ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作小説、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

• 掲示板一覧トップ
• 新規スレッド作成
• キーワード検索
• お気に入りスレ

■漢字にルビが振れるようになりました！使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
　入力例）鳴(な)かぬなら　鳴(な)くまでまとう　不如帰(ホトトギス)

きっと、これは嘘だから。【医療系】【募集中】

日時： 2022/01/19 22:56

名前： 命 （ID: WGSapCs1）

きっと、これは嘘だから。

壮大な壮大な嘘だから。

きっと明日は笑えるから。

きっと明日は動けるから。

泣けるから、怒れるから、普通になれるから。

夢ばかり見て入れない。

もう起きる時間だ。

私たちに普通は訪れない。

多分、永遠に。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鷹取総合病院の第三種病棟は、体に不自由のある子供が入院する。
その中で、命の火種は毎日のように消えたりついたりしている。
彼らは必死に生きようとする。
ただ、明日の太陽を拝むために。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
患者カード
【氏名】四条　貴
【年齢】11歳
【性別】男
【病気】原因不明、調子が悪い日は指先しか動かず喋ることもできない。目も見えなくなり耳も聞こえなくなる。
調子のいい日は、普通に生活できる。　　　　　　　
基本は車椅子生活。
【見た目】優しめ面持ち。
ロシアのクォーターで、目が若干青みがかっている。
【病室】305号室
【備考】若干過去にトラウマあり

コピー用

【氏名】なんでもいいですよ！
【年齢】18歳までで！
【性別】男、女、どっちでもない、からお選びください！
【病気】あるのでも、ないのでもいいです！
【見た目】画像でもいいです！
【病室】30？系で！
【備考】なんでもあり！

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

---

Re: きっと、これは嘘だから。【医療系】【募集中】 ( No.4 )

日時： 2022/01/23 19:52

名前： 命 （ID: WGSapCs1）

貴くんの、顔です！　https://picrew.me/image_maker/1011016/complete?cd=nUwl2TE8sr

Re: きっと、これは嘘だから。【医療系】【募集中】 ( No.5 )

日時： 2022/01/23 20:02

名前： 命 （ID: WGSapCs1）

小鳥遊医師の、顔です！
https://picrew.me/image_maker/1011016/complete?cd=DDxbgiDoze

Re: きっと、これは嘘だから。【医療系】【募集中】 ( No.6 )

日時： 2022/01/23 20:05

名前： シャード・ナイト☪︎*｡꙳ ◆GHap51.yps （ID: NdcMw1Hu）

冬side

「……こな、いで」
「ふ、冬？」
「来ないでって言ってるでしょ！」
「何を言ってるの、冬？　お母さんよ？」
「お前みたいな化け物がお母さんな訳がない！　声を真似ても無駄だから！　帰れ！」
　見舞いに来た母親に、彼女はそう言い放った。
　少女の目には、優しそうな女性が、悪魔のように見えていた。その目は、人を見る目じゃなかった。
「……お母様、行きましょう。わかったでしょう？　面会謝絶の理由が」
「…………あぁ、あぁぁあぁ……」

　―――……大丈夫だよ。冬。化け物は、出て行ったよ。
　その、頭に響く透明感のある声で、冬は目を開けた。
「……うん、大丈夫。いない。出て行った、ちゃんと」
　震えながらそう言い、ベッドど壁の間、端っこの方に身を潜めた。
　―――冬、今日は、お散歩に行こう。そろそろ歩かないと、そのうち、歩けなくなっちゃうよ。
「でも、怖い。怖いよ……」
　―――大丈夫、私がついているもの。手を握っていてあげる。離さないよ、何があっても。
「……うん、分かったよ、”夏”……」
　そう言って彼女は、ベッドから降りた。
　さっきの一連の騒動で、スリッパを投げつけたから、それを拾うまで、ひんやりとした床の上を素足で歩いた。
「夏……どこへ、行くの？」
　―――さぁね、どこだろう。ぶらぶら歩いて、どこかへ……。

Re: きっと、これは嘘だから。【医療系】【募集中】 ( No.7 )

日時： 2022/01/23 20:19

名前： 命 （ID: WGSapCs1）

慶side

「検診の時間だぞー、冬ちゃん、今日は…。」
素足で歩いていて、スリッパも転がっていてびっくりした。
「どうしたんだ？怖い人でも来たのか？」
優しい声できく。

Re: きっと、これは嘘だから。【医療系】【募集中】 ( No.8 )

日時： 2022/01/24 17:44

名前： シャード・ナイト☪︎*｡꙳ ◆GHap51.yps （ID: NdcMw1Hu）

冬side

「……せん、せい……？」
　声にはっとして、上を向こうとするが、ピタッと止める。
　もし、化け物だったら？　声をまねている、化け物だったら―――
　―――……冬、化け物じゃないよ。大丈夫。
　その声に、応じるように顔を上げる。

Re: きっと、これは嘘だから。【医療系】【募集中】 ( No.9 )

日時： 2022/01/24 18:19

名前： 命 （ID: Jolbfk2/）

「大丈夫だから、僕は、冬ちゃんの味方だから。」
少し落ち着いたことを確認して、本題に切り出す。
「ちょっと、友達になって欲しい奴がいるんだ。会うだけでも良いからさ？」

Re: きっと、これは嘘だから。【医療系】【募集中】 ( No.10 )

日時： 2022/01/24 19:02

名前： シャード・ナイト☪︎*｡꙳ ◆GHap51.yps （ID: NdcMw1Hu）

冬side

「……友、達……？」
　少しだけ怪訝そうに先生を見上げる。
　―――いいんじゃない？　先生は味方だから、大丈夫だよ。化け物と友達になってほしいなんて、言わないよ。

Re: きっと、これは嘘だから。【医療系】【募集中】 ( No.11 )

日時： 2022/01/24 20:45

名前： 命 （ID: 7/pkw8b6）

「病室、すぐそこだから。」
そう言って、冬ちゃんの手を引く。
「悪い奴じゃないんだけど、ちょっとね…。」
訳ありだから、と呟く。

Re: きっと、これは嘘だから。【医療系】【募集中】 ( No.12 )

日時： 2022/01/24 20:51

名前： シャード・ナイト☪︎*｡꙳ ◆GHap51.yps （ID: NdcMw1Hu）

冬side

「……？」
　病室を出ると、少しだけ体がこわばった。
　―――大丈夫だよ。ほら、手。
「……うん、分かった……(小声)」

Re: きっと、これは嘘だから。【医療系】【募集中】 ( No.13 )

日時： 2022/01/24 21:19

名前： 命 （ID: SsOklNqw）

「貴ー、大丈夫かー？」
あちゃ、今日は体調悪いのか。
貴の、隣に座ると手を取り指文字で
『き、ょ、う、の、ち、ょ、う、し、は、ど、う、だ』
と書いた。
すると、貴はかすかに微笑んだ。
『そ、り、ゃ、わ、る、い、よ、な』
「冬ちゃん、こっちきて。」

---

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

---