オリジナルなりきり掲示板
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- 僕らは能力者になった。≪サバイバル系、募集中≫
- 日時： 2020/05/19 16:04
- 名前： 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM （ID: FCVTIPcN）
電光のない暗い一室。
刑務所のような狭苦しい施設。
猫目で人間ではない女がけたたましい声で笑う。
「……全く面白いことを言うねッ。ここから出たい、死にたくないだって？希望を壊すようで悪いんだがここからは出られないし君たちはもう死んでいるんだよ。能力を植え付けたのは君たちをとある実験であるものにするため。さぁ、命がけのゲームを始めようか。」
（ゲームだと…命を懸けているのに…？）
――――あの日から俺達の命はこいつらの掌の中だ。
逆らったら握りつぶされる。
俺達には従うしか選択肢はない。
＊＊＊＊＊
初めましての方は初めましてっお馴染みの方はこんにちは～雪林檎です。
アニメの「ダーウィンズゲーム。」や「未来日記。」などなど漫画のサバイバル系を大好物で皆で楽しんでやれたらなあっと思って立てちゃいました！
私の実力でこのスレの存続が掛かっていますので気を引き締めてやっていきたいなっと思っております。
＊ルール
・カキコのルールはもちろん守って下さい。
・荒らしは禁止です。
・イベントやゲームなどのサバイバルはこちらで企画し進行させていただきます。こういうものをやりたいと思ったらご相談下さい。
・参加者様はdead end（デッドエンド）に多々追い込まれることがありますがどれも覆せます。
・殺しに来るのはモブや従業員、または監視員。理不尽に殺される恐れあり！そして監視員や従業員にもdead end（デッドエンド）がある。同盟を組もうと誘われることがあるかも。
・ガットのように監視役をしてもいいです。管理できるなら何人でもキャラを作ってOKです。
・勿論の事、恋愛はOKです！お相手に確認を取ってから恋愛も進展させましょうね。
（恋愛は青春ですので…（遠い目））
詳しい舞台設定 >>1
＊参加者＊
コードネーム：（英名でもOKです。）
名前：（読み仮名をふって下さい）
性別／年齢：
容姿：
性格：
能力：←（最強などは受けつけません。身体能力が5倍などはOKです。）
備考：
＊スレ主
コードネーム：ソフィスト（弁論家または詭弁家）
名前：久遠 理久 くおん りく
性別／年齢：男／17
容姿：中性的で女性に間違われるほどきれいな顔立ち。身長は低めで172㎝程度。学生服でネクタイをしてズボンを履いているため周囲の男達からは溜め息を吐かれた。
性格：参加者一の頭脳派で疑い深い。嘘が上手く他人を信じるのが困難な性格の持ち主。学校では性格を作って過ごしていた。彼の言うことは説得力がある為、信じてしまう。言葉を巧みに使う。
能力：周囲がそう思った能力。（無差別能力。）
自分を中心とした周囲の思った能力が発動する。普段から周囲の人に合わせていた為、自分の思っていることと周囲が思っていることと違えば能力は発動できないという欠陥がある。その為、理久の行動や言動が能力のカギになる。
備考：ラムネや甘～いお菓子が大好き。近くにいる人と事前に打ち合わせをしておくことで、近くにいれば特定の能力をキープできる。だがそれは周囲の人がいない場合に限る。また、違う能力だと思っている人が加われば発動は出来ない。何かと欠陥が多い能力。
血のつながっていない同い年の病気の妹がいる。信じてくれた病気の義妹が待っている為、早く脱出することを決意する。
＊現在の参加者様
・雪林檎／スレ主
久遠 理久 >>0（参加者。）
ガット >>2（司会者＆組織のリーダー格。）
パンテール >>8（監視員＆ガットの同僚。）
久遠 結 >>30（監視員）
・鹿様
ビツ >>4（参加者。）
ラサ >>12（参加者。）
- Re: 僕らは能力者になった。≪サバイバル系、募集中≫ ( No.17 )
- 日時： 2020/05/15 15:16
- 名前： 鹿 ◆x/5HQXA.iA （ID: SBfM4Tnq）
「あっははは！！」
「おい、笑ってる場合か？」
「笑ってる場合だよ､ラサちゃん！こんなゲームにご招待くださるなんて、至極光栄だよ！！」
私たちは与えられた部屋で話していた｡
「…はぁ。ホラ、ビツの能力は何？私は精神の弓…精神状態異常系か。」
「ん～…僕のコレは…引力?幸運?」
そういってこいつは能力が書かれた紙を見せる。
