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この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉
日時: 2020/11/24 18:35
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

 ――――――魂を与える者。
 魂を奪う者。 
魂を奪われる者。
 魂を欲する者。
 魂を宿す者。
魂を棄てた者――――――――
 
 この世界は奪われるか奪うかで決まる。

_____________________________

 どうも皆さま、お久しぶりです。
スレを立てるのはこれで三回目ですが、今回は戦闘系をテーマにしています。
登場するのは神、死神、悪魔、天使、幽霊、人間です。
 楽しいなりきりにしていきたいので下記のルールを守って下さいね。

【ルール】
・カキコの決まりは守って下さい。
・荒らし等は完全無視するようにして下さい。
・口論等はしないようにして下さい。
・持ちキャラは三キャラまでにします。
・恋愛も相手の許可があればokです。このスレは3L(NLBLGL)okです。
・確定ロル(他の方のキャラの行動を確定させる文章。他の方のキャラを動かすのもここ)はなるべく控えるようにして下さい。戦闘時は禁止です。
斬りかかった、なら避けるなり受け止めるなり当たるなりできるけど、問答無用で当てられたりするのは不平等なのでやめて下さい。
モブや自キャラならいいです。
・西洋人と日本人にこだわらず、中華人も良いですが、言葉は日本語にして下さい。


【目次】
・世界観&用語>>1
・属性>>2
・キャラシ>>3
・ストーリー>>21-30 >>34-

【参加者様一覧】
死神・回収課 〈スレ主/ザーシャ・カルティア〉>>4
悪魔     〈スレ主/寿々木理人〉>>4
悪魔     〈ジャスミンティー様/神無月麗花〉>>6
死神・回収課 〈ジャスミンティー様/ルナ・シルフィール〉>>6
死神・管理課 〈yuo様/如月鈴〉>>9
神      〈鈴乃リン様/福寿幸〉>>10
神      〈鈴乃リン様/布袋契此〉>>10 
天使     〈yuo様/夕胡屋按〉>>18
天使と悪魔のハーフ〈ジャスミンティー様/蒼乃宗太〉>>20 
死神・回収課 〈鈴音様/星乃彩葉〉>>31 
天使     〈鈴音様/星乃未来〉>>31 
人間     〈スレ主/九條翡翠〉>>32
神      〈鈴乃リン様/弁財天〉>>128
人間     〈鈴音様/笹木希空〉 >>301

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Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.190 )
日時: 2020/11/02 06:44
名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)

「落ち着けっ、ルナ!」

ズドーン、と雷が落ちた。僕はザーシャから弁財天に目線を向けた。彼女は真剣な表情でザーシャを睨んでいた。

「……雪、消えたねぇ、というかあたし、ザーシャ殴りたいっ!あいつぜっったいに赦さないもん!」
「…………なんで」
「だってあいつ、あたしのこと婆って言ったんだよぉ!!?おしとやかなレディに向かって婆はないでしょ!?そんな口利くような死神が位が上とかサイテー!!」

中間はおかしい。

「あたし、思ったんだけど、ザーシャは種族で判断しすぎ!何が気楽な神だよ!あんたが神のこと、天界本部のこと知らないだけで、神は気楽だとか決めつけちゃってさぁ!そんなこと言ってるからあんたの後輩達は馬鹿になるんだよ。」
「!」
「だいたいねぇ、天界本部だって階級があんの!まずあんたは天界本部の頂点は天照様だと思ってるでしょ。ほとんどの死神はそう間違って解釈してる。あんた達馬鹿だから、本当の頂点はイザナギ様イザナミ様ってこと知らなかったんでしょ?天界本部の頂点も知らない奴達に神は気楽だのグチグチ言われる筋合いはありませぇ~んっ!!!」

僕は思った。弁財天を敵に回すとやばい。

「確かにあたしは気楽な神だけどねぇ、福禄寿と布袋尊はすっごく真面目!あたしよりも神の仕事頑張ってるもん!そんなこと知らないのに、気楽なんて言ってられるか!あたしの“師匠”と“弟弟子”舐めんな!」
「……弁財天!!?」

Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.191 )
日時: 2020/11/02 18:19
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

