オリジナルなりきり掲示板
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- ラストシーン
- 日時: 2018/06/23 20:59
- 名前: 一青色 (ID: TbyJL/UG)
当スレでは私、一青色と片岡彗二人でのなりきりとなります。私たち以外の書き込みは禁止です!
私たちの酸っぱい、甘さのあまりない中学時代をネタに書いていきます。
ほのぼの×ちょい百合(?)×恋愛(?)×日常
ーキャラ紹介ー
佐伯 天音(さいき あまね)
13才、161㎝、細身。
美化委員、茶道部、仙葉ちゃん係。
二次元女子をこよなく愛するオタク女子。
本が好きで、憂雨の親友。
土肥 憂雨 (どひ ゆう)
13才、149㎝、標準体型。
保健安全委員、卓球部、放送+図書係。
百合も薔薇もノーマルもいける口。微オタ。
本が好きで、天音の親友。
仙葉 雪 (あだ名、仙葉ちゃん)
13才、157㎝、細身。
クールビューティーっぽいマイペースオタク。
伊原 織姫 (いはら おりひめ)
13才、155㎝、標準体型。
天然で、不思議ちゃんな謎キャラ。
茶道部、眼鏡っ子。
谷原 大和 (たにはら やまと)
13才、168㎝、バレー部員。
中学で最初に彼女ができたリア充。
「私と部活どっちが大事なの!?」 で、「部活!」と即答するやつ。
ガチホモ先輩(なまえの通り)
15歳、178㎝、ものすごいイケメンだが、残念なやつ。というか、存在がホラー。
ターゲットはコロコロ変わる。谷原は被害に遭った。
暇なときに投稿する感じで。
一応二人で決めた通り書いたけど、付け足し等有ればいつでも書いてねー!
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- Re: ラストシーン ( No.1 )
- 日時: 2018/06/23 21:22
- 名前: 片岡彗 (ID: hevWx4Os)
長い長い坂の上。
この上なく立地の悪い場所にある中学校。
これから私たちが毎日通う場所だ。
新生活への希望と不安…そんなものを胸に抱きながら、桜に囲まれた道を行く。
そっと後ろを振り返れば、住み慣れた町と、その奥に真っ青な海が見えて。
綺麗…なのだけれど。
「しんどい…。この坂これから毎日登るのか………。」
私的には、自分の体力が心配でそれどころではなかった。
青さまぁー…こ…こんな感じで良いのでしょうか?
長いですか?
思うところあったら、遠慮なく言って欲しいです。
あと、スレ作りありがとう。私から書いちゃってごめんね…?
- Re: ラストシーン ( No.2 )
- 日時: 2018/06/23 21:48
- 名前: 一青色 (ID: TbyJL/UG)
「長い...」
なにこの坂。私は車の窓から見える長い坂にポツリ言葉を洩らした。
「なんか言った?」
そこに至極機嫌の悪そうな母の声。
慌ててううん、と首を横に振る。
春麗らかな今日のよき日に私は知ってる人の全くいない中学校へ入学する。
目の前は山、横は畑、後ろは海。
まだ新品の臭いのする肌に馴染まないセーラー。
リボンを軽く整えて、私はいやに高鳴る胸に手を当てた。
友達、できるかな...。
「送ってくれて、ありがとう」
母にお礼を言って、車から降り、乾いた地面を踏む。
むせるような、桜の匂いー...。
「行ってきます!」
若干の不安はとりあえず置いといて、私は笑顔を作って見せた。
彗ちゃま〜!実を言うとなりきりってよくわかってなくて。まぁ、多分、いいんじゃない...かな?
私も滅茶苦茶長いしw
いやー、中学の頃を思い出すねぇ!
- Re: ラストシーン ( No.3 )
- 日時: 2018/06/25 23:59
- 名前: 片岡彗 (ID: hevWx4Os)
「最悪………」
絶望。まさにそれ一色。
私の小学校の人はほとんどこの桜坂中学校に来たはずなのに。それなのに。
「何故、仲が良い子が全然いないんだ…?」
学校という施設で"一人"というのは、かなりしんどい。
別に一人が嫌いなんて言うことはない。むしろ、一人の方が気は楽だし、好きではある。
でも、ここは人と関わらないと安全に生活していくには難しい。
だからいち早く、友人をつくるべきなのだが。
「(無理無理無理。絶対無理。)」
もうすでに諦め半分。
私は一見、図太そうに見られがちなのだが、実は人見知りである。
自分から話しかけに行くなんて、よっぽどのことがないと不可能だ。
そうやって私が足踏みしている間にも、周りにはグループができつつあって。
「はぁー……。」
私の中学校生活は、早くもお先真っ暗。
溢れた溜め息は誰の耳にも届かず、教室の賑やかな空気に溶けていった。
- Re: ラストシーン ( No.4 )
- 日時: 2018/06/26 21:57
- 名前: 一青色 (ID: TbyJL/UG)
「(ど、どうしよう...)」
いや、分かってはいたよ?いたけどさ...。
知らない人しかいない教室という空間は酷く狭く、息がしずらい。
回りはグレープがもうすでにできていて、え?私出遅れた??時間通りに来たのに??と言う状態。
一人でいる人を探してみる。
「どこから来たん?」
泰原、と書かれた名札の男子に声を掛けられた。
「あ、長泉小から」
2つ隣の町から引っ越してきた私は当たり前だが知ってる人がいない。
話しかけられたことに少し安堵するが、私は後にこれを後悔する。
泰原、わかるよね??皮投げ男子。
こいつ出さな、私らの青春の脅威だった。
- Re: ラストシーン ( No.5 )
- 日時: 2018/06/29 14:25
- 名前: 片岡彗 (ID: hevWx4Os)
「へーそうなんだ~。」
愛想笑いをしながら口にする、つまらない同調の音。
結局、新しい友達作りを半ば諦めた私は、あまり得意ではない、ただ小学校が同じという理由だけで話せる子と一緒にいるようになった。
だけど。
「さっき、あの子がさー…」
「(正直しんどい……。)」
彼女は先程から、人の噂話とか、不平不満とか、愚痴とか、そればかりだった。
私だって苦手な人ぐらいいるし、イラッとしたら愚痴ることもある。
それでも、90%くらいその話だと気も滅入るという話だ。
「(……はー……。)」
決して口には出せないので、あくまでも心の中でため息をつく。
どうしたものか。
このままこの子と一年間は、申し訳ないけどきついと思わざるをえない。
「(…やっぱり逃げてたら駄目か。自分から、誰かに声…かけてみようかな………。)」
取り敢えず、もう休み時間終わるから、次の休み時間に。
私は自分に渇をいれて、早くもドキドキする胸を服越しにそっと押さえた。
あぁ……皮投げ男子出ちゃったかー…
正直出すのかなー?とは最初から思ってたー。
でもまぁ、その人いないと、私らの中学時代の黒い部分ゼロになるしねw
いないと駄目かw
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