「…木星とかでいいんじゃない?引力もあるし、木星は福の星だよ。」
「なるほど…じゃあジュピターだね。宜しく､キュリオテテスさ…いややっぱラサちゃん｡」
「何でコードネーム…まぁ宜しく､ビツ｡」
フフーン♪と楽しそうにソフィストに会いに行こうとするビツに尋ねる。
「…こわく、ないの？」
私は怖い｡死にたくないし、家に…家族に会いたい｡
「…どんなゲームにも、裏技やバグは発生する。それを探すのがゲーマーの使命なんじゃないの？僕はこんなとこで死んでやる気はないよ。家族に囲まれて、眠りながら死ぬのが理想なんだから。」
命のサバイバルゲーム…？面白いじゃないか。
サバゲーには、絶対に安地があるんだよ…！！
「…ラサちゃん、背中は任せるからね！ソフィスト君に会いに行こう！」
「…わかった｡こんなとこで、死んでやるもんですか…！！」
- Re: 僕らは能力者になった。≪サバイバル系、募集中≫ ( No.18 )
- 日時： 2020/05/15 16:24
- 名前： 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM （ID: FCVTIPcN）
俺は与えられたこの部屋の中で一枚の封筒を開ける。
（この封筒の中に俺の能力と、、ゲームのことが……！）
胸騒ぎがした。
俺は思い切ってバッと開ける。
「……何だこれ」
紙にはこう書いてあった。
『貴方の能力は周囲がそう思った能力。（無差別能力。）です。』
「……こういう能力ってわけか、、、、ガット。欠陥大アリの能力を俺に植え付けやがったのか」
（ふん。まぁ面白い……これをうまく使いこなすのがこのソフィストである俺だからな）
俺は周囲を確かめ脳をフル稼働する。
この部屋を探索しよう。
（ひょっとしたら使い勝手の良いものが出てくるかもしれないし）
俺は部屋を見渡し、冷蔵庫の中を確認する。
「！！」
俺は冷蔵庫の中の青いパッケージのいつも食べている菓子を見つける。
（ラムネだっ！……成程、好物のもので参加者をねぎらうというわけか。命までかけさせて何がしたいんだ、、、この組織）
俺は他の参加者に能力を言わないことを決めた。
理由はいくつかある。
これは命を懸けたサバイバルゲームだ。
簡単に能力をべらべらを言えば殺し屋に命を引き渡すのと一緒になってしまうからだ。
（自分と相性の悪い固定された能力の持ち主だって蟻のようにいるかもしれない……）
「……代わりの能力を考えておいたほうが良いな」
一番嘘を吐いて使い勝手の良い能力……参加者が恐ろしいと思った能力。
“手を自由自在に拳銃や大砲にする能力”だ……！！
「、、いや待てよ。この能力は周囲に信じてもらえなきゃ発動もできない。つまり出来損ないの能力だ、どうやって信じさせる？」
近くにいる人物―――あの二人だな。
そんな時、ノック音が聞こえる。
丁度良い、誰か来た。
「ガット……見てろよ。」
“絶対にお前たちの思い通りなんかにさせない、むしろ能力を植え付けたことに後悔してもらうからなっ”
監視カメラに向けて俺は目で訴えかけた。
「あ、二人とも！来てくれたんですねっ、どうぞ上がってください！！」
俺は愛想良く微笑み、嬉しそうな声を出す。
（まずはこの二人に嘘を信じ込ませる！）
- Re: 僕らは能力者になった。≪サバイバル系、募集中≫ ( No.19 )
- 日時： 2020/05/17 13:42
- 名前： 鹿 ◆ZEIzMZ8KLw （ID: SBfM4Tnq）
「ほわぁ…さっきぶりだね、ソフィスト君。」
「ふふっ、お邪魔します！早速情報交換といきましょうか？」
ビツは欠伸をしながら、ラサは微笑みながら入ってくる。
(まぁ嘘つく確率が高いなぁ。命なんてのを賭けてるし。でも僕の能力はコレだからなんとかホントのことをいってもらわないと…とっても困るんだよね。)
(さて、本当の事をいってくれるかな？こういうゲームではできるだけ冷静な子供が大切だ。私達が考え付かない事も考えられるし、何より子供が質問すると周りに信頼されやすい。まぁそれはビツがいるから問題ないけど。)
お気楽そうな顔で計略を図らせながら。
「情報交換かぁ…といっても僕のコレは紙を見せた方が早いね、ホレ。」
「あけすけすぎるわ…私は精神操作系よ。」
- Re: 僕らは能力者になった。≪サバイバル系、募集中≫ ( No.20 )
- 日時： 2020/05/17 15:27
- 名前： 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM （ID: FCVTIPcN）