〔ザーシャ/死神協会周辺〕

 「……で?それで、だから何?」
周りの者から見たらボクの今の対応は可笑しく見えたに違いない。他の後輩達も目を丸くしている。
こういう時こそ、頭のいい奴ほど冷静だ。
「………って、ふふ、面白い!!そんな真っ赤な顔になっちゃってさ~、ハバネロみたいだね。でも撤回しないよ、アンタの事、婆って言った事」
ボクと弁財天の間に火花が飛び散る。
 相手はふーふーっと呼吸をしながら悍ましい地獄の底から這い出た山姥のようだ。
対するボクはにっこりと笑う。
「まあ、仕方がないよね。ボクみたいな死神が上に立っているのは組織にとって有能だから、………望んで上に立ったんじゃない……だからボク、捕まらずに護られたんだろうね~あの時も。今も昔も………」
ポツリ、と呟いた。
 「まあ、今の天界事情には納得がいってないんだ、天照大御神が本来ならば上に立つべきだって思ってる、だってそれなりに人間界でも祀られてるし……まあ頂点だと思っているなんて一言も言っていないしけど、想像が得意なんだね」
馬鹿にするように微笑む。
だって一言も彼女が頂点だなんて言っていない。それは本人の想像であり自分の本心そのものだ。面白い……神の癖に冷静でいられないのだ。
だから、あんな争いを犯した。
 それにイザナギとイザナミはそんなに人間界で祀られていない。日本の皇室の式典だって天照大御神の神社で執り行われる。
「っていう事は置いておいて、種族で判断するのは普通でしょ、普通。この世界で生きて居ると種族で優遇される。ハーフ何て差別の対象だ、勿論、……死神も、神も。異端がいるだけでそれはもう卑下される」
顔が歪む。
好きで、この世界に居るわけじゃない。
結局は鎖に繋がれた人間だ。
 「……福禄寿、嗚呼、ボクは確かに争いを産んだ原因でもある。それは理解してる……痛い程……だけど、その婆神だって争いを犯した者だ、どっちが悪いなんて、言えないんじゃない?」
 痛い程、理解してる。
そのせいで、先輩を、愛おしい先輩を、失くした。
ギュッと唇を噛んだ。


〔翡翠/自宅〕

 「亡くなったんじゃない………売られたのよ、私は。まだ拾われるだけでいい、私を買った人たちは目を向けてくれなかった。私は、道具だったから」
不器用に微笑んだ。
そうだ、売られた。私は、実の親に、大金で。
買われてからも酷い目に遭った。貧乏のうちで育った養子だからと言って学校では酷いいじめを受けたし、何でも一番じゃないと叩かれたり冷たい目を向けられたりもした。
食事がなかった日もあった。
 「………まあ、養親が亡くなって父方のお爺様の家に引き取られてたけど………そこで、寿々木が現れて連れ去ってくれたの………」
連れ去った。
彼は突然現れた、お墓で泣き叫ぶ私に、手を差し伸べてくれた。
 『神なんていない、いるものか、何でこんな目に私を遭わせるの!!憎い、この世の全てが憎い!!!!!!』
って叫んだ。
 「風は、色んな人から愛されてるわ。それこそ神としても普通の人間としても、……わたしが貴方を今、人間と思ってこうやって過去の事を話しているように」
にこっと微笑んだ。


「貴方は私のたった一人の友達ね、だから、タメ口、して。じゃなきゃ何か寂しいわ」

Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.192 )
日時: 2020/11/02 18:12
名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)

ルナ「止まっ.....た。」
ストン、と体が落ちる。
ぽろぽろ涙が出てくる、次第に視界が暗くなってきた。
宗太を侮辱するような声が聞こえたけど、ダメだ。
私は意識を失った。

Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.193 )
日時: 2020/11/02 19:28
名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)

〔福禄寿 死神協会周辺〕

「ッ……弁財天、落ち着いて。僕らの戦う相手はザーシャじゃない。」
「嫌だ!あたしはザーシャのこと、絶対赦さないもんっ!種族で判断するのはよくない!どんな種族でも、中身が大事!この世界の種族の中で差があろうとも、『種族同士の上下関係は絶対ない』!!あたしはそう信じてる!例えこの世界があたしのこと否定しても、あたしはずっとこの意志でいる!だから、だから……」

最後の方は嗚咽が交じって聞き取りにくかったが、はっきりとした声で叫んだ。

「もう福禄寿と布袋尊を馬鹿にしないでよぉっ!!!」

そう叫ぶと、赤子のように弁財天はその場にしゃがみこみ、泣きじゃくった。その時僕は思った。
彼女は本当に強い。いっつもへらへらしてると思ってたら、ちゃんと物を言う。

