、自分の命こそ大切なので、助けられない状況なら行かない。それを人によっては彼女を淡白や薄情と言う者もいるかもしれない。


サンプルボイス
「切り傷とかがあるときは入っちゃダメだよ。鮫に追っかけられて食われちゃうからねっ」←
「水分補給はそこらの水をろ過したらできるけど、店とかにありそうだからね……盗みになっちゃうけど、仕方ないよ」
「助ける? そうだね……助けられそうな状況なら、もう助けに行ってたよ……」


【募集】友達、相棒〔常に行動を共にしている人〕(1人)、お兄さん的存在(1人)、千雨を気に入っている人(複数可)

【のっかり】

人来ないだろうけどとりあえず投稿しとこ(笑)


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