- 参照： http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
（紙を出してきたか……どうしようか、、ここは）
「俺の能力は危険すぎて……これからこの能力を使うのが恐くて、、言うのもッ」
俺は涙を流す。
勿論演技なのだけれど、隣のラサと呼ばれている女性の瞳が揺れ動く。
（これは知るのが恐いという感情。恐怖、好奇心、、、よし上手くいってる。主天使さんはやっぱりこれくらいの芝居で上手くいかないと……全部わかってるさ）
「早く教えてよ、どういう能力か」
―――疑いの眼。
（フッ面白い、簡単に信じ込まないならこの手を使うよ）
「一度に一人ずついうのは恐いからまずは主天使さんからでもいいですか？」
目をウルウル潤わせて主天使さんを見つめる。
流石の主天使さんも溜め息を吐いて「ああ」と短く言って部屋を出ていく。
ドアを挟んだ外には主天使さんがいる。
「で、どういう能力なの？」
能力をそのまま見せるんだ！
「危険だから見せるのをためらいましたが、、俺の能力は手を自由自在に拳銃や大砲にできる能力です……！」
（彼女は俺の能力をまだ知らない、好奇心と恐怖という二つの感情が入り混じった今――――俺の言葉でガットと同じ能力だと一瞬でも思うっ。この瞬間を狙っていた、信じ込まない相棒の彼がこの場に居ない時にね――！）
たちまち手が大砲に変わる。
成功した！！！
「これで、信じてもらいましたか……？どうか、、怖がらないでください！」
俺は彼女の手を不安そうな顔で握る。
「っ！わかった、、怖がってないから安心して。」
そう俺の背中をさするとドアを挟んだ向こう側にいる冷や汗をかきながら主天使さんを呼びに行った。
（一番信じ込んでいる彼女から話を聞くことによって彼も信じ込むだろう、こんなの簡単だ――俺はこの頭脳を使って生きて此処を出る！！）
そしてこの馬鹿げたゲームをしようとする組織をぶっ壊してやる！！
- Re: 僕らは能力者になった。≪サバイバル系、募集中≫ ( No.21 )
- 日時： 2020/05/17 15:59
- 名前： 鹿 ◆ZEIzMZ8KLw （ID: SBfM4Tnq）
「ビッ…ビツゥッ！！！」
扉を開けるとラサちゃんから思いっきり抱きつかれる。
「…どしたの？」
「…彼の能力は本当だよっ、だって見たもの…！！」
…成る程この子供、自分の能力をラサちゃんに信じこませやがったか。
とはいえ僕は彼の能力を知らない、嘘か本当かはまだ判断できないな。
「…まぁラサちゃんが信じてる事だし、一応は君の能力を信じるよ。この子の様子からみると…それこそ段違いに危険な能力か、さっきご丁寧に見せて貰ったあの能力か？」
軽く笑いを交えてそう言う。
その言葉に子供の表情が一瞬動揺で固まる。
…もしあの能力だったらタチが悪い、二重でこの子をさそいやがった。
「ハッ。僕の能力は見てくれたかな？まぁこんな所に閉じ込められた仲間なんだ、仲良くやろうよ。」
せめてもの社交辞令で言う。
＿＿＿＿_この子達に幸運を。
- Re: 僕らは能力者になった。≪サバイバル系、募集中≫ ( No.22 )
- 日時： 2020/05/17 16:16
- 名前： 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM （ID: FCVTIPcN）
「“一応”でも信じてくれるんですか、お優しいんですね。そうですよ、協力しましょう」
俺は動揺を隠すように作り笑いをする。
（やっぱり、危険だ。この人に俺の本当の能力を知られると殺されるかもしれない―――……この状況で心の休まるときなんかないんだ……警戒しないと）
俺はドクン、と揺れる心臓を抑え込む。
（大丈夫、俺の芝居は完璧だ、、今のところ嘘だって怪しんでいる心理的反応もない）
『あ、あ！聞こえていますか！？華麗なゲーマーさんたち、これから第一回のサバイバルゲームを行います。各案内人がフィールドに案内しますので大人しくついていくように、言う事を聞かない場合は解っていますよね？』
ガットの声に俺達は唾を飲み込む。
（とうとう、、命を懸けるゲームが始まる……！）
『ルールは理解しましたか？参加者の皆様には左手に腕輪を着けさせてもらいました。その腕輪にはdead endを知らせるべく真っ赤に光り輝くようになっています！輝いたら殺されるので覚悟をしておいてください！』
その言葉に俺達は同時に左腕を見る。
（本当だ、、、いつの間に！）
今は時間を表す水晶体に何の光も宿していない。
その時、部屋のドアを蹴り破る音が狭苦しい部屋に鳴り響いた。