そう言えば、弁財天は何から生まれたのだろう。
僕は人間の欲から生まれた願いを叶える福、禄、寿を司る神。
だけど、弁財天はちゃんとした出生を僕らに言わない。出生はともかく、本名も晒さない。

『あたし?あたしはフツ~に神として生まれて天界本部に認められた神だよ~、だいたい本名を知ってなんの意味があるのさ?』

弁財天はもしかすると、布袋尊のように特別な出生なのかもしれない。でもそのことを隠して平然と振る舞ってる。
彼女にとっての“フツ~”は、どんなものなのだろう。

以前弁財天が僕の家で修行してた時、寝言でこんなことがあったような気がする。

『もうあたしから何も奪わないで……』

間違いなかった。弁財天は過去に“何か大事なもの”を奪われている。
そのような苦しみを、あの小さな体で支えている。

「……福禄寿、あたし最低だ。神の皆を傷付けちゃう……。ただ単にあたしは皆で仲良くしたいだけなのにさ、逆方向に進めちゃう。」
「そんなこと言わないでよ。」

弁財天は顔をあげずに掠れた声で僕に言った。こんな小さな声が弁財天の口から出るなんて、思ってもなかった。こんな声だと、ザーシャには届かない。

「…………ねぇ福禄寿、アレ、やりたい。」
「アレって…………まさか!!?」

Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.194 )
日時: 2020/11/02 19:31
名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)

〔布袋尊 翡翠宅〕

「売られた……!!?酷い、なんて親なんですか……」

翡翠さんも、苦しい過去を背負ってる。オレにとっても、翡翠さんはよき理解者なのかもしれない。

「……わかった。タメ口、頑張る。」

Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.195 )
日時: 2020/11/02 19:41
名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)

ここ.....どこ?
当たりは暗い空間。
ここから出て争いを止めないと...。
しかし、出口が見つからない。
そしてひとつ、鏡を見つけた。
私はその鏡を見て、驚いた。
目からハイライトが消えて、何も表さない無表情の私の顔があった。
ルナ「....?」
とたん、何も感じなくなった。
そして冷気が出てくる。
でも、ちがう、皆を守る暖かい冷気だ。
ルナ「......お願い。」
と、手を伸ばす。
ルナは光に包まれた。
そして倒れたルナが体を起こした。

Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.196 )
日時: 2020/11/02 21:27
名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)

〔鈴/死神協会周辺〕

怖ぁ…
「えと…落ち着いて…ね?ほら…」
あぁ、怒られそう。部外者は引っ込んでろぉって。
「…………ねぇ福禄寿、アレ、やりたい。」
「アレって…………まさか!!?」
アレ?もしかして何か凄い攻撃とか?え、無理。
危険を察知する力が働いたのだろうか。琉竜に乗って空高くまで舞う。避難だ、避難。

Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.197 )
日時: 2020/11/02 21:36
名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)

「……………。」
ヤバいかも。
直ぐに氷でガードをした。

Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.198 )
日時: 2020/11/02 23:28
名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)

「ダメ!絶対ダメ!それは神術の中でも最も危険な術で、禁術でもある!たとえ弁財天が生き残っても、弁財天が重い罪を掛けられて、神解きになるかもしれないのに……」
「だってだって、こんなあたしが大嫌い!あたしが消えれば、このこと全て無くなる!」

今弁財天が行おうとしている術は『武器破壊』。
神の生命は体に宿るものではなく、自身の持つ武器に宿っている。つまり、神の体が致命傷を負っても、武器さえ壊れなければ神は健在、ということ。
武器破壊は、悪いことをした神に罰する方法の1つとされていた。ただ現在の天界ではこの術を『禁術』とし、二度と行われないようにされていた。だけれど、古くから神として生きてる僕や弁財天は武器破壊の方法を知っている。

弁財天の武器は琵琶。つまり琵琶を壊せば、弁財天の命は無くなる。弁財天はそれで、自決しようと思ったのだろう。

「ッ……」

僕は怒りのあまり、後ろから弁財天の肩を押して、彼女の腕を拘束した。そして素早く琵琶を奪い取る。

「ちょっと、返して!それあたしの琵琶だから!」
「嫌だ!弁財天が武器破壊をしないと約束するなら返すよ」

Re: この世界の果て、で僕らは。【戦闘系】〈募集開始!!〉 ( No.199 )
日時: 2020/11/02 23:49
名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)

ルナ「………。(禁術…。)」
眉尻を下げて、今はあまり喋れないし、
表情も消えている。
ルナ「………。(止めたい。)」


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