「お邪魔するよ！！あたしはパンテール、案内人であり監視役さっ！お前らを会場に連れて行くぜ」
ハスキーな声のパンテールと名乗った女は鋭い瞳を俺に向ける。
「短いかもしれないが宜しくな、死にぞこないのゲーマ達」
（パンテールはフランス語で豹。此処に居るという事は能力を持っているという事か、監視人も俺達を殺すことがある、、ここにかいてある。コイツも警戒しないと）
それに、と俺は考える。
（短いかもって俺達が死ぬかもしれないって思ってるって事か）
ふざけるな、ここで死ぬわけにはいかないんだよ
俺は拳を握りしめる。
待っている奴がいるんだ、こんな疑い深い人を信じられない俺だけど、、たった一人の大切な奴がいるんだ。
- Re: 僕らは能力者になった。≪サバイバル系、募集中≫ ( No.23 )
- 日時： 2020/05/17 16:51
- 名前： 鹿 ◆ZEIzMZ8KLw （ID: SBfM4Tnq）
ドアを蹴り破ったパンテールとなのる女とラサちゃんに聞こえないように、見えないようにソフィスト君の肩に手をおいて耳元で囁く。
「君に幸運を。」
「…えっ？」
驚いたようにソフィスト君はこちらを向く。
「いくら君がいけすかなくても知恵が回っても、一人で生き抜こうとしても、子供を守るのは大人の役目だ。」
＿＿＿＿生きたいんだろ。
「さぁ行こうか。パンテールさん、お待たせしてすまないね。案内してくれるんだろ？」
- Re: 僕らは能力者になった。≪サバイバル系、募集中≫ ( No.24 )
- 日時： 2020/05/17 18:36
- 名前： 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM （ID: FCVTIPcN）
『いくら君がいけ好かなくても知恵が回っても、一人で生き抜こうとしても、子供を守るのは大人の役目だ』
そういわれて俺は言葉を発せなかった。
全て見透かされていたから。
この外には俺を待っている奴がいるから、こんな俺を信じるって言ってくれたやつがいるから。
「、、、死にたい奴なんていませんよ」
俺はそう微笑んだ。
『ルールは簡単、夜になるまでに生き残ればいいだけ。殺されたら殺されたで火葬いきなので頑張ってくださいね～、ではよーい、ドン！！』
会場につき、一斉にみな走り出す。
俺の腕輪が赤く光る。
「！くっそ、、始めっからかよ」
- Re: 僕らは能力者になった。≪サバイバル系、募集中≫ ( No.25 )
- 日時： 2020/05/17 19:51
- 名前： 鹿 ◆ZEIzMZ8KLw （ID: SBfM4Tnq）
「…おや、君悪運強いねぇ」
「そんな呑気な事言ってる場合じゃないでしょ、ソフィスト君大丈夫！？ビツも彼に幸運は！？」
「あれは僕には制御出来ないんだよ…」
ビツは泣きごとを漏らす。
「…！？私も…！！」
見るとラサの腕輪が赤く光っている。
「…あ"…？」
ビクッ
ラサとソフィストがドスの効いた声を聞いて震える。
それほどに低く、地獄を這うような声だった。
「死なせるかっつうの…。」
「(ひぇえ…怖っ)」
- Re: 僕らは能力者になった。≪サバイバル系、募集中≫ ( No.26 )
- 日時： 2020/05/19 11:51
- 名前： 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM （ID: FCVTIPcN）
「、、、絶対生きて帰る―――あいつの為に」
俺は拳を握り締める。
『信じて待つから、理久……兄』
俺はフッと口角を上げる。
「結、俺の事まだ信じてくれてんだろ……絶対戻るからな」
その時、主天使さんの眼が鋭くなったのに俺は不覚にも気づかなかった。
俺は隣の主天使さんに呼びかける。
「同盟組みません？俺達、揃ってdeadendなんで一緒に返り討ちにしましょうよ」
すると、彼女は「ええ」と返事をする。
「よそ見はいけねぇな！！死にぞこないのゲーマー」
俺はその大声に瞬時に振り向く。
（さっきのパンテール！！？……まさか、アイツが俺の事を）
いきなり監視人かよ。
でも、面白い。
受けて立つ。
俺は二人の先頭を切ってパンテールの攻撃をよける。
（爆弾か……俺達の逃げるところが爆破されている……逃げ回ているやつを瞬時に反応して爆破できる能力か、、、流石監視人。ある意味、最強だよな）
「どうした？攻撃はしてこないのか？？参加者一の頭脳派、、、ソフィスト！！」
（俺のコードネームを知っている……！）
何でもお見通しってわけか。
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